柔らかな頬(上・下) (文春文庫) 2022.9.30読了。
桐野 夏生 (著)
私は子供を捨ててもいいと思ったことがある――。衝撃のラストが議論を呼んだ直木賞受賞作。カスミには、家出して故郷の北海道を捨てた過去がある。だが、皮肉にも北海道で幼い娘が失踪を遂げる。じつは夫の友人・石山に招かれた別荘で、カスミと石山は家族の目を盗み、逢引きを重ねていたのだ。罪悪感に苦しむカスミは一人、娘を探し続ける。四年後、元刑事の内海が再捜査を申し出るまでは――。
私は子供を捨ててもいいと思ったことがある――。衝撃のラストが議論を呼んだ直木賞受賞作。野心家の元刑事・内海も、苦しみの渦中にあった。ガンで余命半年と宣告されたのだ。内海とカスミは、事件の関係者を訪ね歩く。残された時間のない内海は、真相とも妄想とも夢を見始める。そして二人は、カスミの故郷に辿り着いた。真実という名のゴールを追い続ける人間の強さと輝きを描き切った最高傑作!
まさか、犯人がわからないとは、、、たしかに推理小説じゃないということは読み終わってみれば理解できるが、最初はだれが犯人で、伏線はこれじゃないか、事件の真相はこうで、とか考えなが読んだ。そして訪れただれが犯人かわからずじまいのラスト、真犯人も事件の真相も霧の中。確かに小説としてはまあ面白いのだが、、、人間の身勝手さは計り知れない、だから誰が犯人でもおかしくないということなのか。6点
桐野 夏生 (著)
私は子供を捨ててもいいと思ったことがある――。衝撃のラストが議論を呼んだ直木賞受賞作。カスミには、家出して故郷の北海道を捨てた過去がある。だが、皮肉にも北海道で幼い娘が失踪を遂げる。じつは夫の友人・石山に招かれた別荘で、カスミと石山は家族の目を盗み、逢引きを重ねていたのだ。罪悪感に苦しむカスミは一人、娘を探し続ける。四年後、元刑事の内海が再捜査を申し出るまでは――。
私は子供を捨ててもいいと思ったことがある――。衝撃のラストが議論を呼んだ直木賞受賞作。野心家の元刑事・内海も、苦しみの渦中にあった。ガンで余命半年と宣告されたのだ。内海とカスミは、事件の関係者を訪ね歩く。残された時間のない内海は、真相とも妄想とも夢を見始める。そして二人は、カスミの故郷に辿り着いた。真実という名のゴールを追い続ける人間の強さと輝きを描き切った最高傑作!
まさか、犯人がわからないとは、、、たしかに推理小説じゃないということは読み終わってみれば理解できるが、最初はだれが犯人で、伏線はこれじゃないか、事件の真相はこうで、とか考えなが読んだ。そして訪れただれが犯人かわからずじまいのラスト、真犯人も事件の真相も霧の中。確かに小説としてはまあ面白いのだが、、、人間の身勝手さは計り知れない、だから誰が犯人でもおかしくないということなのか。6点
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます