今夜もだんじりの話。
泉大津には大きく分けて、
12町連合と浜八町の連合がある。
12町連合はdoironの村が属している団体で、
いわゆる「しもだんじり」の集まりだ。
その12町の中には、
八町連合もあって、
これは神社地区が違うので
他の4町とは一線を画している。
昨年はこの八町連合の会長をさせていただいた。
そして浜八町は「かみだんじり」の集まりで、
俗にいう「カチアテ」をすることで、
独自の伝統を引き継いでいる。
浜八町のだんじり祭りのことは、
日程が同じなのでほとんど見たことがなく、よくわからない。
でも12町の方は、設立当初から関わった。
きっかけは、我が町のだんじりと
他町のだんじりが同時期に新調したため、
兄弟だんじりとして
今の12町コースで顔合わせをし、
広い道路を並走したことから始まった。
その時、doironは曳行責任者だったので、
いろいろと調整をさせていただいたわけだ。
そのコースも今は、
泉大津ではもっともにぎやかなコースになっており、
二日間の祭りの初日に
華やかなパレードを行っている。
伝統は粛々と引き継がれているということだ。
各町から選ばれて出てくる12町の実行委員会の皆さんはとても熱心で、
最近は大掛かりなポスターを作って、
市内のみならず府下の各所に掲示をしてもらっているとのこと。
さらに、地元の事業所の協力をいただいて、
パンフレットも作っている。
このパンフレットが関係者に好評で、
その年に役員をした人なんかの顔写真も入れて造っているので、
一生の記念になるというものだ。
今年のパンフレットがこれ。
え~、この手の製品のプロでもある
わたくしの目から見ても、
なかなかよくできています。
ページを繰っていくと~、
おお、doironの写真が載っているではないか。
ゆかたを着ているところから、
昨年の8町パレードの時のものだとわかる。
今回のパンフレットは保存版ですね。
doironライブラリーに追加しておきましょう。
そしてだんじりにも
いよいよ前梃子用の堤が巻かれ、
ブレーキも装着された。
虫の音も繁くなってきて、
本番間近だ。
昔はこの時期には血が騒いだものだが、
最近は少し違う。
祭りが来ると、スーちゃんの事故を思い出すからだ。
玄関先で転び、
だんじりばやしに送られるように、
救急車で運ばれていったスーちゃん。
思えば5年前のあの日が、
介護の始まりだった。
そう思うと、
賑やかなだんじりばやしも、
少ししんみりと聞いてしまう。