バッハと後妻を探して(PART 1)
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デンマンさん。。。、バッハと後妻を探しているのですかァ~?
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いや。。。 僕は別にバッハと後妻を探しているわけじゃないのだよ。。。
じゃあ、いったい誰が探しているのですか?
ちょっと次のリストを見て欲しい。。。
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■『拡大する』
■『バッハと後妻』
これはライブドアの僕の「徒然ブログ」の日本時間で8月14日の午後11時18分から翌日15日の午前2時20分までの3時間の「生ログ」なのだよ。。。 赤枠で囲んだ箇所に注目して欲しい。。。
あれっ。。。 デンマンさんのブログに掲載された『バッハと後妻』を読んだネット市民がいたのですねぇ~。。。
そうだよ。。。
もしかして、上のリストの写真の女性が読んだのですか?
オマエ、よく分かったねぇ~。。。
誰だって、その程度の推測はできますよ! デンマンさんだって、そのつもりで写真を貼り付けたのでしょう?
やっぱり、分かるゥ~? 実は、川崎市多摩区に住んでいる馬場初代(ばば はつよ)さんが読んだのだよ。。。
。。。で、いつものようにIPアドレスから初代さんが読んだことを突き止めたのですか?
そういうことだよ。。。
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いつも不思議に思うのですけれど、デンマンさんの記事を読みにやって来るネット市民はどうして美人ぞろいなのですか?
僕が美人が好きだからだよ。。。
デンマンさんが美人が好きだからといって、美人が読みにやって来るわけないでしょう! 馬鹿バカしい事を言わないでくださいよう。
あのさァ~。。。 オマエこそ馬鹿バカしいこと言うなよ! 読者のプライバシーを保護する必要があるだろう! 本人の正真正銘の写真を貼り出すわけにはゆかないのだよ!
つまり、その代わりにデンマンさん好みの美人の写真を貼り出すわけですかァ~?
その通りだよ。。。 オマエはブスが好みなのォ~?
いや。。。 別にブスにハマッているわけじゃありませんけど、たまにはブスの写真を貼り出さないと不自然ですよ。。。
あのさァ~、この記事を読む人だって、ブスよりは美人を見た方が癒されるのだよ! 本題に関係ないことで重箱の隅を突っつくような事を長々としゃべるなよ!
分かりました。。。 で初代さんは、現在何をしているのですか?
川崎市にある昭和音楽大学でピアノ科に籍を置いて猛勉強しているのだよ。。。
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なるほどォ~。。。 初代さんはバッハの曲が好きなのですねぇ~。。。
初代さんは『バッハと後妻』を読んだのだから、誰だってそう思うだろうなァ~。。。
ところで、初代さんはどのようにして その記事を見つけたのですか?
次のように検索したのだよ。。。
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■『拡大する』
■『現時点での検索結果』
あれっ。。。 どうしてビキニ姿の初代さんが検索結果に出てくるのですかァ~?
いちいちオマエは写真に拘っているけれど、そんなことは本題に関係ないので、どうでもいいんだよ!
分かりました。。。 でも、どうして「バッハと後妻 太田将宏 恋愛至上主義」と入れて検索したのですか? オイラの名前が入ってますよう!
あのさァ~。。。、オマエは、けっこうネットでは有名になっているのだよ!
マジっすかあああァ~!?
ちょっと次の検索結果を見てごらんよ!
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■『拡大する』
■『現時点での検索結果』
オマエの名前を入れてGOOGLEで検索すると 5,120,000件もヒットするのだよ。。。
あれっ。。。 オイラはいつからこれほど有名人になってしまったのですかァ~?
いつからってぇ~、もう10年以上も前からだよ!
まさかああああァ~!?
まさかじゃないよ! 上の検索結果を見れば明らかじゃないかア!
でも。。。、でも。。。、検索結果の上位を見ると、ほとんどすべて、デンマンさんが書いた記事ですよ!
そうだよ。。。 僕とオマエで、何回となくクラシックのことについて語り合ったのだよ。。。 でも、誰がオマエのことを書いたのか?。。。 それは関係ないのだよ!。。。 とにかく、オマエの名前はネットでは、ほぼ普通名詞になっているのだよ。。。 だから、初代さんも、オマエの名前をキーワードとして書き込んだわけだよ!
マジで。。。?
初代さんに訊いてみないと、はっきりしたことは分からないけれど、彼女はかつて『バッハと後妻』を読んだに違いない! じゃなかったらオマエの名前など覚えてないはずだよ!
つまり、初代さんは かつて『バッハと後妻』を読んで、オイラの言ったことがとっても素晴らしかったので、それでオイラの名前が初代さんのオツムに刻み込まれていた、とデンマンさんも思うのですか?
いや。。。 たぶん、その反対だと思うのだよ。。。
反対だと言うとォ~?
オマエが聞くに堪えないひどいことを言ったので、オマエの名前が初代さんの記憶に残ったのだよ。。。
。。。でも、オイラは聞くに堪えないような非常識なことを言ったでしょうか?
