獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

ごみ屋敷の住人に対して、どんな福祉サービスがあるのか。

2024-06-21 22:02:34 | 全盲視覚障害者によるヘルパー事業所開設プロジェクト
エクセル


今日は金曜日、ウエカジハローセンターの仕事として、ごみ屋敷住人の家絵へ。日本発の全盲視覚障碍者によるヘルパー事業所ウエカジハローセンター。そのセンターの所長である私、盲人ウエカジ。網膜色素変性症な私。


ゴミ屋敷の整理は、障害福祉サービスの家事援助サービスや身体介護サービスではおこなえない。大宗二にあたるので、だめらしい。障害福祉サービスはああくまで、障碍者の日常生活を補助するサービスなので、部屋のもようがえとか、大掃除などは、対象外。


となると、ごみ屋敷の住人は、ずっとゴミ屋敷にすまわないといけない。福祉サービスのはざま問題。


そこで、ウエカジハローセンターでは、障害福祉サービスの家事援助と身体介護をつかって、そのごみ屋敷の住人の生活相談をうけて、一緒に、部屋の片づけのやりかたをおしえながらやる。部屋のそうじ、かたづけをおぼえてもらって、まzは、これ以上ごみをためないようにすることの援助。これなら、障害福祉サービスの範疇。


それと加えて、金銭管理の相談にものる。ゴミ屋敷の住人は、金銭管理もできない。月の収支をとることができない。
そこで、まzは、一緒に、エクセルをつかって、月の収入のあらいだし。するとびっくりしたことに、30万円のつき収入。そんなに収入があるのに、いつも、お金がないお金がないといっている利用者。こういった障碍者には、だれかがサポートしてあげないといけないのね。月の収入がこれくらいだから、月の支出はこれぐらいにおさえよう。そのアドバイス。おこういったサポートも障害福祉サービスではなかなかできない、家事援助などのサービスのなかに、生活相談というのがあるので、それで、やるしかないね。


こういった、福祉のはざまですくわれてこなかった人をの生活を、すこしでもよくしてあげたいね。それもウエカジハローセンターの使命。




前回ゴミ屋敷にきたときよりも、すこし居住スペースができていたので、そういった変化がやりがいにつながるね。




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