ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

山菜天ぷら

2009年05月05日 23時17分15秒 | 自然

天気と渋滞を心配しながら
車でスタート。

何年か前に
GWに山越えで吉野の川原に
車でBBQに行こうとした友達が
水越峠から渋滞していて
結局たどり着けなかった
という話を聞いていたので
第二阪奈から飛鳥経由の
コースを選んで出発。

今回の最大の目的は
山菜狩りとその天ぷら料理なのです。

目的地のW佐又山に
10年位前に行ったときに
ある斜面で
大量のウドを見つけたことがある。
そのときは、まだ時期が早く
収穫もあまり出来なかったけど
今回は、時期的には少し遅いくらいだ。

それにそんな斜面が
いつまでも、山菜取り放題と言うのも
怪しいかもしれないと予想し、
念のために
途中の道の駅で
食材の山菜を購入して行った。

よく言えば、用意周到。
悪く言えば、潔くないねえ。

途中、わずかに渋滞したものの
ほぼ予定通りに
現場到着。そこは
携帯電話も圏外の
大峰山系の中でも
かなりの奥地です。
仕事で緊急の電話連絡網を
作っておいたのですが
この二日間は、しっかり自分を
外しておいて正解でしたわい。

車をとめて、さっそく
山菜の捜索開始。
山は新緑の盛りで
天気は悪かったけど
とってもすがしい空気が
流れていました。



う~ん、やはり例の斜面は
完全立ち入り禁止。
そればかりか、

山菜取るな

の看板が、各地に目立つ。
仕方なく、沢筋でクレソンでもと
下りていくと
どうやら、小規模ながら
わさびの栽培場のようで
完璧に立ち入りが出来ないように
ネットでパーフェクトガードされている。
わかったよ、わさびは採らないから
と入れそうなところを探したが
立ち入る隙は全くない。

そうこうしているうちに
時間が経つばかりで
調理時間を考えれば
ぼちぼち限界だ。
仕方なく、少量のヨモギと
小さなタラの芽をひとつゲットして
テントサイトに帰還。

仕方なく買ってきた食材を総動員して
てんぷらを開始した。



買った食材の中で
今回の目玉は

バラフ

九州の大学が
アフリカ原産の
アイスプラントという植物を
野菜化したというもので
表面に、水滴のような
細胞が密集する奇妙な植物。
そのキラキラした感じから
スワヒリ語で水晶を意味するバラフと
命名されている。
脂肪燃焼効果もあるそうだ。

以前からスーパーで見かけていたが
こんな機会でないと
買う気もしないから
この際にと買ってきたものだ。
ところが天ぷらにすると
これがいい具合に酸味があって

うまい!



一番手前の緑色のが
バラフです。

この天ぷらや
野菜のお好み焼きで
その日はすっかり飲みすぎて
早々にテントでダウンしちまいました。



夜中に目を覚ましたら
バラバラとテントを叩く雨音が・・・

やがて、ザーザーと降り始め
この時点で翌日の
山行は断念。
天気がよければ
行場から小普賢くらいと
思っていたのになあ。

結局、W佐又山の
けもの道を
熊に遭遇しませんようにと
祈りながら、わっさわっさと
歩いただけの山行となりましたが
楽しいキャンプ
アウトドアライフを満喫し、
絵も一枚だけ描いて帰ってきました。



下手だけど、ええねん。
記念になりますから・・・


あ、そうそう、帰り道に
山中の道路わきで
オオルリを見ました。
野鳥です。
ガードレールの上にチラッと見つけて
あわててブレーキを踏んだのですが
振り返った一瞬ののちに
プイと飛んで行っちゃいました。
でも今も鮮やかな瑠璃色が
目に焼きついています。
興味のある人は
図鑑ででも調べてみてください。

以前から見てみたいなあと
思っていた鳥なので
こんな出会いがあると
野鳥観察の旅も楽しいかも知れんなあ
と、あらためて思っちゃいました。

途中温泉につかって
昼過ぎに帰宅しました。

帰ってきてから
濡れたものの始末、
片づけを済ませてから慌しく
友達が企画してくれた
東京に転勤になった
○ホちゃんの送別飲み会に参加。

萩往還250kmを
完走したてのホヤホヤの
あぶさんの完踏祝いも
同時開催でした。

○ホちゃん、身体に気をつけてね。

そしてあぶさん、完踏おめでとう。

二日続けての
お好み焼きでしたが
街のお好み焼きも
やっぱりうまいね。

山で飲むビールも最高ですが
街で友達と飲む
生ビールも最高。

結局、食べ物って
雰囲気なんやなあ。

GWも明日一日で終わり。
明日は、家庭奉公しまあす。