デンマンのブログ

デンマンが徒然につづったブログ

スターリン飢饉

2021-07-11 01:43:45 | 戦争反対 世界平和

 

スターリン飢饉

 


(jones10.jpg)


(jones11.jpg)


(genocide92.jpg)


(salon22.jpg)

 


記録破りの暑さ!

 


(sayuri88.jpg)

 

2021年6月26日 土曜日 午前9時26分

7時50分起床。気温27度。
今朝もスッキリとした雲ひとつない快晴!
こんなに良い日が続いてよいのだろうか!?
僕の神様が、毎朝 小百合さんにメールを書くので、
ご褒美に良い日を続けているのかと思うのですよ。
きゃははははは。。。

でも、僕には快適な天気だけれど、
記録破りの暑さだと昨日からラジオのアナウンサーが騒いでいるのです。
昨日は、暑さのために30度を越して郊外の学校は休校になり、さっきも、アナウンサーが月曜日も記録破りの暑さのために休校だと叫んでいました。
確かに暑くなったのですよ。

昨夜は午後11時半になっても気温が24度。
今朝は、これまでの最高気温の27度。
昨夜は掛け布団をかけないでそのままの姿で寝たのでした!
きゃははははは。。。

確かに暑くはなったけれど、でも僕の感覚では学校を休校にするほど暑くなったとは思わない。
ウエストエンド・コミュニティ・センターのテラスでネットをやっていると、微風(そよかぜ)が吹いてきて、まるで小百合さんと一緒に天国にいるかと思うほど快適ですよ。
きゃははははは。。。

何でもオゾン層の影響だとか
これも気象異変だとアナウンサーは説明していました。

とにかく、僕にとっては、騒ぐほどの暑さじゃありません。
この程度の暑さならば快適です。

昨日は、小百合さんに出した6月13日のメールを基にして記事を書きました。
題して『飾窓の女』

 


(amster5.jpg)

『飾窓の女』

 

メールには書いてない、面白いこと、写真や、クリップが貼り出してあるので、小百合さんも楽しく、面白く、ビックリしながら読めると思います。
ぜひ読んでみてね。

昨日は3本のDVDを観ました。
最初に観た『Mr.Jones』という伝記ドラマは、ショッキングな映画でした。
1930年代の話です。
当時は日本を含めて世界的に共産党員が増えている時代で、労働者も幸せに暮らせる夢の世界を期待しながら共産党に入る人が多かったのですよ。

でも、実際のソ連での暮らしはどうだったのか?
Mr.Jones というのは実在の人物で
イギリス人のジャーナリストです。
当時のソ連は、権力闘争でスターリンがのし上がってきた時代で、なんとかして西洋の工業生産高に追いつこうと頑張っていたのだけれど、何しろ国が貧しいので資金がない!

そこで一番豊かだったウクライナの小麦や他の穀物を
強制的に取り上げた。
それを外貨に変えて機械を輸入して
工業力をつけようとしたのです。

ところが、そのためにウクライナの農民や庶民は食べるものが無くなって死者まで食べるようになった。
300万人が餓死したというのです。
このMr.Jonesは、ウクライナに潜入してこれを世界に報道しようとした。
でも、秘密警察に見つかって、収容所に入れられてしまった。
知り合いの助力でなんとか英国に戻り、
アメリカの新聞に記事を書いたのだけれど、
当時は、アメリカがソ連を認める動きに出たので、
この新聞記事は、その影響で多くの人には広まらなかった。

ウクライナでスターリンの政策のために300万人が
餓死したという事実は、つい最近まで知られなかったのですよ。
歴史の教科書などには書かれなかった。

Mr.Jonesは、当時、日本が満州国を作り、更にモンゴルにも進出していた時代で、日本の野望を世界に報道するためにモンゴルに取材にでかけた。
ところが、現地のガイドが、なんとソ連の秘密警察のエージェントで30歳の誕生日を迎える前にMr.Jones はスターリンの恨みをかって殺されてしまった。

今でもロシアが使う暗殺の手口です。
このウクライナの「スターリンによる餓死(Holodomor)」はかつて記事にも書きました。

 


(inno02.jpg)

『知られざる悲劇』

 

そういうわけで、今の日本は暮らしにくいと言えども、
餓死するほどではないので、かつてのソ連と比べれば
まだ天国ですよ。

小百合さんがバンクーバーにいたらマジで天国ですよ!
人生は一度だけです。

幸代さんと出会って、何度も出会って、ルンルン気分で過ごした懐かしい思い出。
大長寺、さきたま古墳公園、茂美の湯、館林、
つつじが岡公園、田山花袋の旧家、那須の山の家、
軽井沢ショッピングセンター、雲場池、軽井沢の別荘、
恋人たちの小径、室生犀星の記念碑、行田のBELC、
館林のBELC、吹上の「馬車道」、
さきたま古墳公園の中の村上家、
行田の船着き場でのピクニック、富岡のカレーと焼きまんじゅう、
帰りに自転車で訪ねた閉まっていたベーカリー・カフェ。
思い出すと、キリもなく出てきます。
きゃはははははは。。。

「小百合物語」は小百合さんの伝記物語です!

