DonkeyMの部屋

Donkeyはロバ。格好良くなく、足も遅い。「のろま」とか「馬鹿」といった意味。日々の感動、怒り、愚痴等を記事にしたい。

政府の沖縄県民に対する説明は十分なのか?(普天間基地の辺野古移転問題)

2015-10-30 22:33:45 | 雑感

 普天間基地の辺野古移転については、こじれにこじれて、もはや収拾がつかないといったところなのだろうが、政府は沖縄県民に対し、十分な説明をしているのだろうか?

 過去に民主党は選挙公約として、「少なくても県外」と無責任な発言を行い、沖縄県民に期待を持たせ、その後、各県に基地移転先を振ったが、どこも、名乗りを挙げる県はなかった。それはそうだろう、何かと問題の多い基地を受け入れるなど、住民が賛成するはずもないからだ。その後、民主党は、自らの発言について、それが頓挫したことについて沖縄県民にきちんとした説明をしていないように思う。これもまた非常に不誠実で、日本政府に対する不信感を増大させている要因のひとつと言える。

 政権交代後、自民党は、そんないきさつについて一切触れずに、上から目線で、十分な説明もないままに、辺野古への移転を押し付けているように思える。これでは沖縄県民の理解が得られるはずもない。安倍さんは、しばしば外国に出かけていって、金をばら撒き、いい格好しいだけしているが、外国よりも、まず、国内の問題に真剣に取り組むべきではないのだろうか?まあ、安保法案でも、あれだけ反対意見が上がり、憲法違反だとの判断も法曹界から出されていたにもかかわらず、ほとんど説明をしないままに、数で押し切ってしまった経緯があり、丁寧な説明など期待できるはずもないと思うのだが、でも、このまま押し切って経野古移転を進めた場合、将来に禍根を残すことになることを肝に銘じて欲しいものだ。

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農業に巣くう寄生虫たち!(TPP関連)

2015-10-30 09:48:17 | 雑感

 TPPで、今、日本の農業の危機が叫ばれ、多額の税金がばら撒かれようとしている。その元凶の根っ子は、農業に巣くう寄生虫たちだ。農家はお人よしで、疑うことを知らない人が多い。そのため、疑いを持たないまま、甘い蜜に吸い寄せられ、そして、票を差し出してきた。中には、自らがどんどん弱っていく蜜だとうすうす感じている人達もいるにはいるのだろうが、そこは人間の弱さ、甘い蜜の誘惑にはなかなか勝てずに負けて、魔の手の餌食になってきた、蜜は、麻薬のような働きをし、痛みを和らげるが、同時に、体の持つ本来の再生能力をも低下させてしまう。

 寄生虫たちは、国会で一大勢力を構成し、政府に圧力を掛け、政府も、その圧力を撥ね退けるだけのきちんとした企画力もない。そこで、長いものには巻かれろ、強いものには逆らうな的な考えが大勢を占め、自己保身に終始してきた。輸入自由化が迫られるたびに、多額の税金をその対策費として計上し、実質上、バラまきを行ってきたわけだ。

 日本の農業は、高齢化に伴って、危機的な状況にあることは確かだ。しかし、全く希望がないわけではない。今も、新たな創造力と行動力を持ってたくましく成長している者たちも現実にはいるのだ。しかし、ここでまた、バラ撒きが行われると、その成長しつつある者たちの芽を摘んでしまい、取り返しのつかない事態に至ってしまうおそれがあるのだ。

 安倍さんも、強引、傲慢な指導力を遺憾なく発揮し、農業の寄生虫を退治し、農業の持つ本来の潜在力を発揮できるようにしてくれたら、少しは私の見方も好意的になるのだが、いかがなものだろう! 

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