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いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

斑鳩はいかが?5

2018年09月14日 20時58分01秒 | ウォーキング

この斑鳩町役場のそばには



「継子地蔵」

といわれる地蔵さんがあります。



昔、継子として親にいじめられている
子どもがいました。
この地蔵がご飯を食べたら
おまえにもたくさんご飯を
食べさせてあげるといわれ
いじめられていたのですが、
あるときこの地蔵さんが
ご飯を食べたそうで、
それを知った継子が子を
いじめなくなったという
話があるそうです。

弘法大師が彫ったこの地蔵は、
それから継子地蔵と
いわれているそうです。

そしてその横にあるのが



「在原業平の姿見の井戸」

といわれています。

これはまたちょっと変わった話で、
業平が自分の姿を見た井戸ではなくて、
その井戸の横の木に登っていた業平の姿が
その井戸水に移っており、
彼を追いかけてきた女性が
そのまま井戸に飛び込んだ
というお話があります。

そしてこの井戸は、
なんとこれも弘法大師が彫った井戸で
500番目の井戸だった
という説も残っているようです。

いやあ、業平ももてたんですねえ。

道路から少し内側にあるので
見落とさなくてよかったです。

ここからしばらく交通量の多い
国道25号線を歩き、



斑鳩小学校が見えてきたところで



内側の道に入っていきます。



そして小学校の横の狭い道に
右折して入っていきます。

この道も当麻の安らぎ道です。



学校に沿ってしばらく行くと
前方に小さな山が見えてきました。
もう見るからに古墳ですね。



その名も「斑鳩大塚古墳」。

被葬者が誰なのかは不明なんですが、
斑鳩でも最古級の円墳です。



これまで銅鏡や武器類のようなものも
出てきたそうです。

現在は東側から道がついていて
「忠霊碑」が建てられ、
昔の古墳から少さわられた格好で
残っています。

それからさらに田んぼの中の道を
南下していきますと、
右手の方に森が見えてきます。



それが伊弉冊神社です。

地図では伊弉冊命神社となったりしています。
いずれにしてもいざなぎ神社
あるいはいざなぎのみこと神社
といわれたりします。



ここ斑鳩の最古級の神社で、
重要文化時にもなっているところですね。



その先の細い道を進んでいくと、
この辺りも田園が広がっていますねえ。
道はどんどん南に下っていき、
広い道路に出ていきます。

それを左折して住宅街を進んでいくと、
法隆寺駅のところに出てきます。



さあ、ここから法隆寺の駐車場まで
となると、車の多く通る道路を
こそこそと歩いて
いかなくてはなりません。

でもなあ、この日もまだ暑かったし、
退屈そうな道なので
イヤやなあと思いつつ、
バスの時間を見たら10分くらいで
法隆寺行きのバスが
出そうじゃありませんか。

まあ今回はこれに乗りましょう。

コンビニで冷たいジュースを
一本買って、またすぐに今度は
駅の南側を歩く歩行に
やって来る予定なので、
法隆寺の駅の周りの駐車場も
確認してバスに飛び乗ったよ。

一律どこまで乗っても
190円のコミュニティバスでした。

結局この日歩いたのはこんな感じ。



駅からの二キロくらいはバスなので、
歩いたのは合計10キロくらいでしたねえ。

それにしても暑い暑いとはいえ、
ようやく耐えれるような感じで
こんな歩きもできるように
なってきました。

秋にはどこへ行こうかなあ
などと考えながら、
法隆寺の駐車場から車に乗って
帰っていったdoironなのでした。

おしまい。