読む日々

テーマばらばらの読書日記

月の光

2013-05-17 | 
岩橋邦枝「月の光」

60代半ばの、若くして夫を亡くし、むすめは海外在住で独り暮らしの女性の日常を描いた連作短編。

60代でも恋をする。その、心の動きなんかも。

ふーん、とは思うけど、自分だって高校生の頃からと内面はさほど変わってないこと思えば、こういう心境は60代でも普通かも。とくに、孫の面倒みたりしていなくて働いていたら、今と変わらない心持ちで生活するのかもなぁ。


満足度70。私小説なのかな、どうかな。

メイベルおばあちゃんの贈り物

2013-05-17 | 絵本
「メイベルおばあちゃんの贈り物」アリータ・リチャードソン作 中村妙子 訳


シリーズ物4作目。
孫のアリータは登場せず、普通にメイベルが読者に語りかけているような形式に変化してました。
メイベルも8年生となり、大人に近づいてきてます。
それでもまだまだ失敗や反省が多く、そしてそんな体験のひとつひとつを通して正しい人間に成長しています。

私はキリスト教徒ではないので、聖書の教えを絶対とは思いませんが、目に見えない何かを畏れて生活することは、正しい生き方なのではないか、と思います。

この後、メイベルの青春物があるらしいので、それも読みたいと思います



紫匂う 5/17

2013-05-17 | 
新潟日報連載 「紫匂う」

とうとう澪と笙平が芳光院の待つ雫亭に辿りつく。

とうとう、ではあるけど、蔵太がケガをして動けなくなってからは、あっさり到着したなあ。
途中、山の民に出会って、蔵太がケガをした、と告げた澪。
この山の民が蔵太を助けるに違いない!!


しかし笙平・・・・・。自分勝手な男だわ。こんな男のために危機に遭うなんて、と思うけど、これがなかったら澪も夫の大きさに気付けなかっただろうし・・

絶対これは夫婦の物語だわ
めでたし、めでたしを期待。笙平も大人になれるといいね。