一橋桐子(76)の犯罪日記 単行本 2022.4.21読了。
原田ひ香 (著)
老親の面倒を見てきてた桐子は、気づけば結婚もせず、76歳になっていた。両親をおくり、わずかな年金と清掃のパートで細々と暮らしているが、貯金はない。同居していた親友のトモは病気で先に逝ってしまった。唯一の家族であり親友だったのに……。このままだと孤独死して人に迷惑をかけてしまう。絶望を抱えながら過ごしていたある日、テレビで驚きの映像が目に入る。収容された高齢受刑者が、刑務所で介護されている姿を。これだ! 光明を見出した桐子は「長く刑務所に入っていられる犯罪」を模索し始める。
また、単行本読んでしまった、そんで小説は面白かった。だけど、ラストがうまく行きすぎ。主人公に関わった人、全部があかの他人の老人にみんなこんなに優しくはしてくれないと思う、現実社会では。おとぎ話レベルのありえなさだ。でも、小説としては目の付け所が上手く大変面白かった。題名に(76)入ってるって…。7点。
原田ひ香 (著)
老親の面倒を見てきてた桐子は、気づけば結婚もせず、76歳になっていた。両親をおくり、わずかな年金と清掃のパートで細々と暮らしているが、貯金はない。同居していた親友のトモは病気で先に逝ってしまった。唯一の家族であり親友だったのに……。このままだと孤独死して人に迷惑をかけてしまう。絶望を抱えながら過ごしていたある日、テレビで驚きの映像が目に入る。収容された高齢受刑者が、刑務所で介護されている姿を。これだ! 光明を見出した桐子は「長く刑務所に入っていられる犯罪」を模索し始める。
また、単行本読んでしまった、そんで小説は面白かった。だけど、ラストがうまく行きすぎ。主人公に関わった人、全部があかの他人の老人にみんなこんなに優しくはしてくれないと思う、現実社会では。おとぎ話レベルのありえなさだ。でも、小説としては目の付け所が上手く大変面白かった。題名に(76)入ってるって…。7点。
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