はじめて点字で投票をした。

　12/16の衆議院総選挙。ここ10年くらいは選挙の日に投票行って外食するんだってことはない私デスペア。わざわざ日曜日に投票は行く気がしない。

　そこで今日会社途中抜け出して期日前投票にいってきた。網膜色素変性症な私デスペア。すっかり目が悪化して紙に書いた文字がよめなくなった。投票も投票用紙のワクに鉛筆で候補者政党の名前を書くことができない。わくからはみだしたり、用紙の裏にかいてしまうおそがある。

　いい機会だと点字ではじめて投票してみた。

　期日前投票の申込書も担当の人に代筆してもらって、投票用紙の記入台まで手引きしてもらった。普通のっ記入台ではなくいすがある記入台だった。

　そこにすわると担当者がその机の上に点字器をセットしてくれた。てっきりプラスチックの簡単な点字器とおもっていたら鉄製のしっかりした点字器だった。期日前投票は役所でしかできないが、投票日には近所の小学校などたくさんのところで投票所があるが、そのすべてにこのがっちりとした点字器があるとおもうとうれしいがすこし無駄なようなきもするな。投票日以外はあの点字器はずっと倉庫の中なんだろうな。

　まずは小選挙区の投票用紙をもらう。左肩に「ショウセンキョク」と点字書いてある、うらの右下にも点字でなにかかいてあったが、あまり時間をかけると手引きしてくれて傍らでずっと待機してくれている職員に悪いとおもったので、そのウラの点字は読まず。

　用紙を裏返しにして点字器にセットして点筆で候補者名の苗字を書く。なんとかかけた。

　次は比例投票。おなじような紙だったが左上すみに「ヒレ」と点字でかいてあった。「ヒレイ」のイが書いてなかったような気がする（私の点字読み取り力のなさのため読みおとしていたのかも）

　比例もなんとか点字でうったが、たしかめるとウラに書いていた。再度オモテにしっかり点字で党名をかいて、まちがって書いた点字は点筆のグリップをこすりつけてつぶして平らにした。

　２枚の投票用紙をもって投票箱へ。どうやら投票箱は普通の投票箱にいれるようだ。

　投票おわり手引きしてくれた職員が出口に案内しようとするので、私はまだ最高裁判所の国民審査の投票をしていないというと、国民審査は12/9からだということ。再度来てくださいといわれた。。

　別にいかなくてもいいのだが、最高裁判所の国民審査は10名ぐらいの裁判官の名前の上にバツをつけるので、点字の場合どうやってそれを書くのか興味があるので、後日国民審査のためだけにまた行ってみようと思う。