獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

宮本佳林さん誕生日ピンクサイリウム企画 おつかりん

2012-12-01 23:46:39 | 宮本佳林笑顔に涙獲得プロジェクト
 3つのシュガースポット

 今日はハロプロ研修生宮本佳林さんの14歳の誕生日。ちょうどその日大阪で舞台シュガースポットに出演する佳林。そこで舞台終演後のアフタートークショーでピンクのサイリウム一斉点灯でサプライズお祝いしようと企画。

 1700に会場についてリュックからサイリウムを準備していると、続々とネットの協力者(ハッシーさん、三重のパテシィエさん、KGさん、チラシ主っ!!!さんをはじめ総勢10人の協力者)が私の声をかけてくれた。ブログのコメントやツイッターで連絡なくいきなりの協力。名乗りをあげてくれた4人のほかにもたくさんの人が協力してくれた。ツイッターなのか狼なのかどこからサイリウム企画を知ったのかわからないが、配布協力してくれたこの方々はまちがいなく宮本佳林の誕生日を祝いたいという佳林ファンであることはまちがいない。

 1720ごろから700本のピンクのサイリウムを配布すべくちらばって配布作業。私はちんどんやの口上のように、今日は出演者の宮本佳林さんの誕生日であること、ピンクのサイリウムを一斉点灯してサプライズでお祝いすることを大きな声で言う。赤い羽根の共同募金のボーイスカウトのような気分。

 入口付近にたむろしている人にはすぐに配りおわり、階段下に移動して配布。まてどもなかなかサイリウムの数が減らない。1800に開場しても、1815になってもなかなかさばけない、1825に入場。ほかの協力者もサイリウムをあまりさばけなかったようだった。

 結果的に700本のサイリウムのうちさばけたのは300本弱だった。これは私の予想外のことだった。はじめ集合してネット協力者方々と段取りなどのミーティングをしたときに、たしか三重のパテシィエさんから1人2本ぐらい配ってもいいかなと提案があったのだが、私は客入りを予想できなかったことと、1人がサイリウムを2本かざすと後ろの人が迷惑かなとおもってあまりそれには参道しなかった。今思えば賛同すべきだった。1人1本でhなく1人2本ないし3本配るべきだった。私の情報不足と判断ミスだった。

 客席に入ると1階席のN列(V列が最後列)までしかうまっていなくて、しかも両サイドはがらあきだった。私の予想では3億円や戦国自衛隊のように1懐石満員かとおもっていたがそうじゃなかった。予想外だった。遠慮せずにツイッターで塩田さんに客入りチケの売れ具合をきいておけばよかった。結局客入りは多くて400人ぐらいだったのかな。サイリウム企画をする人には客入り情報が大事だな。

 情報といえばゲネプロに入ったネット協力者(たぶん三重のパテシィエさんかな)がゲネプロではまったく佳林バースデーにはふれなかったこと。それは夜の本公演のバースデー企画のための配慮なんじゃないかとおもわれるぐらいなんにもふれなかったこと、そして塩田さんと連絡をとりアフタートークショーの時にななみんが登場して指揮者のように音頭をとるのでそれきっかけでみんなでバースデーソングを歌う。サイリウムもその時点灯したらいい。ということをしえてもらう。その情報どおり、アフタートークショーの前にななみん登場でハピバ合唱だった。情報の正確さにびっくりした。


 デスペア的宮本佳林笑顔に涙獲得プロジェクトポイント
1、宮本佳林は松田聖子よりもすごい
 佳林は40歳のお母さんの影響か80年代アイドルソング(松田聖子や中山美穂、浅香唯など)をよく知っていいる。松田聖子といえばたしかレコード大賞かなんかの授賞式でうれしくて泣いているのに目からは一滴の涙も落とさないというぶりっ子キャラの第一人者だが、佳林は14歳にてその時の松田聖子を超えたな。

 終演後、千奈美がバックステージご招待の当選座席を場内アナウンスで読み上げる(D列とK列)、読み上げて1分もしないうちにななみんがステージに登場。たぶんまだ客はサイリウムをおっていない状態でのななみん早々の登場。