言ったのだよ。。。 オマエが書いた次の記事を読んでごらんよ。。。
1.1 クラウディオ・モンテヴェルディ
(1567 – 1643)
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これはどうしたことか。
どの時代の、どの作曲家の音楽を聴いても、私は、近頃 好意と嫌悪を同時に持つような反応をしている自分を感じるのだ。
クラウディオ・モンテヴェルディの<<アリアンナの嘆き>>を聴き始めたとき、そのLasciatemi morire(Let me die;死なせて)、のところで、何か間の抜けた、あるいは、虚ろな響きを聴いて、私は疲れているのか、と途惑った。
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実は、morire(死ぬ)、と唱われる処に平行五度があったのである。
モンテヴェルディのことであるので、これは、彼が意識してのことである、と私は信じる。
つまり、これは、見捨てられたアリアンナの内面の空虚としての意味がある、いや、生半可な感情主義以上に効果があるとすら思えるのではあるが、私には、何か、かなわないなあ、といった印象を拭いきれない。
バッハも言ったように、やはり、平行五度や平行八度は聴き苦しいのであろう。
私は、無論、ここで、モンテヴェルディに苦情をいっているのではない。
この嘆きは、オペラのアリアとしては、超一級である、と私も思う。
こうした効果は、所謂絶対音楽では出番が無いであろう。
次なる問題は、私がオデュッセウスに捨てられたアリアンナに何処まで切実に同情しなければならないかにあろう。
それは、私には荷がかちすぎる。
東洋人の男性である私の心が動くなどというのは、もともと無理だったのではなかったか。
かといって、好奇心を満たすだけにしても、感覚的には耳障りという障害がある。
平衡五度に感動するわけにはいかないのでる。
しかし、彼女への同情が無ければ感動も無いであろう。
さらに言えば、これは、現代のヨーロッパ人にとっても、いや、バロック初期のイタリア人ですら、程度の差こそあれ同様なのではないか。
作品が立派である、という認識と、それが私(たち)に感動をもたらす可能性は、不幸にして乖離している。
このことは、一つの作品の水準は、好きとか嫌いとか、あるいは、その作品の有用性(草子地:つまり、感動を求めてそれを聴こうとする人にとっては、感動そのもの)とは別の平面にある、ということの例証にもなるであろう。
音楽は、けっして、世界共通の言語などではない。
異なる時代にも亘る言語ですらなかった。
それでは、ヨーロッパ音楽の伝統とは、そもそも、いったい何であったのであろうか。
小澤征爾が言っていたことであるが、彼が若い頃、東洋人がヨーロッパの音楽をする意味、可能性について問われたとき(草子地:そういうことを聞く田舎者は世界のどこにでもいるものである。)、音楽は、世界の共通の言語であるからと、(草子地:当たり障り無く)返事をしていたところが、近頃では、何か自分が壮大な実験をしているのではないか、と思うようになってきたそうである。
壮大な実験、これは、彼だけのことではないであろう。
それにしても、ようやく我々が西洋音楽を扱うことに関して欧米(を超える)水準に達した今日の、この倦怠は何であろう。
かといっても、我々が邦楽に戻るなどとは、一般的に言って、非現実的であり、できない相談である。
バスク語を話せ、と言われた方が、まだしも抵抗が少ないのではないか。
とはいえ、短二度の導音などの無い音楽に、何か、或る懐かしさを感じるのは何故であろう。
平行五度の空虚を東洋人でも感知されるのと同様に、その懐かしさを感じとるのには西洋人であっても変りはないであろう。
音楽が世界共通の言語などではないとしても、双方がコミュニケーションが取れないほど異質なものを基礎にしているわけではない、といったとしたら、結論としては平凡すぎるのか。
それにしても、不思議なことではある。
私自身、長二度や増二度の導音のある音階による音楽など、何時、何処で、聴いたことがあったか、まったく記憶に無いからである。
少なくとも、今までに、長、短調の音楽を聴いた回数や時の長さは、旋法や五音音階のそれに較べては比較にならないほど多く、長かったはずである。
何故か、調性音楽には、そのような懐かしさは感じさせない風がある。
いつだったか、小澤征爾とカラヤンの指揮するモーリス・ラヴェルの≪ボレロ≫を聴き較べたことがあった。
小澤の演奏は、英語で言うtoo square(単純で直線的で堅苦しい演奏)であったが、カラヤンのそれは、フランス人でもないのに、何とも、セクシーで妖艶ですらあった。
やはり、小澤のような指揮者でさえ日本人では及びがたいところが今なおある。
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小澤征爾・指揮
モーリス・ラヴェル ≪ボレロ≫
カラヤン・指揮
モーリス・ラヴェル ≪ボレロ≫
一方、まだピーター・ウンジャンが第一ヴァイオリンを奏いていたころの東京クオルテットがトロントに来たときのラヴェルの演奏は、未だかつて聴かれたことのない程の名演であった。
ただ、その時の解説者による、何故かピーター・ウンジャンだけに対するインタヴュでの質問で、最後に聞くが、ただひとりで日本人に交じって演奏するのをどのように感じているか、というのがあった。
想像力の欠如した、この程度の思考様式の人間もここでは多いのである。
ピーター・ウンジャンが如何に答えるかを期待していたのであろうか。
答えようが無いではないか。彼らの演奏以外には。
