樋田慶子「つまらぬ男と結婚するより一流の男の妾におなり」
中公文庫新刊で会社の方よりお借りしました。
先週本屋さんで見かけて、ちょっと読んでみたいな、と思っていたので嬉しかったです
明治時代の花柳界の女性の伝記?という印象でしたが違ってて
樋田慶子さんは女優さん。祖母が花柳界で伊藤博文のお妾さんだったようで、
後年「田中家」というお店を経営していて、お偉い方達がたくさん出入りしていたよう。
そしてそのお祖母さんのその価値観がこの本の題名のよう。
それに反発する著者が、演劇の世界に飛び込んで生きてきた半生記でした。
旧名は緋多恵子さんというらしく、こちらのお名前なら目にした記憶がありますが、正直よく存じ上げない方でした。
舞台が中心のようなので、当たり前か。
若い頃、宇津井健さんの恋人だったそうで、へぇ~、って感じ。
新派の花柳章太郎に弟子入りして生きてきた部分が大半で、「演劇史」みたいな感じでした。
新派って言われても「水谷良重」さん位しか知らなかった。演劇って難しいっていうイメージです
満足度は60位。
中公文庫新刊で会社の方よりお借りしました。
先週本屋さんで見かけて、ちょっと読んでみたいな、と思っていたので嬉しかったです
明治時代の花柳界の女性の伝記?という印象でしたが違ってて
樋田慶子さんは女優さん。祖母が花柳界で伊藤博文のお妾さんだったようで、
後年「田中家」というお店を経営していて、お偉い方達がたくさん出入りしていたよう。
そしてそのお祖母さんのその価値観がこの本の題名のよう。
それに反発する著者が、演劇の世界に飛び込んで生きてきた半生記でした。
旧名は緋多恵子さんというらしく、こちらのお名前なら目にした記憶がありますが、正直よく存じ上げない方でした。
舞台が中心のようなので、当たり前か。
若い頃、宇津井健さんの恋人だったそうで、へぇ~、って感じ。
新派の花柳章太郎に弟子入りして生きてきた部分が大半で、「演劇史」みたいな感じでした。
新派って言われても「水谷良重」さん位しか知らなかった。演劇って難しいっていうイメージです
満足度は60位。