森友学園の籠池元理事長が保釈され、まさに晴れやかな顔でカメラの前に現れた。実にすがすがしい良い顔をしていたように思う。あれだけ世間に騒がれ、時の人としてニュース番組を独占していたし、いざ保釈となると、報道各社のカメラがシャッターを切る。本人としては、実に、気分が良いのだろう。人間、こうでなくてはいけないと思う。
日大アメフトのタックル問題、監督が指示していた、指示していなかったと実に馬鹿らしいことで世間を騒がしている。もし、反則を指示していなくて予想していない出来事だったら、もっと素直に、あの反則が出て時点で、然るべく対応していただろう。それができない程、頭の働かない人間じゃないと思うよ。そうできなかった背景には、やはり心にやましいことがあり、自己保身に走ったためと考えるのが順当ではないのか?
世の中、悪人は悪人なりに、潔さを持っているし、身の程というものをわきまえているものだ。それに比べて、善人を装った人には、潔さがない。わかりきったことまで否定し、自ら泥沼にはまり込んでいく。実に見苦しい限りだ。そういった善人の皮をかぶった悪人が人の上に立っていること自体が異常としか言いようがないと思う。良いものは良い、悪いものは悪いで、はっきりさせようではないか!