街中の喫煙所に、電子タバコの人が並んでいるのが、とっても滑稽に見え、前にブログに書いたことがあった。しかし、そういう私も、ついに電子タバコを試してみることにした。まず、どの機種にするか、カタログを見ながら検討してみた。アイコスという商品は一番出回っているものらしく、どこのコンビニにも置いてあって、購入しやすいメリットがある一方、いったん吸い始めると、途中でやめてからまた吸うということができない。それは加熱方式で温度をかなり上げて喫煙するようになるため、途中での中断はできないようだ。一方、プルームテック(JT製)は、気化した蒸気をカートリッジに通して吸う方式のため、何度でも中断し、再開することができるというメリットがあること、USBで充電する方式のため、比較的簡単に充電ができ、かつ、普通のタバコ1箱分を吸える位にバッテリーが長持ちする。これならば、充電の手間も少なくて済む。まあ、そんなことを考慮し、私はプルームテックを選択した。
第一印象は、筆ペンを咥えているような感じがして、そうしている自分が少し滑稽に思えたが、煙?を吸い込んだ瞬間、パイプタバコ(甘いアプリコット風の葉を用いたときの)の記憶が蘇ってきた。まあ、これは何種類かあり、たまたま私が選んだものが、レギュラータイプだったからかも知れない。次に、途中で中断して再開したときも、違和感や嫌な臭い等もなく、再開できるという感じがした。少し横道に逸れるが、これならば、タバコを禁煙するときに、どうしても、吸いたい瞬間だけ、ちょっとニコチンを入れてみるということもでき、重宝するのではないか?禁煙パットに比べて割安かも知れないとも考えた。
いつも、タバコを吸いにベランダに出るとき、妻のいる部屋の窓を閉める。しかし、電子タバコは臭いが少なくて済むので、ベランダに出て吸うときに、窓を閉めなくて済むかと一瞬思ったが、次の瞬間、妻から、隣のマンションの1階にある美容室から出る臭いがきついから窓を閉めてくれという妻の要求を聞き、これは、儚い望みに終わった。
しばらくは、窓を閉めてからベランダで吸うことにしよう!