海を渡ったバレンタイン
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デンマンさん。。。 バレンタインの小包がついに届いたのですか?
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そうですよ。。。 横浜港から太平洋を渡ってバンクーバーの埠頭に着いて、郵便屋さんが僕のマンションまで届けてくれたのです。
あらっ。。。 マンションまで届けてくれたのですか?
実は先週の金曜日、午後12時10分に届けたらしいのです。。。 でもねぇ~、僕はその時間にはバンクーバー市立図書館でブログに記事を書いていたので居なかった。。。 だから、カードがメ-ルボックスに入ってました。
それで、近くの郵便局へ取りに行ったのですか?
そうです。。。 ついさっき、5月30日、月曜日の午後1時半に取りに行ったのですよ。。。 5月7日に小百合さんが軽井沢の郵便局に持って行ったのだから、今回は早かったです。。。 5月27日に郵便屋さん持ってきたわけですからね。。。 3週間ですよ。。。 考えてみれば、飛行機が今ほど発達していなかった時には、戦後でも昭和30年代までは、欧米に行く人はすべて船を使っていたのですからね。。。 3週間以上かかっていたはずですよ。。。
デンマンさんがカナダに初めて渡航したときは船だったのですか?
いや。。。 もう飛行機の時代になってましたよ。。。 でも、羽田からトロントまで 片道24万円も取られましたからねぇ。。。 当時、まだ成田空港はできてませんでした。
今なら安い航空券ならば往復で8万円ぐらいでゲットできますわァ。。。
それにしても、小包の中に入っていた小百合さんの手紙を読んでいろいろ考えさせられました。
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お元気ですか?
恒例になりましたが
今年もバレンタインの小包を
船便で送ります。
5月のバレンタインです。
もうずいぶん前のことですが
利根川を渡った所に
本場のインドカレーを
食べさせてくれる
お店がありました。
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先日、そのお店の前を通ったら
閉まってました。
でも、デンマンさんと一緒に
カレーを食べたことを思い出して
バレンタインの小包の中に
ボンカレーゴールドを入れました。
カルダモンの香りが際立った
スパイシーな辛さですよ。
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また、デンマンさんの好きそうな
辛口を見つけ
仙台という事も
なつかしく思うだろうと
「仙台辛味噌ラーメン」も
パックしました。
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今回 チョコは
ありきたりのチョコでは
面白くないので デンマンさんのために
“ジャンボチョコどら焼”を入れました。
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それから 粉末ソース
10個入れました。
サッポロ一番で
焼きそばを作るときに
使ってみてね。
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「かどや」風味に近くなるかも…。
でも、あの懐かしい「かどや」も
お店を閉めてしまいました。
建物は壊され現在では
“さら地”になってます。
時代の移り変わりでしょうか?
それにしても、私がバーナビーの
ディーア・レイク湖畔の別荘で
夏休みを過ごしたのは
もう、はるか遠い昔のような
気がします。
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あの古い家は、夏休みで
休むというより
ペンキ、芝のクローバむしり、
りんごの木の手入れ、
玄関まで高く長い階段の
ペンキはがしや、
しばらくみがかないガラス、
シミだらけのじゅうたん、
BASEMENTはランドリーの
ホコリとくもの巣、
行けば、掃除ばかりの家に
大変でしたが
また、いつかバーナビーに
行ってみたいと思っています。
想えばバンクーバーやバーナビーは
私が残り少ない青春を過ごした
自由でのびのびとした土地でした。
天真爛漫な日々をウィスラーで
過ごした楽しい思い出もあります。
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このようなオテンバな事は
軽井沢に別荘を構えても
できるものではありません。
そう思うと、またカナダが懐かしく
思い出されるのでした。
バレンタインの小包を作りながら、
また、いつかバンクーバーに
行けたらいいなァ~。。。
そういう願いを込めました。
現在、バンクーバーで青春を
謳歌している真由美ちゃんとも
バンクーバー美術館の裏のカフェで
デンマンさんと3人で会って
楽しく語り合いたいものです。
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では、デンマンさんも日本の味を
懐かしみながら
十分に味わってください。
小百合より
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2016年5月7日
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小百合さん。。。 いつになく長い手紙を小包の中に入れたじゃありませんかァ~。。。
いけませんか?
いや。。。 小百合さんの心の中を覗かせてもらえたようでうれしいですよ。。。 スキップしたくなりました。
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デンマンさんがスキップしてロブソン通りを歩く姿が見たいものですわァ~。。。 うふふふふふ。。。
あのねぇ~、郵便局で小包を受け取ってからロブソン通りを歩いてバンクーバー市立図書館に来る途中で、日本からやって来た修学旅行の女子中学生に30人ぐらいに出会いましたよ。 7,8人でグループを作ってブラブラ歩いていました。。。 セーラー服を着ていたので私立の女子中学校の生徒だと思うのですよ。 男子は見当たりませんでした。。。 付き添いの先生らしい人も見当たらなかった。。。 僕らの中学の頃とは時代が違いますねぇ~。。。 僕が行田中学校に通っている時の修学旅行といえば、日光の御用邸でしたからねぇ。。。 熊谷高校に入学してからも 修学旅行は、せいぜい京都と広島まででしたよ。。。 当時中学校や高校で修学旅行が海外だなんて考えられなかった。
今はもう、中学校でも修学旅行が海外なのは当たり前ですわァ~。。。
だから、小百合さんも またバンクーバーにやって来ればいいじゃありませんかァ!
