獲得された絶望感(盲人ウエカジ公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と・・・~

℃-uteAB℃コン初日初回@松戸 昼に行った。

2009-04-11 21:44:38 | コンサート舞台
~ありがとうございます~

 家を出たのが0815分新幹線で東京まで出京葉線にのりかえて埼玉県三郷駅までいったいきコインロッカーに荷物を預けてそこから電車でもどって新八柱駅へ到着は1347、バスを10分ほどまって森のホールについたのは1415.
 大階段をのぼって会場ロビーへ。のぼってすぐのところでグッズ販売、予想にはんしてグッズ列なし。急遽グッズ購入。時間は1420過ぎ。開演は1430.

 今日の私の席は1階席ウィング席のファミリー席。この入り口扉が私の網膜色素変性症の視野が極端に狭まった目では見つけられない。扉が壁と同化して見えない・・・・。開演時間がせまる5分前の注意アナウンスも流れる。見つけられない。

 ヲタが数名私の横を通り過ぎる、よしっと思い彼らについていく、しかし見失う。ここらへんで彼らは消えた。おそらくここらへんに扉があるはず、ホールからもれる音を手がかりに手で壁を押す、扉だ!!。

 そこからミニライトを照らしながら自分の席を探す、見えない見つからない・・・。何人かの着席している人に私の座席を尋ねる。ここの扉でなく、もっと手前の扉ですよと教えてもらう。

 戻る。いったん廊下にでようと扉を探すが薄暗く出口がわからない。あたふたする私。すでに時間は1430を回っている。いつ始まってもおかしくない。あたふたふたする私。

 そんな時、うしろのほうから男性の声。「案内しましょうか?」

 開演直前に案内してもらうのは気の毒、躊躇する私。すると彼が

 「肩に手をおいてdください、案内します」

 私もなんとか℃-uteコンの初日をはじめから見たいという誘惑。好意に甘える。案内してもらっているときに彼に尋ねると、予想どおり彼はスタッフではないとのこと、一観客
に案内してもらう私。扉を見つけてもらって、扉を2つ開けるとそこに女性スタッフがいたので彼は彼女に私引渡し、さっそうと自席にもどていった。

 しっかり引き渡されるときに彼にしっかり「ありがとうございました。どうもすみません」
と感謝を伝える。しかし残念ながら狭い私の視野では至近距離の彼の目をみてお礼はできなかった。おぼえているのは彼の左肩の感触とかすかに私の視界がとらえた彼の着ていたTシャツ。(今思い出すと彼のTシャツを青っぽいメンバーTシャツだったような気がする。ちなみに直前に私ったソロTシャツは岡井千聖の青いTシャツ、青ヲタに悪いやつはいないね ジュンジュン、茉麻、岡井)

 この場をかりて再度お礼をいいます。自分がこうむるコンサートを見れないという不利益をかぶって、私を座席まで導いてくれてありがとうございました。

 デスペア的見るポイント。

1、MC寸劇MCトークはいまいち
 前回の忘れたくない夏のテンション上げ子や中島早貴矢島舞美の胸キュンキュン青春コントとくらべると、今回の梅田の知ってます子はいまいち、まだ初見のヲタもどうリアクションしていいかわからず、あげ子のような一体感はなし。

 中島矢島の台本ありのトークもいまいち。お互いのかわいいところを言い合うという形で、お互いの欠点をいいあうというシニカルなトーク。こういうのより前回のような青春コントをやってほしかったなぁ。さらに残念なのが、そのけなしあいトークのあと、中島早貴が曲紹介。次は舞美ちゃんです!。アルバムの舞美ソロといえば「青春ソング」。私が今回のコンサートで一番楽しみにしていたナンバー。

 もっとロックで、暗転した状態から、青春ソングのBGMが流れ出し、後ろからライトをあびた舞美のシルエットが躍動感あふれて歌いだすというのが私の予想。

 コントをこの曲へのフリとするのなら、青春ソングの歌詞に絡めて青春コントをしてほしかったなぁ・・・。実に残念。

 愛理のタップダンス教室もどこでどう観客は反応していいのかわからず、ただ無駄に長いコントだった。先生役の愛理と生徒役のほかのメンバー。ほかのメンバーの生徒キャラがいまいち固まっていなかった。口答えする舞美、殴られる舞美。それとの対比でいい子キャラ・先生に媚を売るキャラを中島早貴がもっと徹底してほしかった。

 初日なので、まだ手探り状態なのかもしれないけど、あきらかに曲間のMCは前回よりもおとっている。

 ぜんかいよりもよかったのは、アメリカンコミック調のメンバー紹介の映像はよかった。平面的な写真のメンバーが、最後のこまでは動き出すというのはよかった。

2、本当のパート
 さほど有原栞菜に興味がない私。栞菜のいない6人でも違和感なし。ただアルバム曲の愛している愛してるは違和感ありあり。栞菜と早貴の二人で歌うこの曲。今回は栞菜の代役に萩原舞。

 やっぱりこの曲はまいまいでなく、栞菜だな。あのあまったるい声がいい。とくにせりふっぽい歌詞部分の栞菜の声はあのいいね(「ママにもちょっと結構」「めっちゃめっちゃめっちゃ」部分など)。まいまいではあの声はだせない。

 鼻をスースーのところは、しっかり中島早貴は左手の指で左鼻孔をおさえてスースーしていたのは、いい感じ。

 あと、アンコール曲の僕らの輝き、本来なら私の岡井千聖がメインパートを歌うのだが、今回は悲しくも、愛理舞美がメインで歌う・・・・・残念。


3、身長伸びたなぁ愛理
 帽子をかぶっていたせいか愛理が舞美や梅田よりも身長が高く見えた。ファミリー席から見ていると、身長差が縮まり、舞美と愛理の区別がつきにくい。今日はまいまいが髪を上げていたので、おなじく髪をあげてでこだしの千聖と区別がつきにくい。これらはもちろん私の視力低下が原因かもしれないが。


 期待が大きすぎたからか、それとも開演前のどたばたあたふたの中見ず知らずの人に親切にしてもらったうれしさのため、コンサート本編が色あせたのか。いまいちだったように思う。

 ただ、そんな中、中島早貴の大きなダンスはみていてきもちいい。下からのカメラアングルで舞美のアップがステージ中央の大画面い映し出される、その表情は遠くをみているようでなんかよかった。

 私たち年取ったヲタが期待しているのは、懐かしい胸キュンの気持ちなんだなぁ。それはもう娘。コンでは感じられなくなってしまった。ベリキューコンではその胸キュンキュンを感じたいんだよなぁ。


 あそうそうそれと、終演後座席から会場出口までスタッフの女性にあんないしてもらった。彼にくらべて、手引きの経験がないらしく私の手をとって案内しようとする。肩をかしてもらえますかといい、彼女の肩に手をのせさせてもらって、人気のすくない裏階段裏出口から出してもらった。その途中、彼女はよく笑った。私の行動がおかしいのだろう、よちよち歩きだし、ちょっとまってくれ今度きたときのために扉のドアノブを教えてくれだの、ちょっとした坂がありますという彼女の言葉のあと、私の足がその坂を感じて、「あぁ下り坂ですね」との私の発言。

 どれもが彼女にとっては新鮮でおかしい出来事だんたのだろう。普通ならいやな気分になるところだが、女性ということ、屈託のない笑い声、私が3度断ったのに私の手引きをしてくれたということからか、まったくいやな気分にならず、また手引きされているときも周りの目は気にならなかった。目は気にならなかったというよりも、もう周りの視線と私の視線があわなくなっているのだろう。
コメント
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