ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

かまぼこ板に隠れていた秘密

2021年01月12日 21時23分04秒 | 最近の出来事

最近、山に行った時に山頂に
案内板を設置している。

チンタラ山の会の名前で、
山の名前、標高、登頂日を記入してある。

この案内板は自然への影響を考慮して、
金属などは一切使っていない。
元はかまぼこ板なのである。

我が家でいただいたかまぼこ板を
洗っておいてあって活用をしている。

でもねえ、最近はかまぼこ板も
あまりないんだよね。

かまぼこがなぜ板を使うかというのには、
大きく3つの理由があるそうです。

一つ目はかまぼこを成形しやすい
という事があります。
生成時に板にこすりつけるようにして
作っていくわけですね。

もう一つは、生成時に板が
かまぼこの水分を吸収するという事、

そして最後にできたかまぼこが
乾燥していかないように
適当に水分を補給するという事ですね。

まあ最近の技術でいえば
さほどいらない理由ですね。

機械で圧縮して作るだろうし、
水分除去の技術もあるでしょう。
梱包もしっかりしているから
乾燥しにくいというのもあるよねえ。

なのでまあかまぼこ板も
手に少しははいりにくくなってきている。

ずっとためていたかまぼこ板も
最近手持ちがなくなりました。
なので、山にきている人や
歩き友達なんかにかまぼこ板を
お正月とかに使ったら置いといてねえ
と頼んでおきました。

するとどうでしょう。

こういう依頼って皆さん
反応してくれますね。

新年になってからもう5枚も
手に入りました。

ああきっとおせちに並んでいた
かまぼこの底板なんでしょうねえ。

はい、これどうぞといって
渡してくれました。



いやあありがたい。

これでまた新年の山登りの
楽しみが少し増えるというわけです。

で、そんなかまぼこ板を
受け取ったときです。

あれ?と思ったのは、
とても軽いのです。

今までのかまぼこ板よりも
うんと軽いのです。
見た目は普通の板なんですよ。
板に見せかけた合成樹脂
というわけでもありません。
きっと木の種類や材質が
変わったんでしょうねえ。

かまぼこ板として役割が果たせるけれど、
重さはとても軽い。
これは多分搬送のこととか考えて
こんな措置を取っているんでしょうねえ。

加工もひょっとしたら
楽になるかもしれません。

きっと材質とか板の加工技術が
関連しているんでしょう。

板が軽くなった分、
トラックによる搬送だって
楽になるでしょう。
きっとそんな理由なんですね。

まあ軽いという事は山にかついで
持っていくdoironの負担も
軽いという事だしね。
いいんじゃないですか。

できるだけ自然にやさしく、
外れても自然に影響を
あまり与えないモノとして
これを選んだわけですけど、
その陰に経済社会の思わぬ秘密が
隠れていたということに、
へへ~と感心したりした出来事でした。

 



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