ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

明日は2019高校駅伝

2019年12月21日 21時00分00秒 | マラソン

今日はちょっと石垣島を休んで、
明日行われる学生駅伝の
ことを書きます。

この駅伝は高校生の全国駅伝で、
京都で行われます。
高校生の長距離ランナーたちにとっては
あこがれの大会ですね。

doironもこの駅伝大会が一番好きです。

男子は42.195km、
女子は21.0975kmで争います。

この大会は全国大会で、
各都道府県代表のチームで行われます。
なのでこの大会に出るためには、
毎年行われている各都道府県での
大会で優勝するということが必要です。

それに5回大会ごとに11地区の
代表チームが選ばれます。
今年は男子が70回という記念の回なので、
各都道府県1位の代表チーム47校と
11校の地域のチームが出場します。

まあだいたい近畿は兵庫県勢なんですけどね。

こういう構造ですから
その各都道府県で
ゴールしたタイムが
全国大会の大きな指針となります。

今年、この予選で最高タイムを
たたき出したのが、仙台育英で
2時間2分46秒でゴールしました。

まあ一昔前ならこのタイムだったら
優勝でしょうね。

でもねえ、今年はとても速い
予選会が行われていたのです。
例えば、豊川、倉敷が2時間3分台で、
大分東明、洛南が4分台で走っているのです。

う~ん、高速戦国時代だ。

そんなデータを参考に
明日の全国大会を予想してみよう。

まず最初の一区で、
チーム成績に関係なく
多分ここで走るであろう人を
きっちり見ておく必要がある。

東農大二高で走る「石田洸介君」だ。

中学時代に長距離記録を
三つも塗り替えたランナーだ。
高校駅伝でどんな活躍を
するんだろうととても
期待していたのだが、
昨年不調だったのと彼の高校が
昨年全国大会に出場できなかったから、
言ってみれば二年で迎えた
今年の高校駅伝が彼の
高校生デビューとなるだろう。

二年生でありながら、
5000メーターでは三年生も含めた
今年の駅伝校のなかで最高の
13分51秒で走っている。

あの高校駅伝花の一区が
とても楽しみだ。

それはさておき駅伝の結果としては、
多分最終7区で佐久長聖と
仙台育英が競り合うような
形になるのではないかと思っている。

そして昨年の雪辱を晴らす
という面で強いのは
やはり佐久長聖だと
doironは思っているのだ。

あのマラソン記録保持者
大迫君の母校でもある。

女子はというと、
各都道府県大会をトップで
走ったのが、鹿児島の
「神村学園」だ。

昨年の優勝校である。

その昨年の全国大会の優勝タイムを
1分近く縮めて都道府県大会を制している。
ほかにも仙台育英の女子チームも
早いが、都道府県大会でも
1分近く負けている状態だ。
ランナーのトラブルがなければ、
これは神村学園の連覇は硬いだろう。

明日の駅伝の時には、
doironは青春18切符で、
長野県の孫のところに向かっているのだ。
長野に着いたら佐久長聖優勝
とか言って盛り上がってないかなあ。

野沢菜食べ放題サービスとか。

まそんなことはないか。

月曜日にはもう18切符で
帰ってくるので、
帰宅後じっくり駅伝ビデオを
見るのが楽しみなのである。


おーりとーり石垣島13

2019年12月20日 21時30分59秒 | ウォーキング

楽しかった旅行も丸二日を終えました。

この日は、ホテルで提供される
無料の朝食ではなく、
外に食べに行くことにしました。

ミセスが朝からのポケモンを
さっさとすまし、ホテルに
帰ってきたら出発します。

え~最終日なんでもう
この時にチェックアウトですねえ。



僕らの石垣の宿とも最後のお別れです。
お世話になりました、
アパホテルさん。
連泊なのでアパの社長の
顔写真の印刷された
ペットボトルの水を
もらって帰ります。



このまま頑張って、
石垣島の素敵な思い出を
作り続けていけば
APA御嶽ができるかもしれませんね。

横に公園もあるし。

そうしてチェックアウトを済ませたら、
朝食の場所に向かいましょう。
この日、朝食場所として選んだのは、
ゆし豆腐食処とうふの比嘉です。



のりば食堂と比較してみましたが
ロケーションとかから言って
比嘉がいいかなあと判断したのです。



ゆし豆腐とは沖縄の郷土料理で
豆乳ににがりを入れて
固めただけの柔らかいとうふです。

まあこれはまあこの地方独特の
とうふですからミセスに
味わっていただきましょう。



こんな料理を頼みました。
一口食べたら、ミセスが
「うまい!」と食リポしていました。
何もリポートになっていませんけどね。
やわらかいとうふは舌にも優しく、
昨夜食べた石垣牛店での
ホルモン焼きなんかも
吹っ飛ばしてくれましたって。

以前きたときに、
店のママさんに聞いたら
午前二時から仕込みを
やっているとのことです。

いやあ大変ですねえ。
営業時間はあさ6時半から
午後3時まで。
そんな営業時間の中で、
生ビールや泡盛セットを
出しているって、
なんか暖かい地方の
微妙なぬくもりを感じますねえ。

