ハロプロ研修生新メンバー佐々木莉佳子のＳＣＫＧＩＲＳの動画をみた。

　照れるんなって！

　田舎育ちの私デスペア。いまだになまりがぬけない私。そんな私も田舎から大阪にでてきて20年以上たつ。田舎をとびだして身をたて名をなす予定だったがそうはいかず。

　私のはたせなかった田舎からのサクセスストーリーのいままさに夢の途中にいるのが元ＳＣＫガールズ（産地直送気仙沼ガールズ）で現ハロプロ研修生の佐々木莉佳子。

　3/31のハロプロ研修生ライブで初お披露目で工藤遥のようなハスキーな少年のような声。それだけの印象。網膜色素変性症な私デスペア。もうどんな顔なのか判別はできない。佐々木莉佳子がかつての梨沙子やかつての工藤のようなのかわからない。あまり興味はわかなかったが、今日いろいろネットで調べてみて、ＳＣＫガールズと佐々木莉佳子が気になりはじえめた私デスペア。

　気仙沼という田舎で、大震災で大きな被害をうけた町出身の彼女たち。そんな田舎の小娘がトップアイドルを目指している。それが佐々木莉佳子。ＳＣＫガールズからハロプロ研修生へ、気仙沼から東京へ。

　アイドルに必要なのは歌とダンスはもちろんだが、胸キュン感と物語性がさらに大事。いまハロプロで物語性をもっているのは唯一宮本佳林だけ。そして佐々木莉佳子。工藤がもっていなかった純朴さと素直さをもっているネオ工藤遥というべき佐々木莉佳子。大注目だな。

　デスペア的ＳＣＫガールズのポイント。
１、リカコのうた
　大注目の佐々木莉佳子。たった一人でハロプロ研修生に加入したのでどんなに歌がうまいのかとおもっていが、歌はとってもへたくそ。音域もせまいし、音程もあやしいし、リズムにのれているのかもあやしい。そんな佐々木莉佳子だけどなんかいいね。かつての岡井千聖、岡井少年のような純朴さがある。歌のへたさもそのキャラクターをさらによくひきだしている。

　以下の動画の後半にりかこのうたをソロで歌う佐々木莉佳子。なんかいいね。モーニング娘の今のＥＤＭ路線に足りないのは佐々木のような純朴さじゃないかな。

　りかこのうたはかつてのキャナーリ蔵場うのえり～なのソロ曲（リズム天国収録曲）のとてつもない劣化版なのだが、それがなんだか愛おしい。

２、イオン
　ステージ衣装はイオンさんから提供してもらっているとのこと。ふつう衣装提供ってのはブランドやメーカーからの提供がふつうだとおもうのだが、ショッピングセンターイオンからの提供をうけるＳＣＫガールズ。なんかいいね。

３、客がすくない
　屋外ステージでライブのＳＣＫガールズ。イベントのおわりにこれからサイン入りのボールをなげます。

　ここからがおもしろい。サイン入りのボールをなげるとなるとハロプロだとすごいことになるのだが、ＳＣＫガールズはちがうね。
　
　まず、サイン入りのボールが欲しい人はステージの前に集まってくださいと呼びかけるメンバー。

　呼びかけるも、人があつまらない。そこでリカコ。

　リカコ＜「照れんなって　みんな　照れんなって」

　笑った。

　ボールを投げるも、ボールをうまく客がとれず地面にころがってしまう。

　ボールが転がるのを見てメンバーが「ひろってあげてください」とお願い。

　こんなアイドルいないね。なんかいいね。ほのぼのとする。

　ＳＣＫガールズのＣＤがほしくなったな。つんくの動画つんつべにも出演しているようなのでチェックせねば。　



2012年7月29日　SCK GIRLS@響げ！　at イオン気仙沼