読む日々

テーマばらばらの読書日記

少し成長

2011-04-13 | 雑感
今日は息子はサッカー2回目。私は仕事なので、普段通う学童はお休みして一人で自宅へ帰り
宿題して、支度して、20分歩いてバスを待ち、スクールへ。

先週の「手違いでバスが来ない」トラウマで、朝から落ち着かない私・・。
結局今日も、バス停が反対車線だったようで、運転手さんから夫へ電話が入ったそう。(何故夫の携帯・・?)

仕事が終わって高速使ってスクールへ運転手さんとバス停確認。
本当は息子が待っていた方で正しかったみたいだけど、他に乗る子がいないそうで、来週からも今日と同じ場所に決める。
その方が息子も国道を渡らずにすむし、帰りもバスの日はそこでおろしてくれるそう。

基本迎えにいくつもりだけど、必ず行ける保証がない。

ひとまず、バスデビューが済んでよかった。

週2に増やしたいと言ってる息子だけど、あと行ける日は土曜日しかない。
でも必ずお休みじゃないからなぁ私が。
じーちゃんに相談しないと。
でも、じーちゃんちから遠いし、甥っこがバスケ始めて、そっちの送迎に燃えてるから無理・・?

なにはともあれ、一人でミスなく行動できた息子。ちょっとだけお兄ちゃんになったかな

遊女のあと

2011-04-13 | 
諸田玲子「遊女のあと」

「ゆめのあと」と読みます。
今の福岡で飢饉で食い詰めた「こなぎ」は、ある日漁師の夫が拾ってきた異人と共にムラを出て名古屋を目指します。
この異人は名古屋の縁者にぜんまいの作り方を教えにやってきたらしい。で、途中で松前へ逃げちゃう。
一人残ったこなぎは、名古屋をめざします。

また江戸では鉄太郎という直参の武士が子供を亡くした後様子がおかしかった妻が、尾張の武士と懇ろになり
駆け落ちされてしまいます。当時不義密通は死罪。なぜか方々からけしかけられて「女敵打ち」に出ることに。

紆余曲折を経て尾張名古屋で出会うこなぎと鉄太郎。
二人の裏には将軍家と尾張徳川家の争いが関わり、公儀隠密やら豪商やら、いろいろ関わり壮大な物語が描かれます。


おもしろーい夢中で読んじゃいました


当時、徳川宗春の治世下の名古屋は、吉宗の険約政策に反抗してバブル期のような世の中だったらしい。
それが「夢の国」であり、そこで2年半、様々な出来事が起こります。
鉄太郎とこなぎは恋に落ちますが、最後は・・・。

あの時、あの時代を「ゆめの国」名古屋で共に過ごした事が「ゆめ」だから、「ゆめのあと」。

敵打ち・謀叛の企て・新しい武器・幕府転覆の野望など、様々な思惑が絡んでいて、ものすごく読み応えがありました
満足度は100