NHK教育「きらっと生きる」１２月１６日放送 を見た。

　　網膜色素変性症な私デスペア。徐々に視野が狭まっていく病。私が障害者になってから心がけてること。同じような障害の人たちがどんな生活をしているのか。そのことを知るようにしている。

　　NHK教育テレビの午後８時からの３０分番組は毎日欠かさずみることにしている。土曜日は障害者の生活模様を紹介する番組。「きらっと生きる」。

　　１２月１６日の放送。視神経萎縮の少女。制服がよく似合う紙を二つ結びの女の子。つぶらな黒目がちなすきとった奥二重の目が印象的なかわいらしい子。

　　私デスペアの今の目の状態は視野は普通陣の７％程度。視力は０．５。まだまだ文字も読めるし、人の顔も判別できる。

　　今日の二つ結び少女は「人がいてるのかなぁ」程度の視力。この少女がかっこいい。彼女の明るさまぶしさに私は消滅してしまそうだ。

　　デスペア的二つ結び少女。

１，しっかりしたしゃべり方。
　　　かわいらしい子。もし私が同じ中学生なら恋に落ちていただろう。かわいいだけでなく。しゃべり方もしっかりしている。なおかつかわいらしいしゃべり方。

　　　視力が急激に低下したのは小学３年生のころ。

　　　彼女＜「まっくらになるんじゃないのかなぁ。一人ぼっちになるんじゃないいのかなぁってすごく怖かったです！！。」

　　　淡々と当時の心境をかたる彼女。ひとごとのように語る彼女。それほどまでに彼女からはかわいらしさ、あいらしさ、明るさが画面から伝わる。



２，KinKi Kidsの堂本剛。

　　　彼女はKinKi Kidsの堂本剛のファン。私はモーニング娘。のファン。相通ずるものがある。（１３歳の乙女がアイドルにお熱と、３３歳のおっさんがアイドルにお熱は社会的意味合いは大きく異なる亜画・・・）

　　　DVDを見る彼女。傍らにお母さん。お母さんが堂本剛の着ている衣装を口伝える。うんうんと頷く彼女。

　　　私もそんな風にいつかモーニング娘で元気づけられたい。
　　　そしてぜひとも彼女にはKinKi Kidsのコンサートだけでなくぜひともモーニング娘。のコンサートに来て欲しい。


３，盲学校と白杖と。
　　　今までは白杖を使うのいやだった彼女。盲学校に入学したのを機に白杖の歩行訓練をうける彼女。まわりから目が悪いとおもわれるのがいやだったとのこと。

　　　１人黄色の点字ブロックをあるく彼女。端から見ていて他人の私でも心配になってくる。１人で大丈夫か。電車を１人でのってへんな気持ち悪いおっさんに痴漢をされやしないか心配。もし彼女が痴漢にあっていたなら私は涙を流しがらおっさんを怒鳴りつけるだろう。

　　　そんな私みたいな人が毎朝の通学電車に乗っていたらいいのだが・・・・。

４，将来の夢はなんですか？
　　　番組の最後。司会者が彼女に尋ねる。将来の夢はなんですか。これはこの番組の決まり事。番組の最後にこの質問。

　　　私はてっきり。「KinKi Kidsの剛君と生で会って話しがしたいです」とか、「モーニング娘になりたいです」とか想像したり願望したり。

　　　彼女の答えは、私の予想も願望を裏切る。

　　　彼女＜「人を助ける仕事がしたい。白衣に憧れたり。今までいろんな人に助けてもらって、次は私が助けたい！！」

　　　エエエエッーーーーーー。涙が出てきた。私ははたして今の今までそんなことを考えてきただろうか・・・・。

　　　滋賀の女の子がモーニング娘の新メンバーに選ばれたが、私は今日のこの二つ結びの女の子こそがモーニング娘であり、人を元気づける存在アイドルだと思った。

　　　よーーし私も見失い駈けていた夢にむかって明日から始動するぞーーー！！


　　川v）＜「今日からやりゃいいんじゃないの」

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