森福 都「クラブ・ポワブリエール」
連作短編?なのかな。
ある日帰宅した35歳の拓也が、姿を消した妻の行き先を探る為、妻が書いた小話を読んでいくストーリーで、その小話一つ一つが短編になっている。で、最後は意外な謎解きになり、まあメデタシメデタシ。
面白いです。妻の大学時代の仲間で構成された「クラブ・ポワブリエール」の面々とその妻や彼や旦那や彼女が絡む様々な恋愛事件。藤本ひとみの「オデパン」を思わせる気配だけど、もっと庶民的だから面白い。
そして各編に張られた伏線が、最後見事にピタっと嵌るのはすごい。そして誰も傷つかずに終わる展開がいい。
あっという間に読み終えちゃった。
満足度95
連作短編?なのかな。
ある日帰宅した35歳の拓也が、姿を消した妻の行き先を探る為、妻が書いた小話を読んでいくストーリーで、その小話一つ一つが短編になっている。で、最後は意外な謎解きになり、まあメデタシメデタシ。
面白いです。妻の大学時代の仲間で構成された「クラブ・ポワブリエール」の面々とその妻や彼や旦那や彼女が絡む様々な恋愛事件。藤本ひとみの「オデパン」を思わせる気配だけど、もっと庶民的だから面白い。
そして各編に張られた伏線が、最後見事にピタっと嵌るのはすごい。そして誰も傷つかずに終わる展開がいい。
あっという間に読み終えちゃった。
満足度95