にれっちのつれづれ日記

本州最北端の小児科医にれっちの独り言(^^)

速攻でご指摘受けました~

2013-12-13 12:15:15 | つれづれ
英語教育のことをブログにアップしたら、友人の小児科医から速攻でご指摘いただきました。
「日本語ちゃんと使えるようになるのが先でしょ!!!」
そうですね、その通りですね。
基本である母国語=日本語の理解やコミュニケーション能力が老若男女を問わず低下しているのは事実です。
五感をフルに使って情報を取り入れ、コピペやマニュアル丸写しではなく自分の頭で考えて、全身を使って表現する
全ての基本となるこのことを、まずは国会議員や中央省庁の方々が率先して身に着けてほしいですね。

小中学校での英語教育強化・・・絵に描いた餅??

2013-12-13 11:33:28 | つれづれ
今日の東京新聞Web版によれば、「文部科学省は13日、中学校の英語の授業を、原則として英語で行うことを決めた。本年度から英語で授業をしている高校に続き、2020年度からの実施を目指す。正式な教科でない「外国語活動」として実施している小学校は開始時期を小学5年から小学3年に前倒しし、5、6年は教科に格上げする。」とのこと。
クローバル社会で英語の必要性が高まっていること、これまでの知識偏重から使える英語への英語教育の転換が必要なことは確かですが、絵に描いた餅にならないのでしょうか?
つい先日(10月末)に財務省が、「現在70万人いる教職員の定数を毎年2000人ずつ削減し、今後7年かけて1万4000人削減すべきだ。平成以降少子化によって小中学校の児童生徒数は約30%減ったのに対して、教職員数は8%減にとどまっていて、児童生徒40人あたり教職員数は39%増えた。定数を減らした場合も、児童生徒あたりの教職員数は現状とほぼ変わらず、大幅に歳出を削減できる」と予算編成で文部科学省とやりあっているという報道があったばかりです。
それでなくても小学校の先生は全教科を一人で教えなくてはならないところに、生きた英語もなんて可能なんでしょうか?
教科担任の中学校だって、「授業はすべて英語で」なんてすぐできるのでしょうか?
絵に描いた餅にならないように、国は環境整備に責任を持って欲しいですね。