おいしかったなあ。

それにしても、この原野の
ジャングルの中にあるような
お店には、行くのも
舗装していないガタガタ道で、
え~こんなとこ行くの?
とミセスもかなり驚いていました。

出ていく時にはレンタサイクルで
来ているお姉ちゃんが
自転車を押しているような状況でしたね。

まあおなかがいっぱいになったので、
さあそれでは川平湾を目指して
進んでいきましょう。



山の中のバイパス道路を
進んでいきます。
ああ、途中で名倉アンパルという
湿地を通りますね。
下におりて海の近くの方に
行こうと思いましたが、
この時は満ち潮だったのかなあ。
下には降りていけませんでした。



駐車場で看板を見ていると、



おお~すごい車の集団がやってきました。
あのマリオカートのような
車の集団です。
どこかのペンションが
こういう集団走行を案内している
ようでしたねえ。

いろんな形で、のんびりした
島を楽しんでいるようです。

そこを出てしばらく行くと、
乗馬コーナーもありましたね。
馬で波打ち際を進んで
いくという遊びです。

充電させてくださいという
バイクツアーの番組で
出川が乗馬していましたねえ。

そんな海沿いの道を、
どんどん進んでいくと、
ついに到着です。

石垣島最大のきれいな海岸、
川平湾です。



沖のサンゴに波を消された
静かな海岸。
点在する島が静かにたたずみ、
海底には造礁サンゴが群生しています。

岸にはそんな海底を眺めるグラスボートが
何台も浮かんでいます。



ここは自然たっぷりの
西表石垣国立公園の
第1種特別地域です。
もちろん波の流れが強いので
人の遊泳などはできません。

有料駐車場に車をとめ、
すぐ横にある案内で
グラスボート乗車を
申し込みました。

以前きたときは、グラスボートには
乗りませんでしたので、
ここで行う初めての観光ですねえ。
値段はというと、
意外に安く一人千円ちょっとでしたね。



さあ、竜宮城は見えるのか。

ウミガメは泳いでいるのか。

海岸線で15分ほど乗船時間を待ちます。

続く


おーりとーり石垣島12

2019年12月19日 21時15分12秒 | ウォーキング

二日目、竹富島から帰った後は、
お土産探しと焼肉パーティです。
帰って軽くシャワーを浴びた後に
出かけていきました。

お土産なんかは、
ユーグレナモールで買います。
日本最南端の商店街です。



で、そのユーグレナとは
どういう意味なのかといいますと、
これが日本初の商店街命名権で、
ミドリムシの培養施設を
石垣島に持つユーグレナという会社が
買い取ったからこういう名前に
なっているそうです。

もしかしたら、石垣牛モールだったり、
石垣名物ラー油モールに
なっていたかもしれませんね。

じゃ、ここは昔どういう
名前だったかというと

「あやぱにモール」といってたそうです。

あの石垣島の特徴的な
カンムリワシの羽がとてもきれいで
「綾羽」といわれていたところから
ついた名前です。

その名前でよかったのにねえ。
でもまあいろいろと
生き残り策もあるのでしょう。

そこにはお土産屋さんが
ズラ―っと並んでいます。
ここはどうかなあとか言いつつ
入ってもすぐには買いませんよ。
いろいろと寝定めです。

以前、あ~こっちで買ったら
50円安かったという
苦い記憶がありますからね。
いろいろとみて買うことにしましょう。

頼まれているというか
何がいいかと聞いているのは、
塩とラー油とちんすこうです。

それらを織り交ぜて
結構買いました。

いれる大きなカバンを
持ち合わせていないので、
慌てて買ったカバンが
ミンサー模様で形も良くて、
我が家へのいいお土産になりましたな。



お土産は複数の店で
買うのが良いですよ。
どこでも最後におまけの
お菓子とかつけてくれるので
それもまた狙いになるわけです。

さあお土産も買ったので、
食事に向かいましょう。
今夜は焼肉を予定しています。
とはいえ、石垣牛の焼肉となると
結構高い値段になりますから、
doiron家で食べようとしているのは
ホルモン中心です。



いろいろと店を見て回ります。

あ~確かにいろいろとありますね。
でもねえそんなお店の看板を見ていて
気になったのが、
牛にも石垣牛のほか美崎牛、
島うし、やいま牛といくつか
名称がありますよ。

