ドンドンこにしの備忘録

個人的な備忘録です。他意はありません。

「狼と兎のゲーム」 我孫子武丸読了!

2016年02月19日 19時52分53秒 | 作家 あ行
狼と兎のゲーム (講談社文庫) 2016.2.19読了。
我孫子 武丸 (著)
智樹のクラスメイトの心澄望は、警察官の父親から暴力を振るわれて傷が絶えない。夏休みのある日、勤務中の父親のパソコンを壊してしまったと怯える心澄望と智樹がこっそりと家に戻ると、弟の甲斐亜の死体を始末している父親の姿が。慌てて家を飛び出した二人は、迫り来る怪物から逃げ切ることができるか?




偶然に父親が弟を埋める穴を掘っているところを目撃してしまう心澄望と友人の智樹。
靴を手に持ち一目散に逃げる。
そこから、狼(警察官の父親)から逃げる命がけのゲームが始まる。
しかし、驚いた怪物だなこの親父。
しかも警察官って! 
凶暴な上に、超自己中、身勝手な被害妄想狂。
このキャラクターだけでも読む価値はあると思うが、
「殺戮に~」なんかと比べれば、ストーリーは薄いし、どんでん返しも平凡かな。
我孫子さんの小説としてはものたりない。…6点。