「おしまいの日」[中公文庫] 新井 素子 (著) 2014.9.11読了 。
三津子と忠春は結婚七年、夫婦仲よく、絵に描いたように幸せな生活を送っていた。ただ一つ、忠春が仕事で毎晩、深夜をまわるまで帰宅しないことを除けば―。忠春を案じるが故に、三津子は少しずつ正気の淵から滑り落ちてゆく。そしてとうとう「おしまいの日」がやってくるのだが…。新井素子の傑作サイコ・ホラー、待望の復刊。
なんか、怖くないよな、とか思っていたら、読み進めていくうちにじわじわと怖くなってきた。
確かに、この主人公は少しずつ、壊れていくんだけれど、夫もかなりおかしい。こんな生活していてなんも疑問を持たないなんて…。しいては日本の社会がおかしいのか? 自分も過労死予備軍だから、身につまされた。でも、オレは日本の社会も、今の会社もおかしいとちゃんと認識している。…6点
三津子と忠春は結婚七年、夫婦仲よく、絵に描いたように幸せな生活を送っていた。ただ一つ、忠春が仕事で毎晩、深夜をまわるまで帰宅しないことを除けば―。忠春を案じるが故に、三津子は少しずつ正気の淵から滑り落ちてゆく。そしてとうとう「おしまいの日」がやってくるのだが…。新井素子の傑作サイコ・ホラー、待望の復刊。
なんか、怖くないよな、とか思っていたら、読み進めていくうちにじわじわと怖くなってきた。
確かに、この主人公は少しずつ、壊れていくんだけれど、夫もかなりおかしい。こんな生活していてなんも疑問を持たないなんて…。しいては日本の社会がおかしいのか? 自分も過労死予備軍だから、身につまされた。でも、オレは日本の社会も、今の会社もおかしいとちゃんと認識している。…6点