ああそうかあ、じゃ売れるように
勝手に名付けているだけやん
と思ったら、これがねえ
違うんですよ。
値段的には、今描いた牛の
順番で安くなっていってます。

何が違うかというと、
これらはJAおきなわの
認定の順番なんです。

細かく書くときりがないのですが、
出荷年数とか、経産牛とか
いろいろと条件を付けて
石垣牛、島うし、やいま牛と分類しています。

なるほど、じゃ美崎牛はどうなんというと、
これがJAではなく、
美崎畜産という会社が
こだわりを持って育てている
牛のことを言うそうです。

そんな風にJAのこだわりと
美崎畜産のこだわりによる
違いだったのですねえ。

いくつか回りつつ、さあそれでは
ここのお店に入ってみようか、
と思ったのが前回ジダンと
いったものの予約満員で
入れなかったお店でした。



外から見たらすいているように
見えたので、入ってみたら
「どうぞ~」と案内されました。

たまたますいているときに
入ったのかなあと
ラッキー感満載で席に着きました。

ここのお店はかんてきで
焼くようですねえ。



石垣牛を少しだけ頼んで、
あとはホルモンです。



タン、せんまい、アカセンですね。



肉を持ってきた兄ちゃんに、
この店に来た理由を伝えました。

「前回春に来た時は
予約一杯ではいれなくてねえ」

というと

「ああ、そうですかあ。
実はその店は7月に閉店になりまして、
11月から新たにうちが始めているんです」
とのこと。
そうだったんやあ。

それにしてもすいているから
「いまは観光客は少ないのん」
て質問すると、

「そうですねえ11月に入ったくらいから
観光客の数は少なめに
なっていきますねえ」とのこと。

なるほど。でも春に来ても泳げないし。
泳がないんだったら、
すいてる11月くらいが
いいってことなんですよね~。
とミセスと話したりしてました。





焼肉屋で石垣島の観光の時期について
勉強したdoironだったのでした。



二日目はこれで終わり、
明日は帰宅日ですが、
最後に川平湾という
きれいな海に行く予定です。

続く


おーりとーり石垣島11

2019年12月18日 20時34分55秒 | ウォーキング

行きたかったところは、
港の少し北側にある
美崎御嶽の所の海です。

あれ?この御嶽と同じ名前の
御嶽が石垣島にもありましたねえ。



この竹富の御嶽は
この先にある美崎海岸の
航海の安全なんかを祈る御嶽です。



向こうは美崎山のふもとの御嶽です。
でも航海の安全なら
両方とも同じ祈りの御嶽でしたねえ。



亜熱帯植物に囲まれ、
蝶が飛び交う道をてくてく
歩いていきますと、



前方からアルミ缶を積んだ
若者がやってきましたよ。

多分、村中で集めた空き缶を
船に運んでいるんでしょうねえ。
美化活動をされているのかもしれません。
そのほかこの島のごみは、
生ごみは焼却など
なかなかごみ処理が
うまくいってないように思えます。
離島という環境のなかで
ごみの運搬費用とか
むつかしい問題は多くありそうですがね。

でも町を自転車で移動したり、
歩いているときに、
ごみの処分に困っているなあ
という雰囲気は少しも
感じませんでした。

そこにはきっと、島の人々の
環境に対する熱い想いが
あるのでしょう。

そんなことを考えながら
たどり着いた美崎海岸というのは、
こんなところでした。



ここは少し前まで船のつく港でした。
目の前の石の塊は、
桟橋の後で「ガンギ跡」と
いわれています。

そして左の方を見ると、
おお~海の中にちょこんと
顔を出す石があるではないですか。



これも名前がついているのか
というと、そうです。

この石は「アーパー石」と
いわれています。
伝承が残っているのです。

昔、寝ることを仕事として
いるような娘が近くに
住んでいました。
その娘があまりに働かないので
母が無理やりこの海岸に連れ出して
「アーサー海苔」を採っていた
ところ急に塩が満ちてきて
娘は海の中に取り残されました。
するとその娘の姿が老婆になり、
海の中に残ったのが
この石の招待なんだそうです。

特に祈りというわけでも
ないのですが、昔からの
言い伝えが残っている石です。

そしてさらに周りを見てみましょう。



先ほどのガンギ跡の奥にあるのが
アイヌソイという名前の石で、
アーパー石の左の奥の方にある石が
イルヌソイという名前の石です。

このそれぞれの石に雄と雌の鼠が住んでいて、
気持ちは引き合うのですが
一緒に慣れないといった
伝承があります。

まあまあなんともやるせない
伝承ですねえ。

ひとつひとつの力が集まって、
大きな力になれる我々の結束は
大事なことなんだぞというような
教訓が含まれているのでしょうか。

そんな地元に人たちの気持ちを
中心にして考えてみました。

いずれにしても、
海という未知で力強いものに
囲まれて暮らす人々の想いは、
海やそこにある岩などに
力を感じていくのでしょうねえ。

とはいえこの海岸には
ほとんど人が来ません。
決められた人が来て、
いろんな願いをして
いくのでしょうねえ。

ここには御嶽も二つ存在しています。

静かなだけど、いろんな思いは
強く持っている島の静かで
暖かい暮らしを連想させる、
そんな海岸でした。

さあこれで、竹富島も
ほぼ目標通りに回りました。
変な海岸道を歩いたり、
人のこない静かな御嶽を
歩きもしましたが、
竹富の人々が暮らす島の
生活の一部をミセスも
見たんじゃないでしょうか。
ニーラン神石やアーパー石についても
さらに深く知り合うことができました。

