大崎事件
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デンマンさん。。。、大崎事件 ってぇ、聞いたことがありませんけれど、どういう事件なのですか?
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実は、僕も知らなかったのですよ。。。落語のユーチューブを探していたら、たまたま次のクリップを観たのです。。。
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この事件は1979年10月に鹿児島県大崎町で起こったのですよ。。。ジュンコさんはまだ生まれてないし、僕は、当時はロンドンに滞在していた。。。だから、ジュンコさんも僕も知らないのは無理のないことです。。。
どういう事件だったのですか?
上のクリップでだいたい分かると思うけれど、ウィキペディアには次のように書いてあります。。。
大崎事件
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大崎事件は、1979年10月、鹿児島県曽於郡大崎町で男性の変死体が見つかった事件である。
1981年までに殺人事件として有罪が確定したが、死亡原因は殺人ではなく転落による事故で殺人罪は冤罪であるとの主張があり、再審請求が続けられている。
第3次請求審は、2019年6月に裁判官5人の全員一致により最高裁判所で初めて再審取り消しが決定した。
詳細
1979年10月15日に大崎町の自宅併設の牛小屋堆肥置き場で、当時42歳で農業を営む家主の遺体が発見された。
10月18日に、被害者の隣に住みそれぞれ農業を営む当時52歳の長兄と当時50歳の次兄が、殺人と死体遺棄容疑で逮捕された。
10月27日に次兄の息子で当時25歳の甥が死体遺棄容疑で、10月30日に当時52歳で農業を営む長兄の妻が殺人と死体遺棄容疑でそれぞれ逮捕された。
主犯の長兄の妻が長兄・次兄・甥とともに保険金目的で酒乱の被害者の殺害を企てたとして起訴された。
1980年3月31日に鹿児島地裁は、被害者を西洋タオルで絞め殺して牛小屋堆肥置き場に死体を遺棄した殺人・死体遺棄罪で、長兄の妻を主犯として懲役10年、長兄を懲役8年、次兄を懲役7年、甥を懲役1年、とそれぞれ判決した。
長兄の妻のみ即日控訴するも10月14日に福岡高裁宮崎支部に棄却され、即日上告するも1981年1月30日に最高裁に棄却されて懲役10年の刑が確定した。
1987年4月25日 次兄が死亡する。
1990年7月17日 長兄の妻(原口アヤ子)が刑期満了で出所する。
1993年10月2日 長兄が死亡する。
1995年4月19日 長兄の妻が鹿児島地裁に再審を請求する。
1997年9月19日 甥が鹿児島地裁に再審を請求するも、2001年5月17日に自殺する。
2001年8月24日 甥の母親である次兄の元妻が甥の請求を引き継ぎ再審請求するも、2004年に母親は死亡する。
冤罪が疑われる事件で、知的障害や精神障害の傾向がある共犯者らの自白の信用性が問題とされる。
長兄の妻(原口アヤ子)は捜査段階から公判ないし受刑中を含めて一貫して現在まで事件への関与を否定し続けている。
共犯者で実行犯とされる長兄・次兄・甥は、捜査段階で自白させられたが、自らの公判でも否認せず、有罪を宣告した地裁判決に控訴せずに有罪判決を確定させた。
彼らは自らの公判手続で罪を争わなかったが否認したため裁判がそれぞれに分離され、同じ裁判官により同時進行していた再審請求人の公判審理に証人として出廷した際に自ら訴追事件には一切関与していない旨を証言したが、弁護人を含む立会い法曹には自らの訴追事件に対する否認であると理解されず、証言としても受け入れられなかった。
甥は受刑後に事件への関与をすべて否定して再審への道を探るも、将来に悲観して自死した。
(原口アヤ子さんを除いて)これらの共犯者とされる者らは、いずれも知的や精神的な障害があるとされている。
再審請求
第1次再審請求
1995年4月19日、裁判のやり直しを求めて鹿児島地裁に再審請求を申し立てた。
2002年3月26日、鹿児島地裁は、長兄の妻と甥に対して再審の開始を決定した。
甥の再審請求は引き継いだ母親が2004年に死亡して引継ぎ者がなく再審請求は長兄の妻(原口アヤ子)のみとなる。
2002年3月29日、検察官が即時抗告し、福岡高裁宮崎支部は2004年12月9日 鹿児島地裁の再審開始決定を取り消し、再審請求を棄却する決定をした。