 そしてななみん「私が指揮をしますので、みなさん歌ってください」といい。ハピバの前奏を口で言う。客席大合唱。

 佳林やほかの共演者登場。コメントを求められて、佳林うれし泣き。声が鳴き声。

 「家族にしかいわってもらったことがなくて、今日はこんなにみなさんに祝ってもらってとてもうれしいです。私は本当に果報者です」。(客席歓声あがる)

 佳林はすごいと思った。この果報者ですというフレーズは劇中の佳林のセリフの一部でありそれをうまいこと引用している。そして笑顔に涙。そう松田聖子張りのうそ泣きを超える佳林泣き。私の網膜色素変性症な目では2列目ほぼセンターからでも佳林の表情はもちろん佳林の目からこぼれる涙は見えやしない。

 佳林の目から涙がこぼれていなければ佳林は松田聖子のうそ泣きをこえたし、もし本当に佳林の目から涙がこぼれてたらこれまた松田聖子のうそ泣きを超えたね。それほど佳林の驚いたうれし泣きのリアクションは完璧だった。

 はっぴバースデー大合唱のあと通常のアフタートークショーに移行し、そこで舞美が今日は佳林ちゃんの誕生日ということで楽屋でハピバの歌の練習をしていたら佳林ちゃんがはいってきてあわててしらを通した、だけどそのあとすぐ千奈美がハピバの鼻歌を歌いながら楽屋に入ってきてひやっとした。と言っていた。

 つまり佳林は今日のサプライズを感づいていてもしらないふりをしてそして舞台上でのあのリアクション。宮本佳林はやっぱり群をぬいてすごい。かつての松田聖子からいやらしさというか計算高さを差し引いた(ように思わせる)のが宮本佳林である。

 そんな宮本佳林は早くデビューして数千人のピンクサイリウムで誕生日を祝ってもらうべきだな。300本ごときのサイリウムの光じゃ佳林のまばゆさの前では昼間の月、まぼろしの月と同じ。 

2、塩田さんのやさしさ
 ピンクのサイリウムはあきらかに迫力不足で佳林の口からはサイリウムがきれいとかピンクがいっぱいとかの発言なし。あぁ舞台上からはサイリウムは見えないんだなとサイリウムを企画し700本を2つのリュックにいれて持って行った私はすこしがっかりん。

 ただハピバ合唱のあとななみんやほかの共演者とおなじく佳林もアフタートークショーには参加しない予定だったが、急きょナミチョーのはからいで佳林もアフタートークショーに残ることになった。

 参加者は並木さん、ヒョギ、舞美、佳林、しょーごさん。舞美はブログでもかいているんですけど今日」佳林ちゃんの誕生日だったんで千奈美と舞美とななみんと研修生マネージャーで劇中の夜這いしーーんよろしく、滞在先のホテルの佳林の部屋をマスターキーで12時ちょうどにあけて中に入ってクラッカーを鳴らして佳林ちゃんをサプライズでお祝いしたのこと。

 ただ佳林ちゃんはクラッカーでは起きなくて何個かクラッカーを鳴らしたとこと。

 佳林は部屋がぐちゃぐちゃだったでしょとかふとんがくrくるとなってたでしょとかはずかしそうに言う。私寝たら目が覚めないんです、クラッカーがなっていても起きなかったんです。これは夢かとおもってました。すると徳永さんが使いs手のクラッカーを置いていってあっ夢じゃないんだと思いましたとのこと。

 いまどきの女子中学生は携帯依存で誕生日の0時00分にオタオメメールが友達からくるのがあたりまえで、それに返信するのもあたりまえだと思っていたが、佳林はすでにホテルのベッドの中で熟睡していて自分の誕生日の0時00分は気にもとめていない様子。いまどきらしくないな。それもまた佳林のよさなんだろうな。

 アフタートークおわりらへんでヒョギさんが客席をバックに写真をとろう提案し、2枚ぐらいとっていた。しばらくしてこんどは舞台上に塩田さん登場、さっきはあまりよっくとれていなかったのでもう一度佳林さんを中心に客席をバックにして写真をとらせてくださいとのこと。
 
 曲席はピンクのサイリウムをかざしてそれをバックに佳林がセンターでうつっているのかな。ヒョギさんの撮影のとき振り替えって客席をみた舞美がわぁきれいといっていた。

 この舞美のわぁきれいはピンクのサイリウムを見ての発言であり、塩田さんが言ったあまりうまくとれていなかったのでとはピンクのサイリウムが逆光でよくとれていなかったことを踏まえての発言だったのなら、これが舞美と塩田さんのやさしさなんだな。写メで客席のピンクサイリウムの数がすくなくて塩田カメラにはうつっていなくても、この舞美と塩田さんのやさしさはうれしかった。ピンクサイリウム企画者として救われた気持ちがした。

