魚舟・獣舟 (光文社文庫) 2017.4.19読了。
上田 早夕里 (著)
現代社会崩壊後、陸地の大半が水没した未来世界。そこに存在する魚舟、獣舟と呼ばれる異形の生物と人類との関わりを衝撃的に描き、各界で絶賛を浴びた表題作。寄生茸に体を食い尽くされる奇病が、日本全土を覆おうとしていた。しかも寄生された生物は、ただ死ぬだけではないのだ。戦慄の展開に息を呑む「くさびらの道」。書下ろし中編を含む全六編を収録する。
読んでるうちに、気づいた。これは読んだことある。ストーリーはまったく憶えていないが、このプロットはどれもこれも既読だ。そういえば、この本が発売された10年前、新刊で読んでいることを思い出した。全部読み終わってからね。ま、それはそうと、なかなかおもしろいSF短編集だった。しかし、表題作の「魚舟・獣舟」はあまりにもスケールが大きな作品で、短編としてまとめてしまうにはもったいない作品だと思う。(その後、この短編を元に長編が書かれたという話をきいて納得した。)…6点。
上田 早夕里 (著)
現代社会崩壊後、陸地の大半が水没した未来世界。そこに存在する魚舟、獣舟と呼ばれる異形の生物と人類との関わりを衝撃的に描き、各界で絶賛を浴びた表題作。寄生茸に体を食い尽くされる奇病が、日本全土を覆おうとしていた。しかも寄生された生物は、ただ死ぬだけではないのだ。戦慄の展開に息を呑む「くさびらの道」。書下ろし中編を含む全六編を収録する。
読んでるうちに、気づいた。これは読んだことある。ストーリーはまったく憶えていないが、このプロットはどれもこれも既読だ。そういえば、この本が発売された10年前、新刊で読んでいることを思い出した。全部読み終わってからね。ま、それはそうと、なかなかおもしろいSF短編集だった。しかし、表題作の「魚舟・獣舟」はあまりにもスケールが大きな作品で、短編としてまとめてしまうにはもったいない作品だと思う。(その後、この短編を元に長編が書かれたという話をきいて納得した。)…6点。