読む日々

テーマばらばらの読書日記

華麗なるギャツビー

2016-11-30 | 映画・ドラマ
NHKのBSプレミアムで放送した、「華麗なるギャツビー」(1974)を見た。

昔、小説を読み、若い私は「理解できないけど、この空気感は何か好き」と思っていた。

当時小難しくて理解不能だった登場人物達の気持ちは、年齢を経てわかるようになった気がする。

ギャツビーは、でもやはり気の毒だけど好きにはなれないし、デイジーや夫の身勝手さには呆れ果てるばかり。

ニック一人がマトモ。そしてニックを演じている俳優さんがとても素敵だ!



ってことで映画は満足。

ディカプリオがギャツビーを演じた最近の方も観てみたいなぁ。

中野のお父さん

2016-11-30 | 小説・現代
北村薫「中野のお父さん」

久しぶりに読み終えた本。

出版社勤務の女性、美希が、仕事で巡り合うちょっとしたミステリーを中野に住む実家の父との世間話で説いていく。

説いて何か事件が解決したりはしない。ただ主人公と読者がスッキリするだけ。

なんだかほのぼの読めます。
個人的にはバスケ経験者の美希が、中学校の女子バスケ部の外部コーチとして活躍するくだりがよかった。

満足度90