これで小遣い上がるかなあ。

なあんてことをいってる
変なおじさんなのでありました。

港に着いた時にそういえば
思い出しました。
入島料をまだ払っていなかったので、
払おうと思ったら自販機みたいな
機会に投入でしたね。

面白かったのできっちり払いました。

そして帰りの船は今度は双胴船です。



中身も新しいですし、
まあ帰りは天気も落ち着いては
来ていたのですが、
ほとんど揺れずに快適に
石垣島へと帰っていきましたとさ。

続く


おーりとーり石垣島10

2019年12月17日 21時01分08秒 | ウォーキング

星砂浜からレンタル屋さんに至る道筋に、
こんなゲートのついている道がありました。



実はdoiron達一般客が
ウロウロしているのは、
島の北側半分です。
この島の南側は、一般客は
立ち入ることができません。

そこに何があるのか。

実は星のやの旅館と
クルマエビの養殖場があるのです。



写真の地図で見てもわかりますよ。

港でもこんな感じで
クルマエビの宣伝ポスターが
貼っていましたね。



でもねえ、石垣島ではあまり
「竹富島の車エビフリャー」
とかいう宣伝はみませんでしたねえ。

ま、いずれにしても、
正常な雰囲気を保つためなのか、
あるいはエビのストレスを
なくすためなのか、
それともエビの養殖場を
見せたくないのか、
そんな感じで一般人は近寄れません。

南側に向かうにはこんなゲートの
ある道が続いているようです。



やがて、街中に再び入ってきました。
まずは自転車を返しに行きましょう。
これだけ借りて600円だったかなあ。
ちょっと割高でしたねえ。
まあでも便利だから仕方ないですね。

返してからはすべて歩きです。
まずはなごみの塔に行きましょう。

それがこれです。



たかさ6mの丘の上に建てられた
高さ約4.5mの塔。

竹富島の特徴的な家である
赤い屋根の建物群が見下ろせる
観光名所なんですが、
今は老朽化から塔への上り下りは
禁止されています。

今年やっと修理することが
決まったようですが、
文化財なので修理方法にも
いろいろと制限があります。

修理が終わっても、
いつも上に登れるようには
ならないだろうということです。

西集落の有志が頑張って
建てたというこの塔。
一度行ってみたかった
展望場所として2014年には
日本で18番目の人気所と
なったそうです。

塔の下から見下ろした景色がこれ。



平坦な島なので、
この景色だけでも値打ちものでしたね。

ではここから見える食堂に
入って昼食としましょう。

「オリオンビールとモズクそば2つ」と
注文しますが、なんとここの食堂の
お姉さんはとても愛想が悪い。

大阪やったらひんしゅくやなあ
というほどです。

注文が通ったのかな
という感じで待っていますと、
おおちゃんと出てきたじゃないですか。



ミセスと竹富島見学に乾杯です。
前に来た時は店もいっぱいでしたねえ。
行列ができるくらい観光客が
いましたが、今はガラガラ。

時間も12時少し過ぎというのに、
こんなんだから愛想が悪いのかなあ
とか考えてしまいました。

食事はとてもうまかったです。

生ビールでとっても気持ち
よくなりました。

ではここから港の方に向かって
歩いていきましょう。

石垣から生えているシダのような
変な植物がもう南国風ですねえ。



いろんな花が咲いていますし、
お墓もとっても豪華です。



そうそう竹富には坊主墓
という墓があるそうです。

高貴な人がまつられて
いるんだろうといわれていますが、
情報はなく、
いまは地元の人たちに
情報提供を呼び掛けているそうです。

港の方には、若干下っていくような
感じで歩いていきます。
そして港が見え始めたころ
左手に見えてくるのが
石垣島の事をいろいろと
展示している竹富島ゆがふ舘です。

まあトイレも行きたいので
中に入ってみましょう。

そこには、島の民族的な展示物
なんかもありましたよ。

そして気になったのがこんな案内。

これが竹富島の動物。



そしてこれが竹富島の植物。



どこにもある花とかも上げて
いますが、地域の名前が
とても面白かったです。

そして最後にこれが危険動物です。



うひゃー恐ろしいモノばかりですねえ。
まあこうしてここで
総括的に竹富島の事を学びましたので、
この島のことはこれでおしまい・・・
というわけにはいきません。


あと一か所この島で訪ねておきたい
ところがあったのです。

続く


おーりとーり石垣島9

2019年12月16日 21時00分02秒 | ウォーキング

さあでは次は星砂浜を
目指して進んでいきましょう。

さらに南の方に自転車を
転がしていきます。
このあたりは、結構蝶も
飛んでいましたねえ。

前回来た時は蝶の研究者みたいな人達も
来ていましたねえ。
たくさん飛んでいて、
もうまるで天然の昆虫園の中を
移動しているような感じでした。

その辺の草や木の枝なんかに
サナギとかついてないかなあ
なんて目で森を眺めましたよ。

この西桟橋からコンドイ浜
そして星砂浜にかけては
自転車でも走りやすい
広い道が付いています。

やがて少しすると、
前方に星砂浜の入り口が見えてきますよ。
結構な数の自転車が止まっていますので、
自分の自転車を見失わないように、
そこの石垣の配置を見ながら
覚えやすそうなところに
自転車を泊めます。



