普段、仕事だと言っては遊び、
身体の健康のためと言っても遊び、
これも勉強のひとつだと言って、
また遊びしていることを反省し、
主夫のつとめとして
家族サービスのため
ミセスが選んで申し込んだ
日帰りバスツアーに行ってきました。
目的は三つ。
先ずは「家族サービス」、
続いて「グルメ」
そして最後に「目の休息」です。
先日の山の下見を挟んで
取材、原稿執筆が続いていたので
目の疲労は極限状態。
つぶらなお目々がかすんでいますのでね。
早朝から南海電車に乗り、ツアー出発地の堺駅へ。
駅前の指定場所に行くと
すでに何組かのツアー客が待っていました。
そのほとんどが、退職者風でしたね。
平日やもんなあ。
今やdoiron世代の動向が
景気を左右しているのかもと思いましたね。
バスが到着すると、
すでに別の場所で拾ってきた客が乗ってましたが、
やはりよく似た世代の人々ばかりでした。
席は決められていて、
当然ミセスは窓側に座っていただきました。
サービス、サービスっと。
そしてdoironは通路側で、
持参したクーラーバッグからビールを取出し、
朝っぱらから極ゼロをゴキュッ!
クーッ、これがバスツアーの醍醐味ですね。
バスは阪神高速から中国自動車道へと乗り換え、
宝塚も通過。
あれ?待てよ、これは4日前も通ったコースではありませんか。
そう、“但東町担当”で紹介したコースです。
マラソンをやってた頃は
福知山には毎年通ってましたが、
まさか中三日で再び行くことになろうとは・・・。
景色を見ながら、先日イケメン君に教えてもらった山を眺めつつ、
初秋の中国道をバスは進みます。
それにしても、あの時見えている山のことを
いっぱい教えてもらったのに、
あまりに情報量が多すぎて、
すべて忘れている自分に愕然としましたな。
最初に立ち寄ったのが、
西紀のサービスエリアでした。
ここで面白いものを発見!
これはぜひビールのおつまみに
と思いましたが、お昼には豪華海鮮会席が待っています。
何でも甘えびも食べ放題とのことなので、
ここで食べていては戦いに負けてしまいます。
ということでイイダコ丸ごとたこ焼きは帰りにすることにし、
ここはぐっとこらえました。
再びバスは福知山に向かいます。
と、手前の春日のインターチェンジから
バスは「舞鶴若狭自動車道」を離れて
「北近畿豊岡自動車道」へと入っていきます。
こんな道ができていたんですねえ。
道路網の整備はすごいですね。
でもこんなに道路を作って、
将来の維持補修は大丈夫なんでしょうね。
その道路を添乗員のお兄さんの
たどたどしい案内を聞きながら進んでいきます。
あのイケメン君の説明に比べて、
こちらはまるでプロ意識なし。
沿線にちらっと見える、
最近「日本のマチュピチュ」と言われ有名になった
竹田城跡の説明も、原稿棒読みでしたな。
まあ、安いツアーなので仕方ありませんかね。
次に停車したのが、道の駅「ハチ北」。
忘れもしない今から34年前。
ここはdoironが初めてスキーに行った思い出の地です。
そうそう、今回のツアーで乗ったバスを紹介しておきましょう。
ミドリのじゃありませんよ。
そりゃ、トラックです。
赤いやつね。
割と大きなバスでしょ。
でもトイレがないんです。
なので慌ただしくトイレ休憩を済まして、
バスは先を急ぎます。
この後まだまだ立ち寄り場所がありますものでね。
そうしてバスに揺られること4時間弱で、
ようやく日本海に面した香住に到着です。
雄大な日本海の景色に、
近頃、パソコンに向かって原稿作成が続いていて
目の衰えも顕著で、霞みがちな老眼が
一気に回復しました。
目的の一つを達成です。
ここで、このツアーのイベントのひとつ、
「三姉妹と行く香住湾クルーズ」が待ってました。
いかにもここの三姉妹というと、
誰でも知ってるみたいなことが
パンフレットに書かれてありました。
「あの三姉妹が案内」みたいなね。
さてさてどんな三姉妹でしょう。
この香住湾一帯は、
ジオ(地球)の彫刻といわれるほど、
奇岩の景勝地です。
そして世界的なリゾート地でもあります。
それは、「香住海」じゃなくて「カスピ海」
失礼いたしました。
時間の関係上入りませんでしたが
こんな施設も香住湾の海辺に建っています。
そんな香住湾を巡る観光船を操る
三姉妹船長の話は次回に続きます。