ドンドンこにしの備忘録

個人的な備忘録です。他意はありません。

「ハサミ男」 殊能将之読了!

2017年10月13日 20時18分21秒 | 作家 さ行
ハサミ男 (講談社文庫) 2017.10.12読了。
殊能 将之 (著)

美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。三番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。自分以外の人間に、何故彼女を殺す必要があるのか。「ハサミ男」は調査をはじめる。精緻にして大胆な長編ミステリの傑作。



残り100ページで、エーッってなって、違和感があったので、読み終わったあと、最初から検証のため読み直した。チッ、確かにそうは書いてないじゃん。うまく、ミスリードさせられてんじゃん。ただ、このどんでん返しを味わうために、500ページを読むのは長い。もう少しページを削いでくれたら良かったのに。あと真犯人の動機がよわいよなー。まあ、面白かったけども。…7点。