あれ、なにか看板が立っていますよ。



その自転車置き場の横には
石垣が残っていて、
「蔵元跡」の看板が立っています。

へ~こんなところに倉庫かあ
と思ったらあきませんよ。
蔵元というのは、
竹富島出身の西塘という人が
八重山諸島を統治したときに
築いた役所でした。

ああ、こんな海の近くに
あったのですねえ。

西塘(にしとう)という人を祀った
西塘御嶽は自転車で
ここに来る途中にありましたねえ。





ここで20年間政治を
おこなった後は蔵元
すなわち役所を石垣島に
移したといわれています。



この星砂浜は別名というか
正式には「カイジ浜」と
いわれています。
どうもこの蔵元のところに
鍛冶屋さんがあったからだ
という説があるようです。

そんな蔵元からすぐのところに
港の入り口があります。
中に入っていくと、
目に付くのが右手に簡易な
テント風の建物になっている
お土産屋さんです。

映画にも出ていましたねえ。
ここで若い女性が働いています。
ジダンと来た時もいましたねえ。
姉さんが星の砂を瓶詰めしていましたよ。
星砂浜という場所ですが、
ここで取った星の砂は
持ち帰ってはいけません。
ここのお姉さんところで
購入しないといけないのですねえ。
ちょっと写真は撮れませんでした。

でもねえ、店の端っこに
猫のことが書いてある看板が
ありましたので撮影してみました。



読んでみましょう。



「浜にネコが居ます。
17歳のおばあちゃんネコで
痛い所があるので触らないでください」
と書かれています。

うひゃー、イリオモテヤマネコなんか
と思ってはいけませんよ。
文書の末尾に書いてあるでしょ。
キジトラだって。
あれ?イリオモテヤマネコは
違うよねえ。豹みたいながらでしたよね。

それにそもそもここは
イリオモテじゃないしなあ。

そういえばさっきのコンドイ浜にも
たくさんネコが居ましたねえ。



ふむふむ住んでいる人たちが
優しい人が多いのですかねえ。

観光の人間はというと
前の時もそうでしたが、
ここへ来たらしゃがみ込んで
砂をいじっている人が多いですねえ。
いやあ、観光客がやってくるこの辺には
星の砂はそうそうないでしょ、
とdoironは前回すでに
学んでいるのです。

遠くを眺めますと
島がいくつか見えています。

売店のおねいちゃんに聞くと、
あれが「黒島」で右が「小浜島」
そして背後にある大きな島が
西表島だと教えてくれました。

確か前に来た時も同じことを
聞いたんでしたけど、再確認です。

おねいちゃんと話したかっただけやん
とミセスに怒られました。

ここの海岸でベンチに座って、
ほんのひと時南の島の静かさ、
暖かさを満喫した二人だったのでした。

さあ、では時間ももう
お昼になってきました。
自転車の借り上げも時間制に
なっていますので、まずは返却をして、
竹富島の中心地である



なごみの塔のところまで行って
食事に行きましょう。



前回ここで食べたモズクそばが
うまかったので、
それとオリオンの生ビールで
ヤッホーと昼食にしていきます。

続く


おーりとーり石垣島8

2019年12月15日 21時05分49秒 | ウォーキング

この西桟橋を満喫した後は、
さあ次は向こうに見える
コンドイ浜を目指しましょう。



自転車に乗って環状道路を
移動していきます。
途中蝶々も何頭か飛んでいましたねえ。



でも前回来た時の10倍以下の少なさです。
前回はもう蝶があふれるほど
たくさん飛んでいましたね。
南の海って蝶には優しいんですかねえ。



そうそうこの道沿いには
リゾート建設反対の看板
なんかが立っています。



「ならぬ」とはまた意外な反対語ですねえ。



いろいろと議論があったうえで、
賛成派と反対派に分かれて
いるそうですよ。
う~ん、どうでしょうか。
開発の仕方によるんでしょうねえ。
島外の人だから反応が
めちゃいまいちですねえ。
すんません。

