ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

北の国から日常へ

2014年07月14日 20時32分51秒 | 生活

大蝦夷物語もようやく終わりました。

こうして毎日北海道のことを書いていると、
まるでまだまだ今も
あの北の国の余韻に浸っているように
思われるかもしれませんが、
そんなことはありません。

朝食には北海道バターも使わず
マーガリンを使っています。
昨夜食べたアスパラは北海道産ではなくて
カナダ産です。
ジャガポックルを食べるときだけ
なぜか目線を遠くにしてしまうくらいです。
それに、帰ってきた翌日から
ハードな介護の日々が始まっています。

帰ってきて荷物もすべてほどかないうちから、
実父の病院付添いがありました。
北海道だったら病院通いも大変でしょうねえ。
雪の季節なんかはさぞやハードでしょう。
雪用の車いすなんかあるんでしょうかね。

その日の親父の診察は、午前中で終わったのですが、
数日後に丸々一日病院に付き添った挙句、
入院となりました。
前回の退院から3週間は経っていません。

通常、入院となると、
色々と準備が大変なんですが、
その点は慣れたもんです。

災害時の非常持ち出し物品のように
常備してある入院セットを持ち、
薬情、病歴もすぐに出せるようにしてありますから。

実父を車いすに乗せて入院が決まるまで
病院内を検査や診察でウロウロしていると、
その病院には何度もお世話になっているものですから、
親父はすっかり有名人になっており
「doironパパさん、こんにちは~」と
何人かの看護師さんから声がかかったりします。

さすがに「元気ですか~」とは言われませんがね。

で、結局親父は今も入院中で、
毎日見舞いの日々が続いています。

おかげでこちらもすっかりスタッフと顔なじみになりました。

「北海道はどうでした?」
なんて聞かれることはさすがにありませんがね。

実父にはそんな風に振り回されていますが、
先日亡くなった義父の方も
後片付けが色々と大変なんです。

入っていた施設に行ったり、
市役所に行ったり、
年金事務所に行ったりと
手続き関係に往生しています。

先日は携帯電話の解約に行きました。
するとどうでしょう。
携帯電話って、自動的に2年間の契約になっていて、
途中で解約すると違約金がかかるんですね。

義父の場合、ちょうど今が1年目で、
今解約すると1万円以上の解約金が発生するとのこと。

それならと、一番安いプランに変えて、
一年間持っていた方が安い
ということになるのでそうすることにしました。

その間に義父の知り合いから
事情を知らずに電話がかかってきたりするかもしれないし、
もしかしたら、天国の本人から
かかってきたりするかもしれないしね。

それにしても携帯の契約って
そんな仕組みになっているんですね~。

他にも義父の後片付けは
仏壇を買いに行ったり
四十九日の法事の準備をしたりと
まだまだ当分続きそうです。

義父はあまり人との付き合いもなく
マイペースの人生を送ってきた人なんですが
こうして後片付けに回っていると
一人の人間が生きていくということは、
この世で本当に多くのことと
つながっていくということなんだなと
あらためて感じさせられている今日この頃です。


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