「砂の王国」(上・下)[講談社文庫] 荻原 浩 (著) 2014.6.14読了 。
全財産は、3円。私はささいなきっかけで大手証券会社勤務からホームレスに転落した。寒さと飢えと人々からの侮蔑。段ボールハウスの設置場所を求め、極貧の日々の中で辿りついた公園で出会った占い師と美形のホームレスが、私に「新興宗教創設計画」を閃かせた。はじき出された社会の隅からの逆襲が始まる!
存在もあらすじも知ってはいたんですが、読みたかったものの、篠田節子さんの「仮想儀礼」のパ○リかいなとか思って敬遠してたんです。ストーリーはちょっと似てますが、やはり別物。さすがは荻原浩さん、やりますな。あまりにリアルなホームレスの描き方に、ほんとはこのひと前にやったことがあるんでは?と思ってしまう。まあ、アレなラストがアレですが、あのラストからして、続編を書かれるのではないかと勝手に期待しております。…7点。
全財産は、3円。私はささいなきっかけで大手証券会社勤務からホームレスに転落した。寒さと飢えと人々からの侮蔑。段ボールハウスの設置場所を求め、極貧の日々の中で辿りついた公園で出会った占い師と美形のホームレスが、私に「新興宗教創設計画」を閃かせた。はじき出された社会の隅からの逆襲が始まる!
存在もあらすじも知ってはいたんですが、読みたかったものの、篠田節子さんの「仮想儀礼」のパ○リかいなとか思って敬遠してたんです。ストーリーはちょっと似てますが、やはり別物。さすがは荻原浩さん、やりますな。あまりにリアルなホームレスの描き方に、ほんとはこのひと前にやったことがあるんでは?と思ってしまう。まあ、アレなラストがアレですが、あのラストからして、続編を書かれるのではないかと勝手に期待しております。…7点。