この道をしばらく行くと、
右手に海岸線が見えてきます。
ここが「コンドイ浜」です。



このあたりの浜の名前の
由来はよくわかりません。
でもここは立派な海水浴場です。

日本の立派な海水浴場
ベストテンに入るようなところです。

遠浅で、何でも聞くところによると
沖に砂浜が現れてそこまで
歩いて行けるとか。
たしかに映画
「ニライカナイの手紙」でも
そういうシーンはありましたね。

そうそうそういえば
ここでニライカナイの解説を
しないといけませんね。

これははるか遠い東の海のかなた、
あるいは海の底や地の底に
あるという異界のことです。
神の世界でもあります。

本土でも南の海にあるという
「補陀落」なんかの信仰と
よく似ていますね。

そんなニライカナイから
神がやってきて島を守る
という考え方が八重山の方にあります。

そしてそんな神がやってくる
という目印になるという
砂浜の岩なんかが、
先に書いたように島の人々の
信仰の対象になっているようです。



そんな神が宿るような
美しいコンドイ浜が、ここ。

浜はこんなにきれいし、
遠浅の海がサーサーなっています。



遠くには先ほど行った西桟橋も
見えています。
あれ?でもねえこの西桟橋の
写真のずっと右の方に、
何かパワーを感じませんか。

実は、ここにこそニライカナイからの
神がやってくるという
場所があるのです。

そちらには行くものはいませんが、
doiron家は砂を踏み、
石をよけながら行ってみましょう。



あ、右手に「コンドイ浜の碑」が
ありますよ。



何もねえこんな人の行きにくい
ところにって思ってしまいます。

で、その先です。
砂浜にポツンと出ている大きな石。



ああこれこそがニライカナイから
神がやってくるときの
目印になっている石です。

地元ではこの石のことを



「ニーラン神石」

と呼んでいます。



ああすごいパワーを放っていますよ。
海辺にあるので浸食とか
されやすいのにねえ。



でもだからこそそんな石を
保護するために、石の下には
保護がされているようですねえ。

人々の熱い想いも感じます。



ニライカナイの「ニライ」は
現地の言葉で「根の方」という意味で、
「カナイ」は一節として
「彼方」という意味があるそうです。

はるかかなたの方から
やってくる神を心から
迎えようとする地元の人たちは、
毎年旧暦の8月8日に
トンチャーといわれる口承伝承の
世迎えの歌を歌いながら、
神を手招きするそうです。

なんとまあ神秘的な
儀式なんでしょうねえ。

そうして集まった神のもとで、
毎年10月かあるいは11月の
カノエトラ、カノトウの日に
行われる種子取祭(タナドゥイ)は、
観光客も巻き込んだ
お祭りになるそうです。

ああ、そんなのを一度見てみたいなあ。

西桟橋とコンドイ浜という、
観光客によく知られた
観光地から少し離れたところにたたずむ
ニーラン神石はそんな島の伝統を
支えるすごい見どころだったのです。

ではまた歩いてコンドイ浜に
戻りますが、ここからは
海岸線ではなく
林の中を抜けていく道が
つながっています。



ここもまた歩いていて
パワーを感じる道でありました。



さあではまた自転車に乗って、
コンドイ浜から星の砂浜へと
移動していきましょう。

続く


おーりとーり石垣島7

2019年12月14日 21時16分18秒 | ウォーキング

今日わたるこの島の名前は「竹富島」。



名前の由来は、竹富島に
最初に渡来して新里村を開いた
とされる伝承上の人物で、
六つの重要な御嶽である
六山のひとつ、花城御嶽に
祀られている人の名前
「タキンドゥン」が
島名の由来となったといわれています。

すごい名前ですねえ。
本土の人の人智の届かない名前です。

ここへ来たのも、もちろん
二度目となります。
前回この島に来た時は、
ジダンとこの島はどんな感じだろなあ
といいながら、港から
街の方へと歩いていきましたが、
今回はレンタル屋さんの
マイクロバスで島内部に
入っていきます。

せまい島なので、
車はすぐにお店に到着します。



お~すごいですねえ。
自転車が一杯並んでいます。
もうまるで松ノ浜の
自転車預かりより多いです。

この島全体で乗り物というのは
あまりありません。
軽自動車で150台くらいの数ですが、
自転車は何ともう1000台を
超えているそうです。
そう正体はレンタサイクルですね。

まずは客への説明があります。

え~タイヤはチューブラー
ではなくてWOです。

なあんてことは言いませんよ。

この自転車には鍵が付いて
いませんとのこと。
まあ盗んでも持っていくとこ
ないですしねえ。
カメラ片手にぶらぶら歩いている
ドジ旅の二人なんかには
ちょい乗りで盗まれないよう
注意しましょうってことですかね。

みんな同じに見えますので、
自分の自転車はついてる番号等の
特徴を覚えておいてくださいとのことです。

そして乗るときにはサドルの
高さを合わせてくださいとのこと。

返却時の注意事項もあって、
それではdoiron家の自転車は
これですと指示されました。
荷物を積んで、いざ出発です。

まあ道は前回来たので、
よくわかってます。
それでは行くよ~とミセスに指示しますと
「あ、そっちは港です」
といわれました。

うう~へましました。
「ボーっと漕いでんじゃねーよ」
とミセスに叱られそうです・

指示通りの方角にしばらく
漕いでいきますと、
この島唯一の公共機関である
郵便局の前を通りますねえ。



2005年に映画で
「ニライカナイからの手紙」
というのがありましたね。



あの蒼井優の初主演映画です。



ああ、あの山里亮太の
奥さんですね。
もちろんレンタルしてきて
借りてきて見ました。
悲しいけど、ちょっとほっこりした
そんなストーリでしたね。
彼女と関連した聖地
ニライカナイについては後で
解説してゆきます。



