読む日々

テーマばらばらの読書日記

号泣SONG

2016-11-11 | 雑感
私の号泣ソングというのが幾つかあって。

それぞれ、アニメやらドラマやら、作品の主題歌だったりする。

歌だけに感動するのはもちろんあるけど、自分の感情というのは月々日々に変化していくものなので、変わらず号泣してしまう歌というのは、やはりその作品の内容に瞬時に入り込める曲、となる。

古くは

母をたずねて三千里 の主題歌
♪草原のマルコ

これはもう、「はるか〜草原を〜ひとつかみの」で、泣いてしまう。2番の「けれどマルコ〜お前は来たんだー母さんをたーずねー」で、号泣。自分で歌ってる場合はもうここで終了。


次は、20歳くらいの頃の年末だか正月だかの大型ドラマ「白虎隊」の主題歌 
堀内孝雄
♪愛しき日々

会津の悲劇は幼い頃から父親から聞いたり、本を読んだりしていて、このドラマはもう涙涙で。
主題歌を聴くとたまらない気持ちに。
「急ぐ命を笑いますか もう少し時が優しさを投げたなら」の部分は、時の流れに逆らえず、そういう風に動くしかなかった人々の生き方が思い出されて号泣。

この二曲が鉄板だったのに、今回、映画「四月は君の嘘」の主題歌
いきものがかり
♪ラストシーン 

が、この二曲を上回る勢いでランクイン。  

聴けば聴くほど、映画の中の公正君の、派手ではなく激しくもなかったかをりへの想いは、彼女を亡くしてからこんな風に熟成されていったんだろうな、という風に伝わってきて、運転中聴くと危ないくらい。

手を離してしまうんだ 早く行こうって君は 僕のこと困らせて はしゃいで駆け出す

の部分。映画の中での、かをりのはしゃぐ姿、戸惑う公正、だけどそのエネルギーに感化されて彼女を追いかける姿

が蘇ってきて、泣けて泣けて仕方ない。

映画自体は、ストーリー展開も何となく読めたし、その場ではそこまで感動した記憶はなかったんだけど、これは演者の力だったんだなぁ。

いやー、しばらく浸ってしまいそうだ。