読む日々

テーマばらばらの読書日記

すごい雨でした…

2014-07-09 | 雑感
今日の新潟の雨、ものすごかった。
平成10年の洪水ほどではなかったので、平野部で浸水ってことはなさそうだわ、と思いつつも、相次ぐ警報やら避難準備やら避難勧告やら、スマホにどんどん入ってくるから気が気でなくて。

会社や自宅は大丈夫でも、社員の中には関係ある地域の人もいるだろうし、PCない環境の部署へお知らせしたり。あと実家や妹の家の地域に勧告でるし。

小学校からは集団下校のお知らせも。
学校の方が安心なんだが。


今朝の自宅前は、空き地が川になってました。

ひとまず治まったのでよかったけど、降らないと困っててもその分を取り戻すんだよね、必ず、としみじみ。ちょうどよく降ってほしいわ。

W杯

2014-07-09 | 雑感
日本がGリーグ敗退してからはドイツを応援し続けてるわが家。ドイツへ行った際、ブンデスリーガの選手たちがとってもいい人ばかりだったから、って



本日ブラジル戦。5時から観てますが・・

すごいな。ネイマールと、キャプテンのチアゴ・シウバがいないけど、まさかここまで差がつくとは
現在7-0
せめて1点でも返せるといいのに、と判官贔屓な私

でもドイツの勝利は嬉しいです(まだ終わってないけどさ)ここまで来たら優勝だ~

追記
7-1で終了でしたね。1点返せてよかった・・。

家族写真

2014-07-07 | 
荻原浩「家族写真」

家族がテーマの短編7つ。

・結婚しようよ
・磯野波平を探して
・肉村さん一家176kg
・住宅見学会
・プラスチック・ファミリー
・しりとりの、り
・家族写真

妻が亡くなり男手一つで育てた娘の結婚

磯野波平と同い年になってしまう事実

自分も妻も息子も太めで焦る

絵に描いたようなお宅の見学会に行ったものの

1人暮らしの中年が出会ったマネキン

いい歳した息子と娘を連れて一家でドライブ

写真館を営む田舎の父が倒れ

表紙は、書き下ろしの家族写真を表しているんだろうけど、ばあちゃん足りないよ。

結構期待して借りたけど、なんかみんなイマイチでした。長編向きな作者なのかなぁ。

満足度58

ママの生きた証

2014-07-06 | 映画・ドラマ
http://www.tv-asahi.co.jp/mamaiki/

昨夜放送のドラマ。
絶対観ようと思ってて、忘れてたけど開始寸前に息子が気づいてセーフ

実話がベースのようです。

妊娠5ケ月で末期の乳がん。
堕胎した方が有効な治療ができる。

だけど2人が選んだ結論は「子供を産むこと」

子供を産むことは「自分が生きた証だから」と。


もう、号泣でした。
本人も夫も妻の両親も夫の両親も、みんな愛情に溢れたおうちで。
なんでこんな事に・・・っていう癌発覚時の妻のお父さんのポツンとしたセリフがせつなかった。

自分だったら・・と考えると、でもやっぱり産むかな。
乳癌ですでに転移があったら、子供諦めて治療しても何年伸びるのか、って考えちゃう。
だったら子供を産んで、寿命が縮まっても・・って思うと思う。

でも怖いよねぇ・・。

誰が悪いわけじゃない、運命の理不尽さに涙でした。
でも家族みんなやお医者さんがやれることをやった、真心つくした、って感じで、悲しいけど納得のいくドラマでした。

個人的には帝王切開の場面、私の時とスタッフのセリフがまったく一緒で驚いた。
こういうのって決まってるのね


微睡みの海

2014-07-05 | 
熊谷達也「微睡みの海」

気仙沼辺りをモデルにした?と思われる仙台近くの小さな市が舞台。

両親が教師で、自身も教師になったものの、生徒とのトラブルから心を病み、今は美術館の学芸員をする笑子。
副館長は教員からの出向者で、笑子の中学時代の担任かつ、教師としての最初の赴任校で指導教師でもあった貴之。
不倫関係にある2人。
さらにそこに、笑子が逃げ出したクラスの教え子の佑樹が絵の展覧会で入賞し、笑子に絵を教えて欲しいと。

中学時代の同学年だった、最近仲良くなった希や、希がやってるバーへ客として現れた、笑子を病ませた原因の生徒などとの関わりが綴られ、笑子自身の内面の変化や貴之、佑樹と二股かけてる笑子の様子が描かれる。

そしてこの本の最大のポイントは、東日本大震災の前日で終わってること。
その日、故郷の島へ戻り、海岸に居るであろう佑樹の前に立つ決心をした笑子。
翌日の2人はどうなるのか?

表紙の絵がなんとも…