 


(coco015c.gif)

『小百合物語』

 

そういうわけで、小百合さんも第二の人生を大いに楽しんで、心残りがないように
ルンルン気分で暮らしてね。

では、梅雨にもめげずに今日もルンルン気分で過ごしてね。
じゃあね。。。

 


(denman01.gif)





(sayuri55.gif)

デンマンさん... また個人的なメールを書き出したのですか?


(kato3.gif)

そうです。。。いけませんか?

こういう私的なメールはネット市民の皆様にはつまらないと思いますわ…。

小百合さんも楽しめるように書いたのだから、ネット市民の皆様にも楽しめる箇所があるはずです…。

でも、個人的な部分は省略すべきですわ…。

あのねぇ〜、小百合さんが迷惑だと思うようなことは書いてません…。。。

迷惑なことが書いてありますわ。。。

でもねぇ〜、小百合さんを誰も特定することができないのです。。。だから、心配することはありませんよ。。。

けれども、特定しようとするネット市民が出てくるかもしれませんわ。。。

たとえ特定されたとしても「人違いだわ!」と押し通せばいいのですよ。。。そんな事より、映画の話をしましょう。。。

つまり、デンマンさんが観た映画のことが書いてあるので、メールを引用したのですか?

そうですよ。。。

。。。で、『Mr. Jones』という映画を観て、それほど感動したのですか?

感動したと言うよりも、スターリンという人物が非人間的な酷いことをする血も涙もない冷血な人間であることを改めて知らされました。

 


(lib21-06-26.jpg)


『拡大する』

『実際のページ』




赤い闇

スターリンの冷たい大地で


 


(jones11.jpg)

 

『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』(原題:Mr. Jones)は、2019年のポーランド・ウクライナ・イギリスの伝記映画。
監督はアグニェシュカ・ホランド、出演はジェームズ・ノートン、ヴァネッサ・カービー、ピーター・サースガードなど。

1930年代、スターリン時代のソビエト連邦に決死の潜入取材を敢行した実在のイギリス人ジャーナリストガレス・ジョーンズの姿を描く。

1933年、イギリス人ジャーナリストのガレス・ジョーンズは、世界恐慌の中でソビエト連邦だけが繁栄していることに疑問を持ち、その謎を解き明かすため、当局の監視をかいくぐってソビエト連邦に潜入、ウクライナで想像を絶する光景を目の当たりにする。

 

作品の評価

Rotten Tomatoesによれば、批評家の一致した見解は「欠陥はあるが根源的に価値のある『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』は、困ったことに今日的な意味を持ち続けている、事実に基づいた物語を綴るために過去をじっくり調べている。」であり、86件の評論のうち高評価は84%にあたる72件で、平均して10点満点中6.83点を得ている。

Metacriticによれば、19件の評論のうち、高評価は13件、賛否混在は6件、低評価はなく、平均して100点満点中68点を得ている。




出典: 「赤い闇 スターリンの冷たい大地で」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』




 



どうして上の映画を取り上げたのですか?



あのねぇ〜、メールにも書いたけれど、スターリンの政策でウクライナの穀物が農民から取り上げられて、大飢饉が起こったことは、最近まで歴史の本には書かれなかった。

どうしてですか?

ソ連の秘密警察が、大飢饉のことを書くジャーナリストを密かに逮捕して殺していたのですよ。。。また、海外向けのプロパガンダとして、世界恐慌から西側世界は、まだ完全に回復してないけれど、ソ連では逆に経済的に発展しているというようなデマカセを海外のメディアに盛んに流していたのです。。。そういうわけで僕が中学生時代には、世界史の授業で「ソ連は独自の経済政策をとっており世界恐慌の影響を受けませんでした。むしろ発展していたのです」と先生が教えたものですよ。。。

あらっ。。。そうだったのですか?

僕は、そういうものかと素直に信じたものですよ。。。当時は、歴史の先生までがデマカセを信じていたのです。。。

そうではない、ということを初めて世界に知らせようとしたのが上の映画の Mr. Jones なのですか?