それ以外の、どうでもいいことを聴きたがるのは、下賎な野次馬根性であろう。
そういえば、バッハは、作品855のフーガに於いて、二箇所にわたって壮大に平行八度を用いている(草子地:第19-20小節と第38小節)。
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これほどあからさまにやられると、良いも悪いもない。
ただ、ぎくりとして、あいた口が塞がらない、といった効果がある。
このフーガは、この曲集の中で、唯一の二声のフーガである故に、よけいにめだつ。
追記(コーダ):
私は、何々至上主義、といったものが嫌いである。
例えば、恋愛至上主義。だいたい、恋愛感情などというものは、ある年頃の男女の肉体に触発された心理現象にすぎないのではないか。
そもそも、成熟した夫婦が、夫婦であるのにもかかわらずに仲が良い、などというのは、どこか異常ではないか。
長い間、生活を共にしていて、まだ互いに性的感情を持ったとしたならば、それは近親相姦に近くはないか。
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マリア & ヨハン・ゼバスティアン・バッハ
バッハは、前妻、後妻と共に仲が良かった様子であるので、私はここを書いていて、少し、困っているが。
芸術至上主義も同じ。
人生は芸術を演出する時空ではない。
(赤字はデンマンが強調)
6-7ページ
『間奏曲集―主題なき変奏-作品 2』より
デンマン注: 太田将宏が会費を滞納したようで上のリンク先は削除されてます!
『バッハと後妻』より
(2019年6月26日)
上の記事に非常識なことが書いてありますかァ~?
書いてあるじゃないかァ~!
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長い間、生活を共にしていて、
まだ互いに性的感情を持ったとしたならば、
それは近親相姦に近くはないか。
バッハは、前妻、後妻と共に
仲が良かった様子であるので、
私はここを書いていて、少し、困っているが。
これを読んで馬場初代さんは、オマエの夫婦愛の考え方に対して嫌悪感を催(もよお)したのだよ。。。
どうしてですか?
どうしてってぇ~、長い間、生活を共にしていて、まだ互いに性的感情を持ったとしたならば素晴らしいことじゃないか!
だから、それは馬場初代が独身だから、結婚生活に対して夢を持つのですよ。。。 でも、実際に30年、40年と結婚生活を共にしていると、現実はそのような夢物語じゃありません!
でも、オマエも言っているように、バッハは、前妻、後妻と共に仲が良かったのだよ!
それで、オイラは困ってしまったのですよ!
何も、オマエが困ることはないじゃないかア! 30年、40年と結婚生活を共にしていても、新婚早々のような性的感情を持つ夫婦もいるのだよ!
信じられません!
オマエ自身が前妻、後妻と共に仲が良かったバッハの事を書いているじゃないかア! それでも信じられないのォ~?
奇跡だと思います。。。 やはり、音楽の天才は普通の人とは違うのですよ。。。
夢と期待を持つ独身女性に、希望を失わせるような事を言うなよ!
つまり、この事を言うためにわざわざ馬場初代さんを取り上げたのですか?
もちろん、そればかりじゃないのだよ!
他に何が言いたいのですか?
初代さんは、次の箇所に感銘を受けたのだよ!
いつだったか、小澤征爾とカラヤンの指揮する
モーリス・ラヴェルの≪ボレロ≫を
聴き較べたことがあった。
小澤の演奏は、英語で言うtoo square
(単純で直線的で堅苦しい演奏)であったが、
カラヤンのそれは、フランス人でもないのに、
何とも、セクシーで妖艶ですらあった。
やはり、小澤のような指揮者でさえ
日本人では及びがたいところが今なおある。
馬場初代さんは上の小文のどこに感銘を受けたのですか?
だから、オマエが聞き比べてカラヤンのそれは、フランス人でもないのに、何とも、セクシーで妖艶ですらあったというところに初代さんは感銘を受けたのだよ。。。
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わァ~~ うれしいなあああァ~。。。
初代さんがオイラの音楽的感性に
感銘を受けたというのです。。。
もうこうなったら、恥も外聞もなく
天にも舞い上がる気持ちで
スキップしたいと思います。
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わァ~~ うれしいなあああァ~。。。
ルンルンルン ランランラ~♪~ン
もう一つおまけに
ルンルンルン ランランラ~♪~ン
ああァ~、うれしいなあああァ~。。。
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馬鹿ですよねぇ~。。。
こういうところで喜ぶべきでは
ないのですよ!
バッハ夫婦の仲のよさに当てられて
困っていた事をすっかり
忘れて喜んでいるのですよ!
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■『現実主義者 馬鹿の見本』
太田将宏は、あの「現実主義者」と
同じくらいノー天気なところがあります。
仕方がないから 長い目で見ながら
付き合ってゆきます。
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(すぐ下のページへ続く)
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