2006年1月30日 最高裁は特別抗告を棄却する決定を行なった。
第2次再審請求
2010年8月に長兄の妻が第2次再審を請求した。
甥の母親の死後は長兄の妻のみ再審を請求していたが、死亡した元夫の遺族も2011年8月に再審を請求した。
第2次再審請求で弁護側は、共犯者の自白調書の疑問をつくための供述心理分析意見書を新証拠として、2012年12月に検察側が作成した未開示の証拠リストの開示を求める意見書などを、鹿児島地裁に提出した。
鹿児島地裁は2013年3月6日に、長兄の妻及び死亡した元夫の遺族の再審請求を棄却した。
弁護側は即時抗告したが2014年7月15日に福岡高裁宮崎支部は長兄の妻及び死亡した元夫の遺族の請求を棄却した。
弁護側は決定を不服として特別抗告したが、2015年2月に最高裁判所はこれを退け、長兄の妻及び死亡した元夫の再審を認めない判断が確定した。
第3次再審請求
長兄の妻が第3次再審請求をした。弁護側は遺体の解剖写真に基づく法医学者の鑑定書を新証拠として提出し、「窒息死の所見が見られず共犯者の『タオルで首を絞めて殺した』という供述と矛盾する」と指摘し、「長兄の妻が親族に犯行を持ちかけるのを見た」とする別の親族の証言を否定する内容の心理学鑑定書も提出した。
鹿児島地裁は2017年6月28日に、共犯者らの自白について「捜査機関の誘導で変遷した疑いがあり、信用性は高くない」と判断して長兄とその妻の再審開始を認めた。
福岡高裁宮崎支部も再審を認めたが、最高裁判所は弁護側が新たに証拠として提出した鑑定結果の評価が誤っていたとして、2019年6月25日付で再審開始決定を取り消した。
一、二審で認められた再審の開始を最高裁が覆した初のケースとされる。
第4次再審請求
2020年3月30日、弁護団は、鹿児島地裁に第4次再審請求を申し立てた。
2022年6月22日、鹿児島地裁は、再審請求を棄却する決定をした。
同年6月27日、弁護団は福岡高裁宮崎支部に即時抗告した。
2023年6月5日、福岡高等裁判所宮崎支部は、裁判の再審を認めない決定をした。
争点
被害者の死因
判決:タオルで首を絞められたことによる急性窒息死。
弁護側:被害者の遺体に首を締められた痕跡がない・転落事故の可能性も捨てきれない。
検察側:外傷性ショック死と推定・首に索条痕ともみられる圧迫の形跡あり。
再審決定:新たな鑑定では被害者の首に絞殺の痕跡が認められない。
自白の信憑性
判決:長兄の妻が次兄に殺害計画を持ちかけ、次に夫である長兄に持ちかけた。被害者の殺害後、甥に遺体遺棄を手伝わせた。
弁護側:3人の自白に一貫性がない。
検察側:3人の証言は具体的かつ詳細で現場の状況と符合している。
再審決定:自白の根幹が変わっている。共犯者は知的障害があり、捜査官の誘導に迎合した可能性は否定できない。
支援
2013年10月22日 日本弁護士連合会(日弁連)が再審支援を決定する。
出典: 「大崎事件」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
上のクリップを観て、上のウィキペディアの説明を読むと、冤罪であることがはっきりしている! 検察側は自白を決め手として起訴しているのですよ。。。現在であれが証拠不十分で不起訴になる事件です。。。杜撰(ずさん)な捜査に基づいて起訴したのです。。。でっち上げですよ。。。
確かに、原口アヤ子さんは、初めから事件に関わっていないと主張しているのですものねぇ〜。。。40年間も無罪を訴え続けるというのは、ほんとうに無罪でない限りできないことだと思いますわ。。。でも、素人目にも冤罪だと分かるのに、なぜ検察は素直に冤罪を認めないのでしょうか?
検察の沽券(こけん)に関わるので なんとしてでも冤罪を認めようとしないのですよ。。。過去の冤罪事件を見ても明らかなことです。。。そもそも事件当時の警察と検察が殺人事件として捜査を始めたのですよ。。。その時点で、警察と検察には筋書きができていた。。。物的証拠がないので、知的障害のある容疑者に自白を迫ったのですよ。。。だから、現在では、知的障害があると思われる場合には、捜査の初期段階から事情聴取の様子をすべて撮影し、記録しなければならないことになったのですよ。。。
つまり、誘導尋問で自白させられ調書が決め手となって起訴されており、現在であれば、証拠不十分で起訴できない事件なのですわねぇ〜?
