獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

旧司法試験論文試験2日目 をうけてきた。 

2007-07-16 20:16:18 | 司法試験と私
  旧司法試験法文をもらってきた。

  今日は雨はふらないということで、昨日の夜に洗濯し干す。昨日は2300に就寝。今朝は0600起床。ぐっすり眠れた。

  昨日と同じ時間のバスと電車にのり、まったく同じく0820に関大前駅に到着。試験室にはいる。

  昨日とおなじ試験監督官。網膜色素変性症な私デスペア。視野が狭く、基本的に必要がなければ人の火を見ない。そのため、声と、私への接し方から昨日と同じ試験監督員と想われる。

  論文試験2日目を受験。問題はすべて、基本的な問題であり、しっかりある程度勉強していれば点は取れそう。

  デスペア的2日目の自己評価。
1、刑法 自己予想評価 B
  1問目は、行為ごとに丁寧に罪責を論じていき、シンプルに書けた。3ページまで書く。 
  2問目も、2ページ。
   前回7寝前の評価はC評価。それよりかはおそらく私も成長していると想われる。


2、民事訴訟法 自己予想評価 C
  1問目で鑑定人しか思い浮かばず、法文をじっくり見る。専門委員という制度がどうやら新しくできていた。論文試験当日の今日はじめて知る。なんとか共通点と基本的な相違点をつくりだし書く。
  制度整理問題はそこそこ駈けた。
  2問目は、債権者代位訴訟。当初当事者適格、訴訟要件の問題だときづかず、1問面をといているときにはっと思いつく。よかった。(それが正解であるかはまた別の話)
  手作り民訴カードを職場で始業前に読んでいただけでもけっこうかけるものだな。
  前回の評価はD。それよりかは成長しているだろう。

3、刑事訴訟法 自己予想評価 E
  典型論点にかかわず、きっちりとした理由付けと論述のしかたが思いつかず、現行犯逮捕の現時性、逮捕に伴う無令状捜索差押え、訴因変更の要否、可否という論ずるべき論点はパッと思いつくも、その論述がおもいだせない・・・・。

  せめて、数日前、いや直前にすこしでも答案をさぁーーっと読んでいれば、だいぶちがったとおもう・・無念。

  前回の評価はD。前回よりも勉強量がしくなく、出来が悪い。



2007年論文試験総括。
 網膜色素変性症により、視野が狭い私デスペア。特例措置により時間延長、2時間が2時間20分。
 
 そのおかげか、時間がなく途中答案ということはない(もちろんそれほど書くべき知識もないのだけれど)。

 総合では C評価 2000人中、1000番ぐらいはとれていると想う。ってことは、1500人合格ならば合格レベル??。択一難化により、論文実力者が多数不合格、若手優秀者はロースクールにながれており、論文受験者のレベルはおちているだろう。それに対応してか、論文の問題も実に基本的、簡単なものばかり。

 来年にむけて、地道に毎朝の職場でのカード読み、答案読み込み、条文読み込みを継続していけば、来年うかる可能性大。今年の論文の結果は10月中旬にわかるが、その順位が2000人中、1000番以内だと、来年うかる可能性は大。


 試験終わり、たいした勉強もしていのに、きもちい開放感が私をつつむ。気分がいいので、からあげと、発泡酒と冷麺をスーパーで買い、夕食。ほっとした気持ちでのむ、苦いビールは気持ちいい。

 さぁ明日から朝0500に起床して司法試験の勉強、それと会社の会計の勉強するぞっと。

 論文試験をおわり、教室から出ると、雨がふっている。それから雨がふりつづき、干した洗濯物はびしょびしょ。明日までほったらかしにしておくほど、気持ちにゆとりがある。そんな1日。
  
  
コメント (2)
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