そういうことです。。。イギリス人ジャーナリストのガレス・ジョーンズです。。。彼は、世界恐慌の中でソビエト連邦だけが繁栄していることに疑問を持ち、その謎を解き明かすため、当局の監視をかいくぐってソビエト連邦に潜入、ウクライナで想像を絶する光景を目の当たりにしたわけです。。。

つまり、上の映画は実際にあったことに基づいて作られたのですか?

そうです。。。でも、実際には、もっとひどい状態だったのですよ。。。

現実に体験したわけでもないのに、どうしてデンマンさんは、そのように言うのですか?

僕は次のドキュメンタリーを観たのですよ。。。

 


(lib90615a.png)


『拡大する』

『実際のページ』



(genocide90.jpg)






My Comment

May 27, 2019

Directed by Yurij Luhovy in 2010, this 76-minute documentary delves into genocide against the Ukrainian nation with declassified rare footage while interviewing survivors and historians.

The Holodomor (killing by starvation) took place in Soviet Ukraine in 1932 and 1933 that killed millions of Ukrainians.

During the Holodomor, millions of inhabitants of Ukraine, the majority of whom were ethnic Ukrainians, died of starvation in a peacetime catastrophe unprecedented in the history of Ukraine.

Since 2006, the Holodomor has been recognized by Ukraine and 15 other countries as a genocide of the Ukrainian people carried out by the Soviet government.

Amazing, shocking and heart-wrenching!




2010年にユリ・ルホヴィが監督したこの76分のドキュメンタリーは、生き残った人物や歴史家とのインタビューを通して、機密解除された希少な映像でウクライナ国民に対する大量虐殺の事実を解明する。

ホロドモール(飢餓による殺害)は1932年と1933年にソビエトウクライナで起こり、何百万ものウクライナ人が殺害された。

ホロドモールの間に、その大部分が民族のウクライナ人ですが、何百万もの住民は、ウクライナの歴史の中で前例のない大惨事の中で飢餓で死んだ。

2006年以来、ホロドモールはウクライナをはじめ​​とする15の国々によって、ソビエト政府が実施したウクライナ国民の大量虐殺として歴史的に認められている。

驚くべき、衝撃的で、観るのに心痛を伴う記録映画です!

【デンマン訳】


 


ホロドモール

Holodomor


 


(genocide92.jpg)

 

ホロドモールは1932年から1933年にかけてウクライナ人が住んでいた各地域でおきた人工的な大飢饉である。

アルメニア人虐殺、ホロコースト、ポル・ポト派による虐殺、ルワンダ虐殺等と並んで20世紀の最大の悲劇の一つ。

ウクライナ人たちは強制移住により、家畜や農地を奪われたために400万人から1,450万人が死亡した。
また、600万人以上の出生が抑制された。

この大飢饉が当時のソ連の最高指導者ヨシフ・スターリンによる計画的な飢餓ではないかとする議論が長年続いていた。
2006年にウクライナ議会は、「ウクライナ人に対するジェノサイド」であると認定した。
また、米英など西側諸国においても同様の見解が示されており、ソビエト連邦による犯罪行為であるとしている。

ホロドモールの主な地域は以下の通り

■ソビエト連邦のウクライナ社会主義ソビエト共和国

■カザフ・ソビエト社会主義共和国

■ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国のクバーニ、ヴォルガ川沿岸地域、南ウラル、北シベリアなど




出典: 「ホロドモール」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


 



あらっ。。。 ウクライナ人たちは強制移住により、家畜や農地を食料を奪われたために400万人から1,450万人が死亡したのですねぇ~。。。 ナチスのユダヤ人虐殺に等しい数字かそれ以上じゃないですかァ~!?



そういうことですよ。。。 アルメニア人虐殺、ホロコースト、ポル・ポト派による虐殺、ルワンダ虐殺等と並んで ホロドモールは20世紀の最大の悲劇の一つなのですよ! つまり、戦争もやってはいけないことだけれど、独裁政治というのも悲劇を生むことがこれによって充分に立証されたようなものですよ!

確かに、そうよねぇ~。。。 毛沢東の共産党独裁当時の中国「大躍進政策」(1958年~1961年)では、無謀な計画であったため、1,000万人以上の餓死者を出たのよねぇ~。。。 それに、北朝鮮でも、元BBC記者である英国のジャーナリスト、ジャスパー・ベッカーが、国連などのデータをもとに指摘しているところによると、金日成が死去した直後の1995年、国連が調査した北朝鮮の人口は2,400万人だったが、2005年には その人口は1,900万人に減ってしまった。。。 わずか10年余りの間に500万人もの北朝鮮人が餓死したのよねぇ~。。。

そうですよ。。。 戦争も、独裁政治も悲劇を生むのですよ!



