読む日々

テーマばらばらの読書日記

一九七二年のレイニー・ラウ

2012-03-16 | 
打海文三「一九七二年のレイニー・ラウ」


ちょっと村上春樹っぽい、8編の恋愛小説。

村上春樹よりは大衆向けというか、わかりやすい感じだけど、でもやっぱり難解。
とくに女性には難しいかも。

表題作には主役の男と、25年前香港で出会って一時付き合った女性と、その二人を再会させる手助けをする男の娘が出てくるけど、こんな娘、いるのかぁ?と感じた。

ストーリー自体は面白かったですが。

私の親世代の作者の、オトナのお話、って感じです。出てくるのは私世代なんだけどね。


満足度60