長い間、嫁に出していた
doironの初代バイクが
少しのお役立ちを終え、
この度戻ってきた。
パナソニックのバイクで、
自分の体形に合わせて作ったバイク。
フレームのトップチューブに
名前も印刷されているのです。
ランニングで腰を痛めたときに
思い切って作ったバイクで、
持久力のトレーニングに
使ったやつだ。
このバイクのおかげで、
トライアスロンに目覚めた
記念のバイクである。
考えたら、もう30年はたつなあ。
ほかでも頑張っておいでね、
と嫁に出してた娘が、
里に帰ってきたような
感じでもどってきた。
乗らないでおいてたのなら、
邪魔だったでしょうねえ。
もっと早く引き取りを
言ってあげたらよかったねえ。
車で受け取りに行って、
持ち帰ろうと連絡した時だ、
もう一台パンクして
役に立たなくなったバイクがあるから、
これもdoironさんにひきとってもらいたい
という返事が返ってきた。
え~、今回は旧ロードが
一台帰ってくるのに加えて、
さらにもう一台増えるとなると、
もうこれはdoiron家が
チャリンコ5台に増えて
「どこに置くの」
とミセスの怒りの噴火傾向が
危険度1から危険度3
くらいまで上がりそうだ。
でも持ち主も困っているだろうから、
いじれるだけいじって
乗れるようになれば、
どこか引き取り先を探そう
と思ったので、受け取ることにした。
帰宅してからガレージに
広げてみてみると、
どうもタイヤ、ギア類、チェーン、
スポークなど経費の掛かる部分の
交換が必要だ。
かかる経費を考えたら、
地球環境には申し訳ないが
これはもう処分だなあ
という感じだったな。
パッと見た目はショックの
しっかりついた
マウンテンバイクだったけどなあ。
引き取り時に持ち主には
「処分するかも」と言ってあったように、
残念ながらその通りとなった。
再度持ち主に電話し、
その旨を再び伝え
了承していただき
知り合いの自転車屋さんに持ち込んだ。
若干の引き取り経費は掛かるが、
それはもう仕方ない。
引き取り時にいただいたワインと芋焼酎、
コーヒーで超お釣りが出るってもんだからね。
で、肝心の帰ってきたロードというと、
こちらはショックとかは元気だが
もうワイヤー類はすべて
交換した方がいいだろうな。
錆びたチェーンは以前の
買い置きがあるので、
それと交換ができるだろう。
タイヤは、なんと昔のディ-プリムが
余っているので使えるよ。
無理やりレベルダウンさせたバイクに、
超豪華レース使用のタイヤ
というアンバランス感は
何とも言えないねえ。
いかにも高齢者の
おなぐさみバイクって
感じがただよってるなあ。
気候のいいときは
これでジムに行ったり、
首Dさんとブラブラバイクに
出かけるのにはいいかもね。
引退しているにもかかわらず、
ちょろちょろしているdoironと同じく、
このバイクももう少し
たらたら遊んでもらいましょう。
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