そうです。。。警察官も、検察官も、いい人間ばかりじゃないですからねぇ〜。。。手柄をたて、出世しよう、と自白を決め手として起訴する人間がいるのです。。。その程度のことは、大したことではない。。。幹部の検察官や警察官が率先して裏金を作るという事件も明るみに出ているほどです。。。
■『検察が裏金作り』
それに冤罪というのは、日本ばかりじゃなく、アメリカも含めて、驚くほど多いのですよ。。。要するに、警察と検察が容疑者を犯罪者と決めつけて事件を早期に解決しようとするのです。。。それで、冤罪が絶えない!
■『無実の罪』
僕は、冤罪事件の映画をずいぶん見てきたけれど、この大崎事件の犯人とされて10年間服役した原口アヤ子さんは、まず間違いなく99%の確率で冤罪ですよ。。。
それほどデンマンさんは冤罪だと言う自信があるのですかァ〜?
あります。。。起訴が難しい事件の場合、罪作りなのは、容疑者じゃなく、むしろ警察官や検察官の方なのですよ。。。あの和歌山県で起こった保険金目当てだと言われた毒入りカレー殺人事件も、90%の確率で冤罪だと僕は思っているのです。。。あの事件の捜査も杜撰なところがありました。。。
和歌山毒物カレー事件
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和歌山毒物カレー事件とは、1998年(平成10年)7月に和歌山県和歌山市で発生した毒物混入・殺傷事件で、和歌山カレー事件とも呼ばれることがある。
事件の被告人として起訴された林 眞須美(はやし ますみ)は2009年(平成21年)死刑が確定している。
本事件は、1998年(平成10年)7月25日夕方に和歌山県和歌山市園部地区で行われた夏祭りにおいて、提供されたカレーライスに毒物が混入されていたことから、67人が急性ヒ素中毒となり、うち4人が死亡した毒物混入・無差別殺傷事件である。
事件の被疑者として逮捕された近所の主婦の林は、被告人として起訴され殺人・殺人未遂・詐欺の罪に問われた。
林は無罪を訴えたものの第一審で死刑判決を受け、控訴・上告も棄却されたこととから、2009年(平成21年)5月19日に最高裁判所において死刑が確定、林は戦後日本で11人目の女性死刑囚となった。
2020年(令和2年)9月27日時点において、林眞須美は死刑囚(死刑確定者)として、大阪拘置所に収監されている。
冤罪の可能性を指摘する声もあり、2021年5月31日に和歌山地裁において再審請求が受理された。
地域の夏祭りでの毒物混入事件であり、不特定多数の住民らを殺傷するという残忍性、当初の「集団食中毒」から、「青酸化合物混入」、「ヒ素混入」と原因の見立てや報道が二転、三転したこと、住民らの疑心暗鬼や犯人に関する密告合戦、さらには住民の数を上回るマスメディア関係者が2か月以上も居座り続けるという異常な報道態勢などが連日伝えられた。
冤罪疑惑
本事件の最たる特徴として、被告人・林眞須美による犯行動機が明確になっておらず、直接的な証拠も存在しないという点が挙げられる。
そのため、例えば「実際には家族や知人が毒を入れた可能性」や「被告人がその家族や知人を庇っている可能性」、「誰かに陥れられた可能性」などを否定できず、冤罪の疑惑がある事件として有識者からも問題点を指摘されている。
誤解している人も多いが、ここで注意するべき点は、
「動機が一切ない」のではなく「動機が明確に解明されていない」という点である。
「批判を承知であえて言えば、本人が容疑を否認し、確たる証拠はない。そして動機もない。
このような状況で死刑判決が確定してよいのだろうか?」(田原総一朗)
「私のわだかまりも、この『状況証拠のみ』と『動機未解明』の2点にある。事件に、林被告宅にあったヒ素が使われたことは間違いない。ただし、そのヒ素に足があったわけではあるまいし、勝手にカレー鍋に飛び込むわけがない。だれかが林被告宅のヒ素をカレー鍋まで持って行ったことは確かなのだ。だが、果たしてそれは本当に林被告なのか、どうしたって、わだかまりが残るのだ。」(大谷昭宏)
「動機未解明で有罪にすること自体はありえますが、動機というのは非常に有力な状況証拠です。動機がないなら証拠が一部欠けているということなので、他の証拠はそのぶんしっかりしてないといけません。しかし、他の証拠をみても、自白はなく、鑑定に問題はあり、原則禁じられた類似事実による立証をやっている。本件の場合は動機がないなら、全体的な証拠構造が問題です」「人は普通、動機がないと人を殺しません。しかもこの事件の場合、犯人が誰を殺そうとしたのかもわからない。動機がないと真相がわからない事案だけに、余計に、動機なしでいいのかな、と思いますね」(白取祐司)
「動機なし、自白なし、物証なし。」、「現代の魔女狩り」と指摘している(宮台真司)