(laugh16.gif)


【卑弥子の独り言】


(himiko22.gif)

 

ですってぇ~。。。

あなたも日本が独裁政治の国でなくてよかったと思いますか?

ええ。。。「そんなことはどうでもいいよ! それより他にもっと楽しい話をしろ!」

あなたは、そのような強い口調で あたくしにご命令なさるのでござ〜♬〜ますかァ〜。。。

いけ好かないお方。。。

分かりましたわァ〜。。。じゃあ、あたくしの“ヴィーナスのえくぼ”をご覧に入れますわァ。

 


(gog60409a.png)

『拡大する』

『現時点での検索結果』

 

最近 「卑弥子 ヴィーナスのえくぼ」と入れてGOOGLEで検索する殿方が多いのでござ~ますわァ。

つまり、あたくしの“ヴィーナスのえくぼ”を目当てにやって来るのですわァ~。。。

うふふふふふふ。。。

ジムに毎日通って“ヴィーナスのえくぼ”をゲットしたのですわよゥ。

 


(buttdimp5.jpg)

 

どうでござ~ますかァ?

ええっ。。。 あたくしのお尻だとは思えないのでござ~ますかァ~?

どうしてよう?

ええっ。。。 スタイルがよすぎると、おっしゃるのござ~ますかァ~?

あたくしが十二単を一枚、一枚脱いでゆくと、最後には上のようなおヌードになるのですわよう。

信じてくださいましなァ~。。。

とにかく、興味深い話題が続きますゥ。

どうか、あなたもまた読みに戻って来てくださいませ。

じゃあ、またねぇ。。。


(hand.gif)



(surfin2.gif)

ィ~ハァ~♪~!

メチャ面白い、

ためになる関連記事



ジューンさんの熟女下着 June Adams 下着美人
(30june.jpg)

■ 『ちょっと変わった 新しい古代日本史』

■ 『面白くて楽しいレンゲ物語』


(deerlak3.jpg)

■ 『カナダのバーナビーと軽井沢に

別荘を持つことを夢見る小百合さんの物語』


■ 『今すぐに役立つホットな情報』

■ 『 ○ 笑う者には福が来る ○ 』

■ 『桜のメルヘン』

■ 『愛とロマンとダイエット』

■ 『愛の追憶』

■ 『午前3時のあなた』

■ 『ビミョ~っていうか』

■ 『お股の花々』

■ 『ロマンの追憶』

■ 『ヒシしようよ』

■ 『デンマンと松本清正張』

■ 『愛犬と神さま』

■ 『思い出@天の川』

■ 『ばあやと小百合さん』

■ 『座薬と軽井沢タリアセン夫人』

■ 『東電社員と愛の自転車』

■ 『梅から桜の国へ』

■ 『人はなんによって生くるか』

■ 『赤犬と離婚』

■ 『クローン人間』

■ 『3つの顔を持つ女』

■ 『記憶喪失』

■ 『約束』

■ 『野生動物@都市』

■ 『奇跡の黒馬』

■ 『フラッシュダンス』

■ 『命の物語』

■ 『犬とレーサー』

■ 『チェルノブイリ』

■ 『天国から来た天使』

■ 『日本語忘れたの?』

■ 『人生の交差点』

■ 『モーディ』

■ 『狼だと叫ぶ少年』

■ 『飾窓の女』

■ 『スペインの王女』




(chiwawa5.gif)

こんにちは。ジューンです。

あなたは RSS リーダーを使っていますか?

わたしは、つい最近まで知りませんでした。

使ってみると、とっても便利ですよね。

お気に入りのブログの RSS feedを

リーダーに登録しておけば、

自動的に新しい記事を

読み込んでおいてくれます。

だから、一つのリーダーで

あなたのお気に入りのすべてのブログを

読むことができます。

もちろん、ブログだけではありません。

天気予報だとか最新のニュース。

また、最新の映画情報や

音楽や、ファッション情報など、

RSS feedを探して登録しておけば、

いつでも、最新の情報がゲットできます。

あなたも、試してみたらいかがですか?

RSSリーダーがどういうものなのか?

よく分からない人は次の記事を

ぜひ読んでみてください。

『床上手な女とRSS』


(renge45y.jpg)

ところで、英語の面白いお話を集めてみました。

もし、時間があったら読んでみてくださいね。

■ 『あなたのための 楽しい英語』

とにかく、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょうね。

じゃあね。



(bare02b.gif)


(girlxx.gif)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 恋人のタイプ | トップ | 京都アニメ放火事件と現実主義者 »

コメントを投稿

戦争反対 世界平和」カテゴリの最新記事