読む日々

テーマばらばらの読書日記

津軽百年食堂

2013-05-23 | 
森沢明夫「津軽百年食堂」




弘前で、屋台から蕎麦屋を始めて食堂を作った初代の、妻との慣れそめと、その孫の生き様、
そしてメインがその長男で、東京で暮らす陽一と、同じく弘前出身で東京で知り合った七海との恋のお話。

なんかね。
親子とか、先祖とか、由来とか、そういうのに弱い私には泣けて泣けて大変でした。
哀しい涙ではないんですけどね。

いいお話でした。お勧めです。

満足度200

2013-05-23 | 雑感
筍をたくさんいただいて。
茹でて、保管中ですが、今週中には食べきらないと。

って事で、朝から筍です。


筍ごはん、我が家は炊き込みではなく、混ぜご飯。ちらし寿司風です。
いっぱい煮たから、今日明日はガッツリと筍ごはんだ

紫匂う・5/23

2013-05-23 | 
新聞連載「紫匂う」も大詰め。
ちょっと検索してみたら、他の地方新聞社の記事で、この連載は6月いっぱい、と書いてあった。
どうやら一斉にはじまったように記憶しているので、新潟日報も同じ時期までなのかな。

情けない男、笙平を無事雫亭へ送り届け、なんと夫・蔵太の潜む岩場まで戻った澪。
その際、自分の心はとうに夫にあったのだ、と気付き喜びでいっぱいになる・・・。

ほんと、いい夫婦だなあ。うらやましい。

で、いよいよ雇われた浪人共と出くわす。澪がいて逃げ切れるのか、と思うけど、蔵太は、澪がいることで
「斬り抜けよう」という気力が湧いてきた、と。

山の民の犬が浪人出現まで一緒にいて、どこかに走り去ったのは、絶対飼い主を呼びに行ったんだと思う。
澪を背に隠し斬り合いが始まったけど、四方から攻められて、脚のケガを追っている蔵太が助かる道はないと思われるので、
ここはきっと、切羽詰まったところで山の民の銃がさく裂するに違いない。

あと1ケ月、楽しもうっと。