鑑定の不確かさ
裁判で林の犯行と断定される上での唯一の物証で決定的な証拠となっていた亜ヒ酸の鑑定において、犯行に使われたとみられる現場付近で見つかった紙コップに付着していたヒ素(亜ヒ酸)、林宅の台所のプラスチック容器についていたヒ素、カレーに混入されたヒ素の3つが東京理科大学教授の中井泉による鑑定の結果、組成が同一とされた。
しかし、中井は鑑定依頼内容を、林宅のヒ素と紙コップのヒ素とカレーのヒ素の3つにどれだけの差違があるかを証明することではなく、3つの試料を含む林宅周辺にあったヒ素のすべてが同じ輸入業者経由で入ってきたものだったかどうかを調べることだと理解し、それを鑑定で確認したに過ぎなかった。
このため有罪の決め手となった3つの試料の差違を詳細に分析はせず、3つの試料を含む10の試料のヒ素がすべて同じ起源であることを確認するための鑑定を行っていたにすぎなかった。
林が自宅にあったヒ素を紙コップでカレーに入れたことを裏付けるためには、3つのヒ素の起源が同じであることを証明しただけでは不充分であり、その3つがまったく同一でなければならない。
2012年、弁護側の依頼で鑑定結果の再評価を行った京都大学大学院教授の河合潤により、この3つの間には重大な差違があることがわかり、3つは同一ではないと評価された。
また、河合は最高裁でも林を有罪とした根拠とされる、被告人の頭髪からも高濃度のヒ素が検出されたとする鑑定結果についても、過誤があったと指摘している。
夫への誘導尋問問題、司法取引疑惑
林死刑囚の夫・林健治によれば、逮捕された際 捜査員より「眞須美はオトせない!頼むから眞須美にヒ素を飲まされたと書いてくれ!書いてくれたらあんたを八王子の医療刑務所に入れるようにしてやる」と言われたという。
これは現在では司法取引に該当するが、当時は司法取引が認められていなかったことには留意が必要である。
上記の件に関しては、2020年10月27日に公開されたYouTube動画でも林健治自身が詳しく語っている。
それによると、逮捕から約1週間後、19時ころに検察庁から小寺検事と事務官2名が健治の拘留されている警察署を訪れた。
健治が「確たる証拠も証人もなく、ワシも口割ってないのに、なぜ逮捕し勾留しているのか」と質問したのに対し、小寺は「アホ、こんだけ世間を騒がしてマスコミが騒いで、パクッて今さら、間違えましたではすまんやろ」と返答したため、健治が「死刑事案なのに、想像でパクッてしまうんか?」と質したところ「いや、今からそのストーリーをワシが考えてやる」、「しかし、証拠がないから困っている」と言い、健治に向かって眞須美にヒ素を飲まされて殺されかかった被害者として初公判で「私、今でこそ眞須美が憎くて仕方ない。どうぞ、この女を死刑にしてやってくれ」と言って泣けと言った。
さらに、小寺は健治の事件の公判も担当することから、求刑も自分が出すので塩梅してやる。ワシに乗れ。ワシに乗ったらお前は身体が不自由だから、エエとこに放り込んでやると言って、八王子の医療刑務所のパンフレットを出し健治に見せたが、そこにはMRIなど最新鋭の医療機器が写っていたという。さらに、今、八王子には角川春樹が収監されているので、彼に本を書いてもらえと言った。小寺は「この事件でワシを出世させてくれ」「ワシもお前と同じで4人子供がいる。よい正月を迎えさせてくれ」と事務官2人とともに土下座をしたという。
さらに「お前がどうしても口を割らないのなら、眞須美にひとこと言わせてやる。"私は元日本生命の外交員です。あの日昼頃帰って、主人が何か紙コップに入った薬品のようなものを私に渡して、これカレーの中に入れたら隠し味になって美味しいんで持っていって入れてこいというので、何かわからずに入れました。ヒ素は主人から預かっていたもので、私は知りません。主人の言うままにやっただけです"-これひとこと、眞須美にしゃべられたら、一生お前の人生は裁判になってしまうぞ!」と恫喝したというが、健治が応じなかったため、小寺は手を上げてしまったという。
健治も眞須美も検察の供述調書には1枚もサインをしなかった。
ノンフィクションライターの片岡健も2021年5月28日に公開されたYouTube動画で、上記の健治の主張を裏づけるような話をしている。
片岡によると、「林眞須美に保険金目的でヒ素や睡眠薬を飲まされた被害者」とされた男6人のうち、健治を含む多くの者がカレー事件発生以前は眞須美と保険金詐欺の共犯関係にあったという。
そして健治以外の者たちの何人かは警察によって山奥の警察官官舎に3、4カ月隔離されるなどしており、このことは、林の死刑判決でも認定されているという。
科捜研主任研究員による証拠捏造
