重松 清「季節風*春 ツバメ記念日」を読みました。「夏」も一緒に借りてきたけどとりあえず一冊だけ読みました。「秋」と「冬」もあるのかしら・・。
12編の、春をテーマにした物語。泣けた、泣けた・・。家族愛、地域愛、そういった泣かせ所満載の、重松清らしいお話ばっかりでした。
一番泣けたのが「さくら地蔵」。春になると桜の花びらがまるでピンクの座布団に見える謎のお地蔵さんにまつわるお話。
30年前にその場所で、小学校に入学直前の男の子を亡くした人が、息子を思って建立したお地蔵さんに、トラックの運転手さん達が、事情は知らないのにいつのころからか毎年沖縄から北海道まで桜前線に合わせて花びらを集め、そのお地蔵さんに花びらのシャワーをかけていく・・。建立した本人は今年が定年で最後。息子の死後生まれた娘が出産間近で、初孫誕生まで今年の花びらを待つお話。
同じ位の息子がいるので、とにかくせつなかった
この人の書くお話は、人前では絶対によめません。
満足度90
12編の、春をテーマにした物語。泣けた、泣けた・・。家族愛、地域愛、そういった泣かせ所満載の、重松清らしいお話ばっかりでした。
一番泣けたのが「さくら地蔵」。春になると桜の花びらがまるでピンクの座布団に見える謎のお地蔵さんにまつわるお話。
30年前にその場所で、小学校に入学直前の男の子を亡くした人が、息子を思って建立したお地蔵さんに、トラックの運転手さん達が、事情は知らないのにいつのころからか毎年沖縄から北海道まで桜前線に合わせて花びらを集め、そのお地蔵さんに花びらのシャワーをかけていく・・。建立した本人は今年が定年で最後。息子の死後生まれた娘が出産間近で、初孫誕生まで今年の花びらを待つお話。
同じ位の息子がいるので、とにかくせつなかった
この人の書くお話は、人前では絶対によめません。
満足度90