映画はこの島に住む蒼井優の
祖父がこの郵便局で
働いていましたね。

今はねえ、役場に行かなくても
この郵便局で住民票がとれるそうです。
あ、役場というのは竹富町なのに
石垣市の中にあるんですね。

そんな郵便局を過ぎて、
こんな花だらけの街中で、
映画の主人公のように
なりすまして写真を撮ったり、
御嶽を眺めながら
祈りを感じたりしながら
走ってゆきます。



牛車を見たときには
ミセスは感動していましたね。
すごいなあと思ってみていたら、
牛がいきなり巨大なフンを
しているじゃないですか。



ウヒャー、あんなにも。

でも担当者は慌てませんよ。
ちゃんとほうきとバケツを持って
説明しながら清掃していましたねえ。

でもウシってどんなけ
ご飯を食べているのでしょう。

この時に、doironが向かっているのは
「西桟橋」というところです。



前回来た時もここには
行ってませんでしたねえ。
それがここ。

海の中に幅5mちょいの
桟橋が伸びていってます。

映画の中ではこの桟橋の先端に
郵便ポストがあったのですが、
あれは映画用に作られたんだそうで、
今はありません。

でもここは、竹富島の最高の
夕陽桟橋になっているそうです。

え~竹富には泊まっていませんので、
そんな夕焼けは見てないですけどね。

でも一本だけ桟橋が海に伸びている姿は、
ちょっぴり非現実的で
よかったですねえ。



先っぽの方まで歩いて行ってみました。



この桟橋は公的な支援もなく
住民が作ったといわれるところです。
でもいまは桟橋ではなく、
夕焼け観察の観光名所として
残っているところです。

続く


おーりとーり石垣島6

2019年12月13日 21時09分03秒 | ウォーキング

オリオンビールと沖縄料理で
おなか一杯になったので、
今日の予定は終了です。

お店から「おいしかったね~」と
叫びながら宿へ帰ろうとした
その時です。
船がいっぱい泊っている暗い港の片隅で、
ミセスが「ウヒャー」と叫びます。

え?doironは何もしてませんよ。
財布の中身をちょろまかしたり
していませんからね。
無実です。

じつはポケモンで沖縄にしか
現れないモンスターが
現れたんだそうです。

これは取らなくてはと、
携帯とゲーム用の子機を
いらいまくります。

「やったー、とれた~」と大騒ぎです。

玉取崎から石垣の海を眺めた時よりも、
ミンサーの話に感動したときよりも
一オクターブ大きな声で喜んでます。
フォルテッシモな叫びです。

よ、よかったねえ。

そしたら小遣い上げてくれる?
などとは言いませんがね。

そうして石垣島初日の夜は
更けていくのです。

翌朝です。



この日も天気はまずまず。
朝からお目当ての食堂に
連れていく予定だったのですが、
昨日のモンスターが気になるので、
散歩たっぷりしたいから、
朝飯はホテルの食堂についている
無料朝飯をいただくことにしました。
こうして時間稼ぎして
後で散歩しまくってましたよ。
まあそれで満足してくるなら
ええとしときましょう。

さあて、島旅二日目の目標は、
竹富島散策ということにしています。



竹富島とは、石垣島の西側
約6キロのところにある、
サンゴ礁の隆起でできた島です。

島そのものも小さく、
一周約9kmの島です。

ちなみに石垣島は沖縄では本島、
西表島に次いで3位。
全国的には21番目の広さを持つ島です。

竹富島へはその石垣島から
高速フェリーで約10分で到着します。

ここがそんなフェリーの切符売り場。



八重山諸島の中心港ですねえ。
八重山のすべての島に
ここから行けるはずです。

フェリーはだいたい1時間に
一本で往復1340円ですね。

切符を買ってしばらく
15分ほどフェリーを待ちます。

すわって待っていると、
こんなポスターがありましたよ。



そうかあイリオモテヤマネコも
交通事故にあったりするんですねえ。
すると、その切符売り場に
1匹のネコが。



おおあれがイリオモテヤマネコかあって、
違いますって。

そしてもうひとつポスターがありました。



それによると竹富島では
今年の九月に入島料が
発生しているそうです。
島の保全のために一人300円を
集めているそうです。

自然の保護、海の保護、町の保護など
大変なそうなので、
入島時には払っておきましょう。

やがて時間が近づいてきたので
フェリー乗り場の方に行きますと、
おお~なんとここに具志堅用高の
銅像が立っているではないですか。



前回この島に来た時は、
本人にお会いしましたね。

彼はこの島出身で、
ニックネームは「カンムリワシ」。
この島の特徴的な鳥の名前を
付けてもらっています。

実はdoironは彼とは同じ年なのです。
やあ久しぶり、とフックを一発、



アッパーカットを一発、



ボディを一発くらわしておきました。



そうです、私が変なおっさんです。

すいていると思ってた
フェリーは結構いっぱいです。



この日は風が強そうなので、
船内の椅子に座りました。
以前は海の見える外の椅子に
座っていたのですが、
今日は風的にも厳しそうですから、
中に入ると結構いっぱいの客がおり、
最終的には座るところが
なくなるくらいいっぱいになりました。