2012年、カレー事件を捜査していた和歌山県警科捜研主任研究員が、他の事件で証拠を捏造したとして証拠捏造、有印公文書偽造および行使容疑で書類送検されたことが判明した。
しかし、捜査関係者によれば、研究員が携わったカレー事件での捏造はなかったと結論づけている。
林眞須美の家族
林夫婦には4人の子供がいたが、事件当時はマスメディアが24時間自宅を取り囲み、子供らは外出ができなくなり、通学もできなかった。
当時中学3年生で高校受験を控えた長女が残した当時のノートには、「ポスト、誰かのぞく」「家の中みてる。じ~っと」など、家を取り囲むマスコミの姿が描かれていた。
長男は、長女の中にはこの頃の記憶が鮮明に残っており、恐怖心として残り、自殺につながったのではないかと推測している。
両親の逮捕後、子供らは児童養護施設に預けられるが、「カエルの子はカエル」と言われ、壮絶ないじめを受けた。長女は、他の3人の子供が警察に事情聴取に呼ばれた際には「分からないことは分からないと言いなさい」と諭すなど、母親代わりとなり、兄妹の面倒を見た。
事件の7年後、長女は21歳で結婚し娘を出産。その4年後、最高裁で母・眞須美の死刑が確定。長女は境遇を隠すため、母や長男とは一切関係を断つよう、家族に告げたという。長女は名前を変え周囲には素性を隠して暮らし始めた。
しかし、8年後には離婚。娘の親権は夫に渡る。その理由は、夫には両親がいることだった。このため長女は長く娘には会えなかった。長女が事件にとらわれる姿を離婚後に交際した男性が記憶しており、その男性の証言では、事件のことがいつ流れるかもしれないため、長女は部屋にテレビがあっても付けない。「見ていい?」と男性が聞くといつも音楽をかけていた。顔を撮られることを恐れ、男性の手元には後姿の画像しか残されていなかったという。
子供らの中では、長男だけが唯一、無実を訴える母・眞須美と面会を続けてきた。長男も職場や友人には身分を隠しており、そのことによる罪悪感を感じながら生きているが、長女も自分を偽って暮らしていく中で、自分の付いている嘘に飲み込まれる感じがあり、虚しさみたいなものがあっただろうと推測している。
長女は2015年に再婚。新たに娘を出産。第2次再審請求を起こしたことが報じられた2021年6月9日に、長女(当時37歳)とその長女(当時16歳)、および次女(当時4歳)が死亡した。
眞須美の長女は自殺とみられ、次女とともに関西国際空港連絡橋から飛び降りたとみられる。
16歳の長女は、虐待の痕があり不審死であったが、真相は不明で警察が夫から事情を聴くなど捜査中である。
長女は、亡くなった2021年現在、長男とは10年以上も連絡を取っていなかった。長女の死は、長男によって眞須美に伝えられたが、眞須美は「この中にいて何もすることができず、守ってあげられなくて悔しい」と何度も言ったという。
インターネット上には、2021年現在も家族への誹謗中傷が溢れている。
出典: 「和歌山毒物カレー事件」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
冤罪だとしたら、死ななくても良い家族が死んでしまったことを、警察と検察は、どのように謝罪するのでしょうか? 償うのでしょうか? 警察と検察の罪の方が大きいではありませんかァ〜!
そういうことですよ。。。だから、こういうことが起こらないように、容疑者の取り調べや尋問は、弁護士の立ち会いのもとに最初から終わりまで 全て撮影して記録に残すべきです。。。
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【ジューンの独り言】
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ですってぇ~。。。
あたなたも、デンマンさんが言うように、冤罪を防ぐために、容疑者の取り調べや尋問は、弁護士の立ち会いのもとに最初から終わりまで 全て撮影して記録に残すべきだと思いますか?
ええっ。。。 「そんなことは どうでもいいから、他に何か面白いことを話せ!」
あなたは、そのように わたしにご命令なさるのですかァ~?
分かりましたわ。。。 じゃあ、面白い動画をお目にかけますわァ。。。
ワンワンちゃんが人間の言葉をしゃべります!
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ええっ。。。? 「そんな馬鹿バカしい動画など、どうでもいいから、何か他に面白い話をしろ!」
あなたは、また そのような命令口調で わたしに強要するのですか?
わかりましたわァ。。。
では、たまには日本の歴史の話も読んでみてくださいなァ。
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