ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

すすき旅 曽爾高原2

2019年10月21日 21時30分37秒 | ウォーキング

ここが曽爾高原の駐車場です。



まあ9月のこんな時期の平日ですし、
朝早いので駐車場はガラガラでした。

早速木陰部分に車をとめて
高原の方へと入っていきます。
坂道を上がっていきますと、
すすきのエリアに入ったところで
ねもとにナンバンギセルが咲いています。



葉緑素を持たず、イネ科の植物の根に
寄生する植物です。
別名「思い草」という名で、
万葉集にも歌われたりしています。

借主のすすきをも枯らして
しまうこともあるそうです。
でもさすがにすすきが
山のようにあるところですから、
何株も出ていましたねえ。

やがて目の前が大きく
広がってきます。



まだここに来たことがない人には
絶景の景色です。
目の前の山焼きした斜面が、
全部すすきの大群落です。

実はこの前にある白い看板の向こう側は
大きな池になっています。
上から見るとこんな感じです。



今は水が少ないので
池はこんな感じに見えますが、
全体がお亀のような形を
しているので「お亀池」といわれています。
下の曽爾高原ファームガーデンの
ところにあった「お亀の湯」の
語源なわけですね。

また前の山についている道が、
倶留尊山から亀山につながる
尾根道に上がっていく道ですね。
そこを歩きに進んでいきましょう。



この日、ここへ来た大きな目的は
すすき鑑賞とナンバンギセルとの
出会いだったのですが、
もう一つ探していた花があったのです。

それがサワギキョウです。

お亀池の周りを歩いていきながら
探していたのですが見つかりません。
季節が遅いのかなあと
思っていたらようやく
咲いている何輪かを見つけました。

それがこれ。



サワギキョウは毒草です。
横溝正史の小説にも
出たことがあるのですが、
花はとてもかわいいです。
緑色の湿原に鮮やかな
青色を放っています。

doironが植物に興味を持って、
サワギキョウを見たのは
ここが初めての所でした。

そんな写真を撮りつつ、
少し広い場所に出てきたので、
山に登る前にもうここで
食事にしましょう。
今日はお弁当持参なので、
あったかい味噌汁を作りましょう。



ああ、気持ちいいですねえ。

いいお天気の秋の空の下、
すすきに囲まれつつ
遠くの山々も眺めながら
お弁当をいただきます。



もうついでに食後のコーヒーまで
いただきましたよ。
ビールの無いのが残念でしたがね。

十分休憩した後で、
さあでは山の上の方へと
上がっていきましょう。



あの大きな木の下が、
お弁当を食べたところです。



左にはお亀池がありますね。
どうもあの池は火山の
噴火口跡ではないかと
いわれています。

このあたり、火山によって
作られた鎧岳や兜岳もあり
登ってみたいところが多いですね。

体調を見ながら少しずつ
チャレンジしていきましょう。

ああ、もかなり上まで来ました。



ここから倶留尊山の方に
行けばいいのですが、
じつはあちらの方は
私有地を通るので
入山料をとられるのです。

何回かは行きましたが、
今日は反対側の亀山の方へと
向かいましょう。

こちらは初めて行く方です。
こんな岩ゴロゴロの山道を



歩いていくと、知らない間に
道が下り始めます。



ああ、もうお亀山は過ぎたのですねえ。



こんな大きな階段が
延々と続きます。

遠くを見ると、最近は山の中に
あんな大きな太陽光発電
なんかも作られているんですねえ。



鳥の声を聞きながら
どんどん下っていくと、
駐車場のすぐ上のところに
降りてきます。

これにて曽爾高原の今回の旅は
終わりですねえ。

すすきもいっぱい見れた
簡単ないい山登りでした。

帰りは、行きと違って
青蓮寺ダムから名張の方へ
出て帰ります。

さあて次のすすきは
青山高原の方にでも行くかあ
と考えながら、帰途に就いた
doironだったのでした。

おしまい。



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