石垣港の港を出ていくと、
サンゴ礁の向こうに
出るのでしょうねえ。

船は結構揺れています。
乗り物酔いに強くない
ミセスですので、
心配しておりましたが、
まあ短時間で到着するので
何とか無事でした。

フェリーを降りるとすぐに
レンタサイクル貸し出しの
向かえレンタカーに乗って
島内部まで送っていただきます。

業者のバスが3~4社泊まっていますねえ。



doironはその中から、
以前出川哲郎が竹富を訪れたときに
お世話になったレンタル屋さんの
車があったので、それに乗ることにしました。

続く


おーりとーり石垣島5

2019年12月12日 21時11分11秒 | ウォーキング

繁華街の中には、
センター通り、ユーグレナモールなど
にぎやかな通りがあります。



石垣旅行がメインのときなんかは
かなりにぎわうんでしょうねえ。
いつの季節かよくわからんけど。

そして道にはこんな模様が
描かれていますよ。

前回も紹介しました。
「ミンサー」です。



綿(ミン)で織られた幅の狭(サー)い
帯からそんな名前がついています。

一節では仏教伝来時に
海を越えて伝わり、
本土の真田紐へと伝わっていった
といわれています。
真田紐はこれですね。



九度山を歩いた時にユニークな
おじさんのお店で購入しました。

買ったはいいけどどのように
使おうと悩んでいますが、
こんな南の島でそのルーツに
つながるとは思いもしませんでした。

■が五つの模様と■が四つの模様が
繰り返されています。



■五つ(いつの)■四つ(世も)ということです。

加えて、その模様の周りにある
小さなギザギザ模様は
ムカデの足の模様で
「足繁く」という意味があります。

さらにさらに、藍を重ねて織っている
ところから「愛をかさねて」と
いう意味もあるとのこと。

全部合わせて

「愛を重ねて、いつの世も足繁く通ってね」
という女性の熱い想いがあるようです。

八重山で女性がこれを送るのは
愛の告白?
本州へ真田紐として伝わった時には、
女性がその中に自分の髪の毛をぬいこんで、
武運を祈ったという話もあります。

いずれにしても女性の気持ちが絡み合った
情熱的な織物です。

道に書かれてある模様を見つつ、
そんな話をミセスにしてあげたら、

あらかじめ来ただけのことは
あるねえと感動していました。
小遣い上げてくれるかなあ。

このあたりにはそんなミンサーも
一杯並ぶお土産屋さんなんかが
所狭しと並んでいますし、
鮮魚なんかを売るコーナーもありますよ。

ああ、明日の晩はまたここにきて
おみやげ物なんかを買いましょう。

そんな通りから一歩横の通りに入ると、
居酒屋さんなんかが並びます。





前回もここを歩きましたねえ。
地元の歌が聞こえてくる
店もありましたねえ。

大きな犬が店の前で
座っている店もありました。
その通りの景色が広がっていますよ。

こんなお店に入ろうかなあ
と思ったのですが、小さな居酒屋で、
女の子が店の前を借りて
石の飾りなんかを売ってる
ところに入りました。

まずは沖縄料理とオリオンで乾杯です。

モズクの天ぷらや島豆腐、
海ブドウなんかをつつきながら
晩飯となりました。

「よくぞきましたこの島へ。
あと二日しっかり遊んでいって
ください。かんぱーい。」

よしよし、乾杯の音頭も
うまくまとまりました。
小遣い上げてくれるかなあ。



ここのメニューで気になったものが
いくつかありました。

ひとつは「セーイカ」です。

ああイカ好きのdoironには
見逃せないメニューですね。
店の人に聞けば、和名はソデイカ。

イカの中でも最大級のイカ
(「ダイオウイカ除く」)で、
糸満市なんかでよく取れるそうです。



なので早速刺身で注文。
味は、いやあ大きなイカというだけあって、
味は大ぶりな味というか、
きめ細やかさはなかったけど、
おなかにはこたえる味でしたね。

そしてもう一つ注目だったのが、
石垣牛に加えて美崎牛という
牛のメニューがあったこと。

ふむふむ、石垣牛はよく聞くが、
美崎牛というのは初めてだぞ。
これは二つを注文して
食べて見なくてはと思いましたが、
これがなんと超高額。
小さなステーキでも2000円ほど
コロッケでも600円ほどします。

う~ん、旅先の大きな気持ちでってもねえ。
こんな高級な料理はまず
御先祖様に報告してから
ということになりますねえ。

明日の夜は前回満員で入り損ねた
焼肉屋さんへ行く予定だから、
こんやはちょっと遠慮しておきましょう。

続く