孤虫症 (講談社文庫) 2016.3.11読了。
真梨 幸子 (著)
「週に三度、他の男とセックスすることを習慣にして」いる主婦・麻美。彼女の不倫相手が、次々と身体全体に瘤のようなものを作って原因不明の死を遂げる。彼女自身の肉体にも異変が起こる。女同士の憎悪や嫉妬、母娘で繰り返される愛憎劇。一見幸せな主婦の誰にも言えない秘密とは…。
肛門から虫が顔を出している。そんなお話(ではないですが)。
第32回メフィスト賞を受賞した作品。
最後の解説にありましたが、実際「孤虫症」ってあるみたいです。世界で14例、うち日本で6例が確認されたのみとか、めったにある病気ではないがあること事態がイヤ。
しかし、そうとうイライラといやな気分させてくれる。
女同士の嫉妬と猜疑心がうごめく人間関係。
この真っ黒な感情こそが、寄生虫よりも怖いものなんじゃないだろうか?
最初は気持ちの悪い寄生虫ホラー系、中盤からミステリーとして展開、最後のどんでん返しは叙述トリック。詰め込みすぎて破綻したかも。…5点。
真梨 幸子 (著)
「週に三度、他の男とセックスすることを習慣にして」いる主婦・麻美。彼女の不倫相手が、次々と身体全体に瘤のようなものを作って原因不明の死を遂げる。彼女自身の肉体にも異変が起こる。女同士の憎悪や嫉妬、母娘で繰り返される愛憎劇。一見幸せな主婦の誰にも言えない秘密とは…。
肛門から虫が顔を出している。そんなお話(ではないですが)。
第32回メフィスト賞を受賞した作品。
最後の解説にありましたが、実際「孤虫症」ってあるみたいです。世界で14例、うち日本で6例が確認されたのみとか、めったにある病気ではないがあること事態がイヤ。
しかし、そうとうイライラといやな気分させてくれる。
女同士の嫉妬と猜疑心がうごめく人間関係。
この真っ黒な感情こそが、寄生虫よりも怖いものなんじゃないだろうか?
最初は気持ちの悪い寄生虫ホラー系、中盤からミステリーとして展開、最後のどんでん返しは叙述トリック。詰め込みすぎて破綻したかも。…5点。