獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

旧司法試験論文試験 1日目 を受けてきた。

2007-07-15 20:49:06 | 司法試験と私
 昨日は0200ごろ布団に入るも、なかなか寝付けず、なんやかんやで0500ごろまで眠れず、携帯をいじったり、年金でどの株を買おうかと検索したり・・。

 結局1時間30分ほどの睡眠。

 0734のバスに乗り、0820は試験会場の関大前に着。

 網膜色素変性症な私デスペア。視野が極端に狭い私。よって特例措置として、試験時間の延長。通常2時間のところ2時間20分。

 論文試験での時間延長は、択一試験ほど効果なし。択一は5つの肢のうちに1つは正解。いうなれば、問題用紙にすでに答えがのっている。時間をかけてれば、点は取れる(憲法はそうとも言えないが・・・)

 ところが、論文はこたえがどこにもない、貸与される司法試験六法(7年ぶりにうけたけど、2まわりほど六法が大きくなっていた。特例クラスのみ?)をヒントに、あとは自分の頭の中から論点と体系と要件効果を思い出さないとならない。

 覚えていないと話しにならない。

 デスペア的論文自己評価(あくまで雰囲気)

1、憲法 予想 E
 1問目、2問目とも2ページで書ききれる。しかし実にうすっぺらな論述。判例のフレーズや制度趣旨などきっちりとしたものが何一つかけない。

 
2、民法 予想 C
  7年前の論文試験では唯一A評価の民法。うそは書いていないとおもう、論点論点しているのでなく、たんたんと条文の効果を書いていく、ただしっかり事案に要件をあてはめて、効果を導くという基本ができていなかったような期がする。
  1問目はまるまる3ページ、2問目は2ページ

3、商法 予想 F
  会社法改正、条文がどこにあるのかわからない。どんだけ白紙答案を提出だそうかと想うも、試験室には受験生私1人に、監督員が2人。さすがに帰りづらい。
  なんとか両問とも2ページほどうめるも、なんともまあうすっぺらな論文。

  論点の論述がまったくなし、名板貸しという典型論点なのに、まったくわからない。自分で勝手に論理のようなものをつくっている。こりゃだめだな・・・。

  評価は限りなくGに近いF。



 1日目総括

 どれもこれも基本的な問題ばかり、しっかり地道に判例、要件効果、条文、論点を覚えていけばそれなりのものはかけそう。択一は過酷だが、論文はそれほどハードルは高くないと感じた。

 そのせいか、試験からの帰り道、かなり気が滅入る。私は何のために生きているんだろう?。気が滅入るそんな1日。

 なんとか、持ち直して、明日も行こう。だって明日論文試験があるから、ただそれだけ。生きる意味なんて考え出したら、死ぬしかなくなるからな!!!

 さぁ!!あしたも白紙答案にしないように、条文をよくよんでなんとかうめよう。決して早退はしないでおこう。だって全科目うけないと、司法試験六法もらえないんだもん!!(それ目当てというのがなさけない・・・・・、勝負できない自分がなさけない・・・・)


  オーレイ! 進んでけーーー!!
コメント (2)
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