ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

酸素療法

2013年04月10日 21時38分45秒 | 生活

「う~ん、どうも大動脈弁が弱っていて
血液の逆流も見られますねえ」

心エコーの画像を見ながら
医者が言います。

「これだったら、少し運動しても息が切れるでしょう」
とも言う。
「そんなこともないです。歩くのは平気なんです」
と返事を返すも
「いや、それでもエコーでこんな状態だったら、
普段家では酸素を吸入した方がいいな」と言われた。

ということは、在宅酸素療法を
いつ始めるかってことなのかって聞いたら

「今でしょ!」だって。

すみません。ちょっと作りました。

でもこれからの生活のこともあるので
ちゃんと聞いておかなくてはなりません。

「それって、もう常時ボンベを持ち歩き、カニューレを
鼻につけておけということですか?」と聞くと
「いや、家でゆっくりしているときに
つけていたら、その間だけでも
心臓が休まるのでそうした方がいい」とのことなので
仕方なく在宅酸素の手配をお願いすることにした。

で、その夜、さっそく業者が
我が家に酸素の発生装置を
届けにきてくれた。

酸素発生装置というから
二酸化マンガンと過酸化水素水の反応を
頭に思い浮かべていたけど
全然そんな装置ではなく
逆転の発想で
空気中の窒素を除くという機械であった。



これにより酸素濃度90%以上の空気が
カニューレの管に送り込まれ、
それを鼻から吸引することになる。

管の長さは結構長いとはいえ
家中をそれで歩き回るわけにはいかない。
なので、まあ今はつけ始めなので
寝る時を初め
ベッドで本を読むときや
椅子に座ってテレビを見るときに
装着することにして
普段の活動時にまで
可動式の酸素ボンベをガラガラ引きずって
コンビニに出かけたりすることは
しないようにした。

若い時に陸上競技で酷使した心臓が
今になって悲鳴をあげてきているって
ことなんやろうね。
しかし、心臓の治療にも
いろんなやり方があるんやね。
酸素療法で心臓を休ませるなんて
思いもよらなかったです。
これからは、無理をせず
かといって、じっと家にいるなんてこともせず
余生をできる限り楽しまねばね。

でも年齢を考えたらそのへんが妥当でしょ。

91歳やもん、親父は。


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