ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

ハッピーバースデイ・グー

2012年09月09日 22時08分35秒 | 生活

今日は愛犬グーの誕生日であった。

彼は2000年生まれの12歳。

そうか、グーが家族になってから
もう12年も経つのかあ。
思い起こせばこの間は
doiron家にとっては激動の12年でした。

doiron的には、250キロマラソンの完走、
仕事の多忙、重責化、
そして病気、怪我、入院。
息子は下宿生活、就職、

そして両親介護の始まり。

またグー自身もかつて腰痛で、
後ろ足が動かなくなり
手術もしたしね。

そんな我が家の歴史の中で
暮らしてきたグーであった。

幼犬の頃、彼はなかなか覚えのいい犬だった。
しつけにはそれほど手間はかからなかった。
ただ、スリッパを噛み潰す癖だけは
なかなか直せず、
一体何足のスリッパを
成仏させたのかわからない。

そんな噛み癖を直す為に、
骨の形をした硬いチューインガムとかを与えても、
すぐに飽きて、やっぱりにおいのついた
スリッパがお好きなようであった。

まあそれはミニチュアダックスという
猟犬の血を持つ犬種だし
仕方ないかと思い、
半分あきらめていた。

やがてグーも成犬になって
そういう癖も陰を潜め、
短足の可愛いスタイルと動作に
介護の両親も
在宅中はずいぶんと彼に癒されたに違いない。

スーちゃんの骨折手術の後なんか、
麻酔のせん妄で、
孫の名前は思い出せなくても、
犬の名前は忘れていなかったくらいだからね。
今でも孫すなわちdoironの息子の名前を、
グーと間違えたりするほどだ。

「正月はグーが帰ってくるのか?」
みたいなね。

そんなグーちゃんも10歳を越えたくらいから
ぼちぼち衰えが目立ち始めた。

元気よく飛び乗っていた椅子にも
介助無しではあがれなくなり、
トイレもたまに場所を微妙に間違えて
用を足すようになってきた。

近頃は目も見えなくなり、
家の中であちこちぶつかりながら歩いている。

過去の記憶なのか、
それともにおいの誘導なのか、
なんとかヨチヨチと
あちこちの部屋を渡り歩いている。

時折、とんでもないところへおしっこを
引っかけたりするが、
その辺の処理は両親の介護で
こちらも慣れているといえば慣れている。

犬にとって12歳といえば、
人間だったら70近い年齢だそうだ。
両親に加えてこちらの介護も近頃は忙しい。

まあ、でも今日ばかりは
グーちゃんの大好きなレタスなどの野菜や
するめを用意して、
しっかりお祝いしてあげたdoiron家なのであった。