ジムでバイクに乗りながら読む本は
基本的に図書館で借りるが、
なければ古本屋さんで
200円以下で買う。
そうして大体ひと月に5~6冊を読む。
また旅行や山の案内本もよく買う。
地図はそんな本の中から、
行こうとするところを見つけ出して
コピーして持ち歩くようにしている。
だから地図本は、山歩き、街歩き、
名所旧跡歩き、旅行に分類して
きちんと大切にストックしてあるのだが、
小説などは読んだらどんどん
段ボール箱に入れていく。
あ、もちろんもう一度読みたくなるかも
というような本は、保存してある。
で、一年くらいたつと、
小さい段ボール箱がいくつかたまるので、
それをもう一度古本屋さんに持って行って
売りさばくのだ。
え~っと、このブログの歩きネタも
最近たまりがちなのに
こんなことを書いている場合ではないのですが、
まあ歩きネタばかりだと飽きるでしょ
というdoironの心遣いなのである。
それにネタはたまっても
買い取ってもらえないし
それはさておき、先日くだんの古本屋さんで、
買い取りフェアをしていることを知り、
あわてて段ボール二箱分、
約50冊を持ちこむことにしたのだ。
大半は、その古本屋で買ったものなのだが、
前に店員に訊いた話では
それでも引き取るということだったので、
そうしたわけだ。
カウンターに本を渡して
番号札をもらって店内で待つこと約10分。
自分の番号がコールされたので、
カウンターに行ったらまず
「これらはお値段をつけることができないものです」
といわれたのが約20冊あった。
「じゃ処分してください」
と聞き分けよくお願いしておいた。
「あと残りの分については、
これだけで引き取りとなりますが
よろしいでしょうか」と言いながら
明細を見せてくれた。
見ると、トータルは850円。
当初ほとんどがここで買ったものだから
200円くらいにしかならんだろう
と考えていたので、
フェア中であることを加味しても
上出来の値段ではないか。
でも「うれぴー」とは決して言わないよ。
そりゃあ顔には出てたやろけど・・・
そんな顔で「しゃあないな」
といったところで、説得力はない。
素直に
「はいわかりました。オッケーです」
と答えておいた。
現金を受け取り、家に帰って
明細をつぶさに確かめてみた。
すると、ちゃんと本屋で買ったので
値段がそこそこつくだろうと思っていた
iPhoneやiPadの取説本はなんと1冊¥5。
もう機械のバージョンが古いからかなあ。
でも、需要はあると思うんやけどな。
そしてこの店で買った、
かなり古い文庫やハードカバーも¥5。
うう、悲しい値段だ。
ところが次を見て驚いた。
雑誌に150円もの値段がついている。
しかも3冊。
月間陸上競技やツールドフランスの雑誌だろう。
その他のビーパルなんかにも
70円の値段がついていた。
雑誌は結構いいんだな。
そしてさらに、この店で
100円で買ったであろう文庫にも、
比較的きれいなものには(多分)
40円の値段がついていた。
それを見て思ったね。
これからは100円で買う時でも、
棚に同じものがあるなら
じっくり比較して
少しでもきれいな方を買うことにしようってね。
本来ならゴミとなるべきものに
値段がついて、
しかも部屋がちょっとスッキリした古本売却。
何度か利用をさせてもらっているが、
いやあ、乱読の人間にとっては
とってもありがたい制度であります。