3、「佳林オタオメ14」のサイリウムアート

 2050にはアフタートークショーもおわり出口へ。すでに協力者の方が出口でごみ袋をもってサイリウムを回収。おくればせながら私も参加し回収。劇団の舞台は終演後ロビーでの演者が出てきてお見送りするというのがある。そのためロビーで劇団員の人に感想をいったりしょーごさんと2ショットをとってもらったりしている。そのためなかなか回収をやめられない。最後の人がでてきたのが2110すぎだったかな。

 使用済みのまだ光っているピンクサイリウムがごみ袋に300本ぐらいたまった。個人的にサイリウム企画が消化不良な感じがしてたので、残って最後までサイリウムを回収してくれた協力者に声をかけて、入口右側のちょっと広い地面の上にまだ光っているピンクのサイリウムでサイリウムアートをつくることにする。

 もちろんするといっても私の目では実はサイリウムが光っているのかすらわからないので地面に並べたのは協力者の方々。10人以上がのこって5人ぐらい人が地面にひとつずつピンクのサイリウムを並べてくれた。

 私の願いをきいてくれて「佳林 オタオメ 14」という文字をサイリウムでつくってくれた。

 ものの5分もしないうちにできあがり、残っていた人たちでちょっとした撮影会になっていた。うれしかった。サイリウム企画者として完全消化できた。(貼り付け画像参照)

 いわゆる悪党さんには企画者とサイリウムアートを一緒にとりたいということで写真をとってもらった。悪党さんはアートより企画者である私とか協力者や顔なじじみの人の写真がとりたかったようだ。人が好きなんだなと思った。

 それと、私のガイドヘルパーさんにはアフタートークショーの前に、ハピバの前に客席を出てもらって出口でサイリウム回収をスタンバッてもらったのだが、佳林のハピバが終わり、アフタートークショーがはじまる前に、いわゆる悪党さんはさっそうと一人出口まで出てきて、あんたら見ずにでてきてえらいなとねぎらいの言葉をかけてもらったとのことだあった。私もすこししゃべったのだが乱暴な言葉づかいではなかった。


4、三重のパティシエさん、チラシ主っ!!!さん、ハッシーさん、KGさんをはじめ約20人の協力者のみなさん
 おもいつきでピンクサイリウム企画やろうとブログで発表したのが、11月23日。それから佳林スレでいろいろなアドバイスをうけて、翌日の塩田さんのツイート、それから約1週間でなんとかピンクサイリウム企画を実行できたのは、みなさんのおかげです。
 ゲネプロ情報やななみんの指揮者情報をおしえてくれていの一番に協力を名乗りでてくれた三重のパティシエさんありがとうございました。
 私がこの企画をやろうとおもったきっかけであるチラシをすぐさまつくってくれたチラシ主っ!!!さんありがとうございました
 会社の出張からの帰りにわざわざ大阪で下車し協力してくれたハッシーさんありがとうございました。
 客席内ごみ拾いそして最後までのこってくれたKGさんありがとうございました

 あと声掛けもしてないのに50本いりのレジ袋をすすんでこわきにかかえてこの寒空の中配布してくれた名の知らぬみなさんありがとうございました。
 そして終演後はいつくばって地面にサイリウムアートをつくってくれたみなさんありがとうございました。

 サイリウム企画をたちあげたものの私の判断ミスで300本弱しか配れなくてとても後悔し、佳林には申し訳ないと思いました。心の片隅に消えることのない後悔がこすってもこすってもおちないシミのように黒くこびりつきました。

 でもその汚点は、ネット協力者のきもちのよい協力、塩田さんと舞美のやさしさ、協力者がつくってくれたサイリウムアートのおかげで、その汚点は、見つけるとうれしくなる、思い出すとうrしくなるバナナのシュガースポットとなりました。

 そしてなにより、汚点をつける勇気と、その汚点をシュガースポットに変える力を与えてくれたすべての始まりの宮本佳林さんありがとう、そして14歳のお誕生日おめでとう。
コメント (9)
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