ドンドンこにしの備忘録

個人的な備忘録です。他意はありません。

「アウトバーン 組織犯罪対策課 八神瑛子」 深町秋生読了!

2016年03月23日 12時21分25秒 | 作家 は行
アウトバーン 組織犯罪対策課 八神瑛子 (幻冬舎文庫) 2013.3.23読了。
深町 秋生 (著)

躊躇なく被疑者を殴り、同僚に低利で金を貸し付けて飼いならし、暴力団や中国マフィアとも平気で手を結ぶ――。警視庁上野署組織犯罪対策課の美人刑事・八神瑛子は夫を亡くして以来、その美貌からは想像もつかない手法で数々の事件を解決し、警視総監賞や方面本部賞を何度も受けている。そんな瑛子が管轄する区域で広域指定暴力団・印旗会の組長の娘が刺殺された。瑛子は、悪徳刑事の排除を目論む上野警察署署長・富永昌弘から監視される中で、独自に捜査を始める。だが、その矢先、手口が同じで、被害者の容姿も似た刺殺事件が、富永らキャリア警官から不審の眼で睨まれながらも、なりふり構わず連続殺人事件の真相に迫ろうとする瑛子。その胸中には、夫の死を自殺と断定した警察組織への激しい憎悪が渦巻いていた。孤独で冷徹な女刑事の魂が躍動する、新・警察小説シリーズ第1弾!!



それなりに物語は面白いが、なにせ、繊細な人物描写が足りない。主人公がなぜそうするのか?まったくわからない。よって、感情移入もできずに読み終わる。ヒロインものでこれは最悪。主人公がどうなっても全然かまわないし、応援したくもならない。ストーリーにも目新しいものなし。…4点。