ドンドンこにしの備忘録

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「戦国鬼譚 惨」 伊東 潤 読了!

2013年04月30日 13時52分12秒 | 作家 あ行
「戦国鬼譚 惨」(講談社文庫)  伊東 潤 (著) 2013.4.26読了。

人を欺けば謀られ、人を信じれば殺される。木曾谷の治世をめぐり反目する木曾家当主の義昌と弟の義豊。武田に殉じるか織田へ寝返るか――谷間に常と変らぬ春が訪れたとき、兄弟は慟哭の中で身悶えしなければならなかった。武田家滅亡が招いた鬼哭啾啾を活写し、極点での人間の本性を炙り出した傑作戦国絵巻5 編。 「遂に伊東潤が文句のつけようのない傑作をものした」――文芸評論家・縄田一男(講談社文庫)


木曽義昌、下條頼安、武田逍遙軒、仁科盛信、穴山梅雪を主人公に、武田家の滅亡をそれぞれの視点から描く連作。このあたりを主人公にもってくるところがアレですね。しかし、人の業というものは…。つくづくアレですね。…6点。


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