でも。。。、なかなか時間が取れないのですわァ~。。。
時間を作る気になれば、すぐにでも作れるでしょう。。。 軽井沢の別荘で1週間過ごすつもりでバンクーっバーにやって来ればいいのですよ。
でも。。。、気持ちの問題ですわ。
何ですか、その気持ちの問題というのは。。。?
心の準備が必要なのですわァ~。。。
心の準備とはいったいどういうことですか?
例えば、真由美ちゃんに会うとしますでしょう。。。 すると、デンマンさんも書いていたように次のようになるのですわ。
僕は毎日 ロブソン通りを歩いてバンクーバー市立図書館へ行きますからね。。。 当然、ロブソン・スクエアも通ります。
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ロブソン・スクエアといえば、当然 バンクーバー美術館の裏のテラスにあるカフェですよねぇ~。。。
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最近 デンマンさんはジューンさんと一緒に出かけたのですか?
いや。。。 ジューンさんはパブリック・リレーションズ・スペシャリストとして世界を飛び回っているので 何かと忙しいのですよ。。。 だから、めったにカフェでのんびりと一緒にコーヒーを飲むことなどありませんよ。
それなのに、どうしてバンクーバー美術館のカフェを持ち出してきたのですか?
先週の5月6日の金曜日は、ものすごく天気が良くて、久しぶりに帰りにカフェに寄ってゆこうと思って石段をあがったら、女の子のグループの中に真由美ちゃんがいるのを見かけたのですよ。
あらっ。。。 そうだったのですか?。。。 どうして声をかけてくれなかったのですか?
だってぇ~、あんまり女の子がいすぎたのですよ。。。 こういうときに声をかけると、真由美ちゃんが迷惑するかもしれないと思って、“日本人の美徳”を思い出して遠慮したのです。 (微笑)
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バンクーバー・コミュニティ・カレッジ(Vancouver Community College)のクラスメートですわァ。。。 金曜の午後、クラスメートの一人の誕生日を祝うために集まったのですわァ~。。。 声をかけてくれればよかったのにィ~。。。 もっと盛り上がったと思いますわァ~。。。
いや。。。 僕がノコノコと出て行ったら、雰囲気ををぶち壊してしまうかと思って遠慮したのですよ。
。。。で、デンマンさんは、そのまま帰ってしまったのですか?
そうですよ。。。 近くに寄り過ぎると真由美ちゃんに気づかれてしまいますからねぇ~。。。 (苦笑)
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『ロブソンの5月』より
(2016年5月14日)
このエピソードと小百合さんの“心の準備”がどのように関係するのですか?
当然、このような場に出くわすこともあるのですわァ。。。 そうなると、デンマンさんが私を真由美ちゃんのグループの人たちに紹介する。。。そうなれば、当然 私も英語で話さなければならない。。。 でも、私は もうしばらく英語を使ってないので とてもじゃないけれど、話の輪に入ってゆけませんわァ。
つまり、英会話が心配なのですね。
そうですわ。。。 軽井沢で1週間過ごすようなわけにはゆきませんわァ。
あのねぇ~、それほど深刻に考えることはないのですよ。。。 素直に、「13年間 夏をすごすためにバーナビにやって来たけれど、もう7,8年英語を使ってないので トンチンカンな事を言うかもしれないけれど、その時はごめんなさねぇ~」と言って、ビキニでスノボをした時のように天真爛漫に会話の中に入ってゆけばいいのですよ。
わかりましたわァ。。。 今夜一晩寝ずに考えて見ますわァ~。。。 うふふふふふふ。。。
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【卑弥子の独り言】
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ですってぇ~。。。
あたくしも ぜひ またバンクーバーへ出かけてみたいですわァ~。。。
ところで、小百合さんがどうして「軽井沢タリアセン夫人」と呼ばれるのか?
ご存知でござ~♪~ますか?
実は簡単な事なのですわよう。
小百合さんは軽井沢に別荘を持ったのですわ。
小さな頃から軽井沢に住むことが夢だったのですってぇ~。。。
分からない事ではござ~ませんわ。
そもそも小百合さんが軽井沢に興味を持ったのは、朝吹登水子のエッセーなどを読んだことがきっかけだったとか。。。
現在、朝吹登水子の山荘、睡鳩荘(すいきゅうそう)は軽井沢タリアセンに移築されて公開されています。
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それで、小百合さんは軽井沢タリアセンを訪れては睡鳩荘に足を運んで少女の頃の事を思い出すのが楽しみなんですってよ。
そういう訳で、デンマンさんが小百合さんのことを「軽井沢タリアセン夫人」と呼ぶようになったのですわ。
軽井沢・雲場池の紅葉
軽井沢のイルミネーション
秋の旧軽井沢銀座ぶらり散歩
とにかく、明日もデンマンさんが興味深い記事を書くと思いますわ。
だから、あなたも、お暇なら、また読みに戻ってきてくださいまし。
じゃあねぇ~~。
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メチャ面白い、
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