読む日々

テーマばらばらの読書日記

どこからも彼方にある国

2015-10-06 | 絵本
「どこからも彼方にある国」アーシュラ・K・ル=グィン  中村浩美訳



アメリカの高校に通う17歳のオーウェンと、同じ高校の同級生、ナタリーとの友情からの恋を描いた青春もの。
昔の村上春樹を思い出した。アタマいい男子の難しい脳内。間違ってもわが子は陥らなそうな心理だな。。


とはいえ、とっても面白いです。青春の壁にぶつかってる中高生、読むといいんじゃないかな!
納が筋肉でできているような我が息子タイプには不要な本ですが(^_^;)

泣くなツイ

2015-10-06 | 絵本
「泣くなツイ」長谷川隼平作・山本益子絵




植木市の準備を眺めていた龍次の後をついてきた子犬。優しい家族の理解のもと、飼い主が見つかるまで、と約束で飼い始める。
後をついてきたから「ツイ」と名付けた犬は、夜な夜なさびしそうに泣くけれど、教えていくとそれもおさまり、最初いまひとつな反応だった兄も実はツイが大好きだと知り嬉しさでいっぱいになる龍次。

ところが次の植木市の準備で訪れた植木屋さんが張り紙を見て訪ねてきて・・。


心温まるいいお話でした。が、それだけかな・・。
絵本よりも薄い内容でした。