ゆうちょATMで初めて備え付けの受話器 を使った。

　ゆうちょのATMからネット銀行の私の口座に預入をしようとした。網膜色素変性症な私デスペア。視野狭窄と視力低下が着実に進行している私。だんだんあのゆうちょのATMのタッチパネルが見えなくなってきた。

　預入ボタンや引き出しボタンは見えるのだが、どうしても「その他取引」のボタンが見えないずーーっと画面を見ていてもどこにもない（今ふと、たしか右上隅にあることを思い出した。）

　10万円を入金しようとしていて、入金できなかったら10万円をしばらく財布にいれておかないといけないなぁ。それはいやなので、なんとかこのゆうちょのATMで入金しようと試みる。

　タッチパネルの左横にある受話器を使ってみることを決意。受話器をとったらインターホンになっていてどっかのコールセンターかなんかにつながるのかなと思っていたが、そうじゃなかった。

　受話器をとり耳にあてると、人が応対するのでなく音声メッセージだった。

「お預入れは１♯のボタンを、引き出しは２♯を、・・・・その他は0♯を押してください」とのおと。

　その受話器の内側には携帯電話のボタンのようなテンキーがついていたので、0♯をその後も音声メッセージに従ってボタンをおしていってなんとか10万円をネット銀行に預けることができた。

　便利だね。やっぱりゆうちょだね。こんな受話器がついているATMはゆうちょ以外はみたことない。さすがゆうちょだね。

　ゆうちょの株が売り出された買おうかな。